コネクション マフィアたちの法廷

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コネクション マフィアたちの法廷

解説

「十二人の怒れる男」「評決」の名匠シドニー・ルメットが、ビン・ディーゼルを主演に迎えた法廷劇。1987年から88年の21カ月間におよび、アメリカ史上最長の刑事裁判として歴史に残るマフィアのルッケーゼ・ファミリー裁判を映画化した。ニュージャージーの悪名高いマフィアの一味、ルッケーゼ・ファミリーに属するジャッキー・ディノーシオは、麻薬取引の現場を押さえられ逮捕される。刑期を短くするため仲間を売るように検事から司法取引を持ちかけられるが、仲間を裏切ることが許せないジャッキーは取引を拒否。裁判では、被告人でありながら自らの弁護も行うという驚きの行動に出る。

2006年製作/124分/アメリカ
原題または英題:Find Me Guilty
配給:ミッドシップ
劇場公開日:2012年5月19日

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映画レビュー

3.5法廷内の争い

2012年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

ユーモアがある男は、自己弁護でもユーモアを発揮する。
悪人はすべて悪、という検察と、悪人でもすべてが悪ではない、という被告側。
その対立の決断は陪審員にゆだねられた。

陪審員の心をどれだけ掴めるか、というのにアメリカの裁判はかかっているようです。日本のものとはだいぶ違います。彼らが悪い事をしているのは確かでありますし、そんな彼らに嫌悪感を抱くのも当たり前。検察の言い分もよく分かります。悪を決して許してはならない。しかし、この映画はマフィアファミリーの絆が焦点になっているので、『悪人である』ことは無視しましょう、すると映画が楽しく見れます。

一人の男の筋の通った生き様に焦点があてられています。
司法取引をした方が有利でも『仲間は売らない』と頑として応じない。
かっこいー。
例えお気に入りのソファを取り上げられたって、例え殴られたって、例え良い食事とワインで接待されたって。
ううん、しびれます。

良いキャラだったのは裁判長!
最初は法廷内の秩序を守ろうと頑張っていて、冷たい態度だったのですが、
こちらが歩み寄れば、あちらも歩み寄る。いやあ、良い人ですね。

自分の居場所はどんな場所でも『認められている』ことで幸せな居場所になる。
彼が自分は好かれていると実感できてよかったです。

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いずる

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