劇場公開日 2012年7月21日

おおかみこどもの雨と雪のレビュー・感想・評価

全302件中、201~220件目を表示

1.5カ―タンの映画レビュー

2013年4月23日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

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カ―タン

4.0たまに暇な時見返そうと思える

2013年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

萌える

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acamumu

4.0蒟蒻シティー

2013年3月30日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

単純

【ジャンル】
感動系、家族、ファンタジー、動物

【詳細】
脚本3
セリフ4
間合い4
明快度5
映像5
音楽3
配役4
カメラワーク4
リアリティ4
感動4
疾走感3
テンポ3
アクション3
スリル4
壮大さ2
格好良さ3
恐怖1
カタルシス3

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蒟蒻シティー

2.0オオカミの皮をかぶった底の浅い商業映画

2013年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

まず、正直な感想としては「断片的なテーマをご都合主義でまとめた上にオブラートで包んだよくわからない映画」という感じでした。

細田監督が得意とするCGも多用していて映像は非常に綺麗なんだけど、とにかくテーマが不明瞭かつ不適切。

女子大生の主人公「花」は、学生でもないのに講義を受けている長身イケメンに恋をする。
イケメンは自分がオオカミ男であることを告げるが、そのまま愛し合って子供が生まれる。

本来、人とオオカミのDNAは構造的に異なっているのでどんなに頑張っても狼人間は生まれない。このあたりで「これはSFなんですよ」と視聴者にお断りを入れているわけだ。

それにしても、「俺はオオカミ男だ」とカミングアウトした男と避妊もせずに性交してしまうあたり、最近の女子大生の乱れた性を表現しようとしているんだろうか。

それにしても獣姦である。画面には裸の女性と狼が布団になだれ込むシーンが映し出され、序盤から居心地が悪い。

「そういうシーンを描かないと後半の説明がつかない」というのもわかるが、あえて描く必要性はあるのだろうか。長年タブーとされてきた獣姦を全年齢アニメで描くのは教育上どうなのか。少なくとも自分に幼い子供がいたら見せたくはない。飼い犬と性行為の真似事でもされたら大変だ。

なんというか、発想が同人誌レベルなのである。

その後、2匹のおおかみこどもを残して父親のオオカミ男は死んでしまい、母親はシングルマザーになる。

都会のアパート暮らしだったため、暴れる子供に隣人から苦情が来たり、事情が事情なために定期検診も受けないことを不審に思った児童相談所が押しかけてくるシーンは、現代の子育てのしにくさや虐待問題を暗に表現したいのだろうか。

結局、人里離れた田舎に引っ越すことになり、廃屋のようなところに住み始めるのだが、実際問題としてシングルマザーが(特殊なハンデを背負った)子供を人里離れた田舎で育てるというのは相当の苦労があるのではないか。

これは誤解を恐れずにあえて言うのだが、「特殊なハンデ」という意味では障害児を抱える親の子育ての状況とも受け取れる。

生まれつきの体の障害は染色体(遺伝子)異常によって引き起こされるのだが、異常な染色体を持った親からは同じように障害児が生まれてくる可能性が高くなる。

障害を持った人でも恋愛し、子孫を残したいと願う気持ちはあってしかるべきなのだが、そこに葛藤が生まれるというのはよく耳にする。「もし自分のような障害を持った子供が生まれてしまったら」という恐怖がつきまとう。

最近では「障害」と呼ばずに「個性」だという風潮もあるようだが、今回のおおかみこどものようにおよそ個性と呼ぶには特殊すぎるケースの場合、子育ては壮絶なものになるだろう。

「アニメだから」という理由でそのへんの苦労を難なくこなしてしまう母親は、男性の俺から見てもバイタリティあふれるスーパーウーマンに見えた。

監督が女性だったらもう少し違う表現になっていたかもしれない。というかそもそもテーマに選ばないだろう。

しばらくの間は「貯金で」子育てするという設定だが、役所の手当もなしに子供を小学校まで育てるのにどれほどの金が必要かを考えると相当額の貯金があったのではないかと思われるが、このへんも妙にリアリティがない。実家の親には子供がいることを報告しているんだろうか。

「となりのトトロ」に代表される自然をテーマにした作品は、環境問題や自然の大切さを問いかけてくるため家族で観やすいし、映画賞などでの評価も高いんだと思われるが、自給自足のために畑を耕し、地元の農家と打ち解けていくシーンは、田舎のすばらしさを表現したいんだろうか。狙いがよくわからない。

最終的におおかみこどもの二人は、女の子が人間の世界で進学するため都会で寮生活、男の子がおおかみの世界へ戻ることを決意して一家離散する。

母親は都会に戻ることもできたのだろうが、おおかみになった男の子がいつでも戻れるようにと田舎暮らしを続けているんだろう。

「しっかり生きて!」とこどもに声援を送る母親だが、これは視聴者の誰に対するメッセージなのか。

冷静に考えると、人間界での生活を選んだ女の子はいずれ恋をして、再びおおかみの子供を産むのだろうか。

そしておおかみの世界に戻った男の子はメスのおおかみと交尾して、やはりおおかみの子供を授かるんだろうか。

そのあたりの疑問をすっかり丸投げにしたまま映画は終わる。

ちなみに、おおかみの母乳は人間のそれと成分が異なるため消化できず、おおかみに人間の育児は生物学的に不可能なんだとか。

また、世界各地で報告されている「野生児」は、発見後数年で死亡してしまうケースがほとんどらしい。たいていの場合、育児放棄された子供が半野生化するのではないかと見られている。

SF作品にリアリティを求めるなと言われたらそこまでなのだが、この作品はリアルさを追求している場所がずれていて、しかも中途半端なので妙な違和感を感じる。

おそらくではあるが、映画の企画やストーリー作りの会議で

「おおかみと人の恋という設定はどうでしょうか?」
「最近は育児が色々と問題になっているので、そのあたりも散りばめて」
「自然も入れたいよね、壮大な山とか、雪景色で」
「小さい子が急に半獣化したらかわいいよね」
「子供は二人いて、それぞれ別の人生を歩むというのは」
「いいねそれ、子供の自立という暗喩になるね」
「リアリティは、ストーリーの邪魔にならない程度で」
「これでいきましょう」

みたいな打ち合わせがあったのが感じ取れてしまうのだ

利益回収が目的の映画産業ではよくある、ご都合主義のストーリーというやつだ。
何か1本筋の通った信念のようなもの(一番何を言いたいか)がないから、都合のいいシーンを無理な設定でつなぎ合わせて可愛らしい動物というオブラートに包むという。

まさにオオカミの皮をかぶった商業映画でした

「時をかける少女」や「サマーウォーズ」が良かっただけに残念。

ではでは

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@どMなキョン

2.0はい、泣いてね作品(海猿状態)

2013年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

何が言いたいのかよくわかりません。

親が必死で子供を育てること。

外野から見ればどんな親子でも感動がありますが
おおかみとの子供たちって、あえての設定がよくわからん・・・

お父さんが死んでしまった理由が
最後にはわかるのかな?って思って見てたけど・・・

泣かせようという演出が、僕にはすごくうざい。

よく解らん

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きば

4.5非常に良かった!けれど…

2013年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

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ろーりん

4.0誰も彼も必死に生きている

2013年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

花のバックグラウンドがほとんど見えませんがあまり重要ではないです。おそらく。
二人の「おおかみこども」を育てるただ一人の母親としてひたむきに奮闘する様を画面いっぱいに見せてもらいました。
見ながら色々な事を考え想像し、母と子、それぞれの思いに心を揺さぶられます。
微笑ましくもなり、苦しくもなり、愛しくなり。

見せたかったのは親離れ子離れという点に尽きる気がします。
ラストシーンははとても良かったですし、監督が込めた思いも伝わってきます。

ただ最初に述べたように母親のバックグラウンドが見えない分、彼女の葛藤が薄く思えてしまう。
画で表現出来ているかというとそうでもない。
ほんの少しの見せ方で随分変わる気がします。次の作品に期待したいです。

宮崎あおいさんの優しい演技は素敵でした。
作品の色や匂いにぴったりとハマる女優さんです。

現実に向き合い笑って悩んでへこんで転んで立ち上がる。
命あるものの生き様を、丁寧に丁寧に描いた一作だと思います。
見てよかったです。

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nano-hana

3.5物足りなさを感じてしまった・・・

2013年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

好きな監督で何処か期待して観ていたせいか後半に、物足りなさを感じた・・・
全体的に作りは良質で好感が持てたし「母と子」のテーマも感じられたが
「おおかみこども」と言う”凝った”設定にしたのだから
個人的には、もっと強く訴えかけても良かったように感じてしまった。

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年配キリギリス

4.0いつか訪れる“子離れ”準備映画。

2013年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

“おおかみの血”というのが例えば『前科』とか『身心の障害』を象徴した表現だとしたら、わりと普遍的なお話になってくる。
親がその境遇を呪ってないなら、子供たちはそれを受け入れ育ち、そしてそれぞれに生き方を選んで行くんだろう。いつの間にか訪れるその時に、ちゃんと背中を見送れる親でありたいと思わせられた。

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ウシダトモユキ(無人島キネマ)

3.0泣けたけど少しもやもや

2013年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

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accina.

3.5ラストだけ魂を感じた

2012年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

飛行機の中で見ました。
この映画は知らなかったです。監督さんも知りませんでしたが、アニメ「時をかける少女は」見たことがあります。(退屈な映画という印象。)

この映画の絵は、コンプレックスアニメにならないように注意し工夫した絵って感じ。
本質はコンプレックスアニメの絵と同じように思えます。
見れなくはないが、むずがゆい。

雨が最後に選んだ道が、それに答える花が、監督さんが一番見せたかったところでしょう。
そこには、魂を感じました。
感動しました。

ただ、それ以外のストーリーが・・・
妄想だから、魂は感じない。
頭でも考えてないから、関心もしない。
一枚の絵にもバックグラウンドをスケッチブックいっぱい妄想しないのでしょうかね。
花の両親は?友達は?花の好きな食べ物は?好きな色は?好きな教科は?初恋の人は?実家は一軒屋?犬を飼っていた?
そういうの何も設定してないような軽いストーリー。
田舎の人に受け入れました^^のクダリは必要だったんでしょうかね?

この監督さんはまだ発展途中って感じですね。期待してます。

雪の声はよかった!

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あおい

4.0なんかリアル

2012年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

設定は現実にはありえないけど、
こういう子供たちいそうだよね。
って感じだった。
雪ちゃんに共感できるところがあった。

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マイリー

3.0母親への手紙。

2012年11月3日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

この映画は「母」に対する手紙だろうと思いました。

母親が傷つくだろうとわかっていながら、それをあえてやってしまう気持ちは、男の子なら誰にでもある経験でしょう。
自立心からか、それとも屈折した表現で愛情を確かめたいのか、いずれにせよ今となっては土下座しても足りないようなことを平気でしていました。
しかしそれでも子どもを心の底で肯定する母親というものには、息子は結局かないません。

この映画はそんな「母」に向けての感謝の手紙なのだと思います。

理想的すぎるといわれるのも、納得。大概の息子は底の底で、この映画から感じられる母親のイメージを、持っているのだと思います。

本人にはとても言えないですが。

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がらだま

4.0不思議とリアルな家族関係

2012年10月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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六畳半

3.5なんとも言葉にできない

2012年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

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tosoka

5.0子育てについて考えるきっかけ

2012年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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長井 祥和

4.0父親不要論?

2012年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

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kita-kitune

2.0丁寧な自然描写だが本物にはとうてい及ばず

2012年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

上映時間が2時間弱、なのにまるで3時間以上座らされていたかのような退屈感のある映画でした。

人間である母と狼男の父の出会いから、子供達の一定の成長までを描いたストーリーなのですが、どんなテーマを念頭に作られたのか、正直全く判りませんでした。

上映中に印象に残ったのは、数がやたらと多く、時間も余分にたっぷりと掛けられた自然描写の数々。風のささやき、草の息吹、水の調べなどが一生懸命にアニメーションで描かれています。

・・・が、やはり本物に叶うはずも無く。森の中の動物達のたたずまいなど、きちんと撮影されたドキュメンタリーでなら非常に興味をそそられますが、敢えてアニメで観たいとは思いません。スタッフの誰かが、不必要なチャレンジ精神を発揮してしまったのでしょうか。

作品中の時間の流れもあまりにご都合主義が鼻につきますし(畑1面を耕して畝をつくり、さらに新しく1面を一から開墾するシーンが、観客の立場からは1日か2日で女性一人でやり遂げたように見えました・・・無しでしょう)、とてもあの傑作を作った方々とは思えない残念な結果でした。

暴言覚悟で正直な感想を記すと、常識に欠ける若者が、いきおいで出来ちゃった婚してもきっと幸せになれるよ、子供は勝手に育つんだから、というエール?を送る映画なのかな?

子供時代の、特に雪ちゃんの表情は可愛かったですね。

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gsacra

3.5良いお話(作品)ではあるけど

2012年9月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

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4きね8

4.0親と子の成長をじっくり追った作品

2012年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

設定はかなり奇天烈だけれど、「母と子」という普遍的なテーマを基本に据え、花と雨、雪の3人が13年かけて、親として、子として、共に育ちあいながら成長して行く姿をじっくりと追った作品で好感が持てました。
ただ、雨があいう生き方を選んで、花が村人たちに何と説明したのかな???ってなことはまぁ、どうでも良いか(^^;

中学生の恋愛を描いた『時をかける少女』。結婚を前提にした家族関係が底流の『サマーウォーズ』に続く作品と位置づけられ、これで3部作の完成とういうところでしょうか。

しかし、一見気難しそうな近所の農家の韮崎オヤジを声を演ずる菅原文太兄ぃが、とってもイイ味出してましたね~。

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shikahiko