おおかみこどもの雨と雪のレビュー・感想・評価
全319件中、181~200件目を表示
こどもたちのはしゃぐ姿がとても愛らしく、そして母の強さに感動
全編にわたって素敵な音楽が流れてる中、雪の回想形式での語りですすむ花の子育て奮闘記と雪と雨の成長記録のドキュメンタリーでもあります。
幼少時代の雪たちのはしゃぎまわる姿がとても愛らしく、母として花の意思の強さにも感動して、里山の生活や大自然の表現に感動し、雪や雨の成長と決断にも目がはなせないなど色々な要素が詰まっていてほんとにいい作品だと感じました。
それぞれの道を歩むということ。
声優は、かなりマッチしてたかも。
ほぼ花と雨と雪のストーリー。
結構早い段階で彼が亡くなってしまう。
亡くなってしまったシーンは、予想外な場所と姿で発見される。
切なくて悲しかった。
おおかみの血を受け継いでいるせいで、家で赤ちゃんを生むという荒技!
現実世界では考えられない。
辛い時も笑っている花に、心を打たれる。
一所懸命生活していると、近所の人達が徐々に花達に心を許していく様が見ていてほっとした。
最後、雨が選んだ人生は花から見たら辛いかもしれないけど良い選択だとおもった。
親の喜びと悲しみ
ギャハ
ファンタジーな世界観のために、やや粗さが目立つけど結構面白かったです。
印象に残ったというか、この映画のテーマなのかなと思うもの、それは人生の選択です。
小さい頃は雪が強く狼サイドで、雨が人間サイド。このまま行くか?と思ったら成長するにつれてその立場は逆になっていく。
雨はきっぱりと自分を狼だと言う、そういう考えは純人間の(笑)私には無理なので、なんだか不思議な気持ちになりました。
大体よく映画とかである狼人間もいつもは人間時々オオカミみたいな、どちらかと言えば人間サイドな事が多い気がします。
最後には雨は完全に人間とは決別してしまうわけですが、子供の人生の無限の選択肢に憧れてしまいます。
成長する、というのは可能性を削ぎ落としていくことだと個人的に考えているのですが、この映画を見ていて思ったのは、そういった成長は何故か哀しみや淋しさを伴うものだなぁと。
人間と狼の両面を持っていても構わない子供時代(大人になったら片方を捨てる理由は別に無いけど)は、こっちも見ていてなんだか落ち着く。
雪がワ-ギャハハハハハハwwwwwと楽しそうに遊んでいる様子は誰でもホッコリしますよね。それにしてもすげぇ笑い方だな
それに対して少し大人びた(っていってもまだ小4なんだよね)雪それに雨はどこか、自分が成長の段階で棄てようとしている片方の自分に淋しさを覚えているように見えます。
物語も終盤に差し掛かる。
もう一つの可能性を放棄したその先には、一方で自分の望んだ世界が、また一方では放棄した可能性への終わりのない後悔があります。
何がその方向への決断を決定付けるのか、それは人それぞれ、あるいは自分でも分かってないのかも
人生って不思議だなぁと
あと、それを認めてあげる親ね。これが今の時代、実は一番重要なんじゃないかな??
最後にツッコミ所ひとつ
狼男が急に道端で死んでてそのまま回収でいいのかよ!
あまりにも展開が急で、僕だったら死ぬ気であのゴミ収集車を止めるのに〜止めろよ!何としてでも!
なんで?旦那さん呆気なく死んであなたこれからその精神状態保ってけるの??なんて思いました。せめて遺体だけでも回収してくれー
細田守監督の力
総合85点 ( ストーリー:80点|キャスト:80点|演出:90点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
狼人間という空想の話を持ってきておきながら、それを現実的な家族の話として愛情と人生の選択を上手に取り上げていた。夫のわずかな貯金もいつまでも続かないだろうし、家族の生活を母一人でどうやって支えたのか、助けてくれる大学の友人はいないのかというような突っ込みどころもある。でもそのようなところをばっさりと切り捨てて、描きたいところを集中して描いてくれるのは本筋がわかりやすい。事情のある特殊な子供ではあるけれども、結局は愛する我が子に惜しみない愛情を注ぐ母の姿と子供たちの成長、人生の岐路を美しく見て取れて、悲しみも含みながら幸せな気分にもなった。夫との出会い、子供たちとの関係も純粋な描き方で綺麗だった。
映像は、時々実写をコンピューターを使って取り入れたものをアニメ処理して使っているように思える。悪く言えば手抜きともいえるが、綺麗だし労力の節約にもなるので良くないことばかりでもない。それが良いのか悪いのか、このあたりの判断は難しい。
「時をかける少女」「サマーウォーズ」と細田守監督の過去の作品を観てきて、今回のこの作品で彼の演出力の高さを確認できた。私はこの監督が気にいったし、今後の日本の映画界に大きな足跡を残す人となってもらえると期待しているし、今後の作品も楽しみだ。
花の強さ
ここまで賛否分かれるアニメも珍しい。
先日金曜ロードショー録画を鑑賞。
私は比較的に面白く見れた。物語中盤の雪原を走るシーンは感動とも違う、何かこの家族の幸福感にあてられて涙してしまった。素晴らしいシーンだと思います。
ジャンルとしてはファンタジー映画ですが、多くの物語とは構造が違っている。現実世界にファンタジー素材が介入して非現実を作り出すのではなく、逆にファンタジーの人間(おおかみ)が現実でどう生きていくかの物語。結局現実社会で個人がどう生きていくか。構造的には現実の社会の映画の様に思えます。
おおかみこども達の存在が現実の差別やら子育て問題の社会構造の問題の比喩になっている様に見えて物語では全くそこには触れません。問題提起してる描写が感じ取れるのに一切をスルーされると見ている方はフラストレーションを感じざるを得ません。
先のファンタジー逆転の構造が鑑賞者を惑わせる要因となって監督がいくらファンタジーとしてその中の世界を美しく描いても観客は現実から抜け出せない。何か心の何処かで違和感や"で、これからどうすんの?実際"という無粋な感情が生まれてしまう。
要所のシーンの美しさや、こどもたちの成長の演出はとても好きだけど、以上の事から全体的に惜しい印象が否めない。
現実感と非現実感のバランス
何とも、後味が微妙な作品なんだろう。
皆さんの評価が二分化されているのもわかるなあ。非現実的なファンタジーとしてみても、面白いし、子供にも見せられる。現実感を求めて、実話としてみると設定のディテールが少し甘いし、生活って悲壮感がやっぱり甘いなって感じてしまう。だからバランスなんではないでしょうか。アニメーションって(特にジブリ作品は)どちらかに徹底されていたのでないでしょうか。だから、見る人は明確であり、、みたくない人は避ければ良かった。そういう意味では、この作品、評価に困る。キャラも可愛いし、ファタジーとも言えるが、ストーリーは微妙、突っ込み所満載です。言いづらいんだが、まあまあとしか言えない。ファンタジーに癒される年でもないし。かといって全面的に否定するほど、ひねくれ者でないし。なんか、レビューし辛い作品でした。
オタクが一般人向けに映画作ってあげました
つまんね。
ほ~ら狼子供かわいいでしょ~、とか
ここで号泣してね~、とか
監督の狙いが透けて見える映画。
これで感動できないのは素人だというのなら私は素人で結構です。
オタクが一般人向けに映画作ってあげました臭がすごい。それに、一般人向けに作った割にはオタク臭がすごい。
サマーウォーズもそうだけど、あの人物の大袈裟で不自然な動き方といい、御都合主義丸出しの設定、物語展開といい、この人は秋葉原から外に出られないんだなあと思ってしまいました。
狼子供も、獣臭そうな狼にでもすればまだ見直せるのに、オタク受けしそうな小綺麗なビジュアル。
人物も、顔の横の毛の書き方が綾波レイそっくり。
どこか、いや全体的にオタク臭いんだよなあ…
ああ、だからハウル降ろされたのか。
作品の至る所にトトロのオマージュという名のパクリが見られますが、そういうのがちらつけばちらつくほど、ああトトロって凄かったんだなあ(別に好きではないけど)と思い知らされます。
個人的に、雪が男の子に怪我させちゃって車の中でごめんなさーいって号泣するシーンは、サツキがお母さんが死んじゃったらどうしよう!っておばあちゃんの前で号泣するシーンのパクリだと勝手に思っているのですが、今まで散々ギャーギャー泣いたり喚いたりしてきた雪が今更ここで泣いたってあんまりグッと来ません。サツキは今までいい子だったからあのシーンで感情爆発させる事に意味があるのに。
あと、あの転校生の男の子の、他人との距離の取り方がなってないのが(初対面の女の子にいきなり獣臭いと言ったり、素っ気ない雪に執拗につきまとったり)、二次元で生きている人の描く世界だなあと思いました。
最後に。
バツイチのくせにいつまでたっても大人にならない少女気取りのぶりっ子、宮崎あおいの声が耳障り。以上。
人間性が意外にリアルでした。
悲しい映画でした
金曜ロードショーにて、初めて観ました。
映画館にまでは観に行くほどではないまでも
興味があった映画でした。
ですから、肯定的な視点でいましたが、、
とても悲しくなりました。
花とおおかみ男は、、一体何なんだと、、思いました。
全く持って、こんなに不愉快な映画は生まれてはじめてです。
子供達が、苦しむのは明らかに分かり切った話で
一人ならまだしも、二人も身籠って生み、、
無責任極まりない、大人としてありえない。
通常の人間にはなりきれない苦しみが
子供達の人生にのしかかるのは当然で
なのに、
花は最後、満足気な顔、逆に 雨の選択を許すがごとく表情。
同じ母として、許せない。
雪も、雨も、花のそばから離れ強く生きていくような想定ではあっても
それは、花とおおかみ男が子供達の人生を無責任に扱った結果。
途中出てくるショウタ君の親も、子を捨て男に走る。
だから、早く大人になりたいとつぶやく雪に頷く。
この映画に出てくる大人は
ただの性欲と自己愛を肯定する醜い大人ばかり。
最低最悪の映画。
気分が悪くなった。
子を持つ親は、ほとんどが子の人生に責任持ち
精一杯守る。
これは、この映画は、おかしい。
勿論子供が親を守ることは美しいかもしれないが
花は子供に守られすぎ。
よく虐待を受けた子供が
どんな状況でも、親を擁護する言葉を紡ぎ出すが、、
そんな、様相と同じだった。
それとも、
子殺しさえする身勝手な、大人になりきれない親への
メッセージなのか。
こんなにも気分を害する映画は無いと
一緒に見ていた子供へ話した。
悲しい映画でした。
この映画は面白いですよ
この映画は本当によかったと思います!
当時上映中の時で行かせていただくことはできせんでしたが、
小説を見て雪のちょいとやんちゃな面白さに笑えますし、
雨の性格が特に好きで、父にの「狼男」が死んでしまうのはちょっと悲しかったですね;w; でも小説で見てからDVD発売当時に面白かったので買うほど面白かったです。
特に最後の雨と雪の旅立ちのところは泣けました;w;[自分は]
雨君や雪ちゃんのちょっとかわいらしさもありますし
雨と雪がケンカするところは僕と姉に似てましたねw
なんだかこの映画見てると少し気持ちがわかります。
ちなみに僕はこの映画30回見ました♪(DVDで)
ぜひ興味がお持ちになられた方、小説などで見てみるのはいかかでしょうか?
僕としてはこれは100点満点中100点越えの映画だと思います!!
鑑賞日間違ってたらごめんないさい><
鑑賞日は一番最初に見た日です><
全319件中、181~200件目を表示










