裏切りのサーカスのレビュー・感想・評価
全92件中、21~40件目を表示
難しすぎる
見る前に口コミで「難しくて理解できない」って言うのは沢山見たから、名前だけでも把握しようとこのアプリで確認しながら見たが、全く理解できなかった。
ただ、登場人物が本当に豪華だからそれだけでも楽しめた。トム・ハーディとベネディクト・カンバーバッチの金髪姿が見れて嬉しい。2人ともお似合い。
見終わったあとに細かいことまで書いてある解説を1時間以上かけて見たが、とっても面白い内容だという事が判明。2時間の映画より、1時間の解説を見ている時の方が楽しかった。
これでバッチリ内容が頭に入ったし、もう一度見てみよっかな
ちなみにこの映画は伏線がすごい散りばめられている。あと見ている人のために、ゲイリーオールドマンのメガネの縁が現在と回想シーンで違ったり、次のシーンはどこでのシーンなのかを直前に示唆しているらしい。
イケてるオッサンの祭典映画
パッケージのゲイリー・オールドマンがあまりにも格好良すぎて内容を全く知らずにDVDを借りました。
パッケージの画像やタイトルから、「ちょっと頭使う作品かな?」と推測していましたが、予想以上に頭を使って体力が持って行かれる作品でしたね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
1960年代のイギリスが舞台。ミッションに失敗してしまったことから責任を取って諜報機関「サーカス」を辞任したスマイリー(ゲイリー・オールドマン)。彼の元にある日、特命が下された。それは「サーカスの幹部の中にいる裏切り者(二重スパイ)を探せ」というものだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
始めに謝っておきますが、このレビューを書いている時点で映画鑑賞してから3週間近く経過しておりまして、正直映画の細かいディティールまで覚えてないです。
ただ、他のレビュアーさんたちが言っているように、登場人物が多いわりに皆スーツだしオッサンだし、見分けが付きづらいのが気になりました。もちろん、人の顔の見分けが付かないのは私が悪いんですけどね。イチャモンつけてスイマセン。
しかしこういう「裏切り者は誰だ」「お前だったのか」みたいなフーダニットのスパイ映画において「キャラクターの見分けが付かない」って結構致命的でして、この映画をきちんと楽しめたかどうかは疑問が残ります。
決してつまらないわけではありません。要所要所できちんと盛り上がりがあるし、雰囲気もお洒落でカッコいい。「スパイ映画」と聞くと真っ先に「ミッションインポッシブル(MI)」を思い出しますが、MIのようなド派手なアクションはほとんど無い、知的なスパイ映画に仕上がっていたと思います。
正直、内容をしっかり理解できていない状態でのレビューです。時間と体力がある時にもう一度見返してみたいと思います。
非常に疲れるスパイ映画
あらすじでドンパチするのではないことはわかりますが、予想以上に疲れます。
原作をはしょって作られたのか、冒頭からセリフもなく画だけでかなり話が進みます。そして登場人物も多く、背景もいまいちつかみづらい。
脇を固める名優たちもさることながら、ゲイリー・オールドマンがよい。オールドマン好きなので観られましたが、そうでなければかなり退屈と感じるひとも多いかも。
粘着系イケオジ
じっとりと重厚感あるスパイミステリーですね
最後までじわじわと真相に近づき、最後の最後までわからない。そういう点ではうまい焦らしプレイです。
トリック自体は特に凝っているようではありませんが、ミステリーの絶対条件である手掛かりの出し方がうまいです。ミステリーに必ずいるミスリードに引っかかるタイプもいますし、主人公は聡明でなんのミスもなくすらすら謎を解きます。その点で言えばシャーロックホームズのような探偵ものに近いでしょうか。
ただ、ほんとうにねっとり、じっとりストーリーが進むので退屈だとかじれったいと思う方も多いかもしれません。
主要な登場人物は皆、おそらく何か抱えていて主人公にも妻に対しての執着という欠点に近いものがあります。そこがまた人間味を感じる良い点でした。
とにかくクールですし、ねっとりしてるので休日に流し見したい作品ですね
ハードル激高の地味系スパイ映画
友達に勧められて鑑賞。ルカレ原作か(ルカレ読んだことないけど)、そして俳優がやたらと豪華!これはいいぞ。と思って観始めたが、まーしんどかった!
名前とコードネーム両方が出てきたり、たまに差し込まれる過去の映像がわかりにくかったり、展開がとにかく地味だったりして何回も寝てしまった。家で寝転がりながらという鑑賞方法に問題があった。この映画でそんな鑑賞方法はダメだ。
なんとか前のシーンに戻るという作業を何回も繰り返してなんとかエンドロールにこじつけた。なんというハードルの高さ!これ、映画館で観ていたなら相当やばかったかも。
実は結末も、あれ、こんな解釈であってるのかなと不安になった。何か伏線を見逃してる気がしてしまう。こんなスパイ映画もあるんだな。ある意味心に残る映画だった。
難解でも好きな映画
007 イーサン・ホークでもないとても大人なスパイ映画。とても難解なストーリーで一度見たけでは理解しにくい。
ただ、繰り返し見る事によって理解して、発見して行く映画だと思う。
見る人を選ぶ映画だと思う。
宝のもちぐされ
主役張りの面々達にびっくり❣どれだけの作品に仕上がってるのか期待しました!残念ですがそれは最後までかないませんでした!いいところは(個人の感想ですが)なし!でもイ
ギリス映画のヒーリングの勉強にはなりました!
おっさんばかりのスパイ作品
スパイ映画と言えば、「007」とか「M:I」とかで、
最新の特撮技術でドンパチやって終了、という感じですが、
この映画は舞台が少し昔な故、武器使用は少なく、
推理モノになっている分、人物相関が重要になっていて、
それを頭に留めておくのが大変。
推理モノなのは、内部の人間の洗い出しだから当然なんだけど、
冷戦下のヨーロッパ、特に英国諜報部にとっては、
フィクションにせずとも身近な問題だったのが伝わってくる。
そういった歴史的な背景が好きな人にはお勧め。
主要人物はおっさんばっかりで、嫌いじゃないが女っ気が無い。
唯一女っ気があるシーンがそこだけ濃厚。
おっさんばっかりでおまけにホモネタもちらほらとあり、
或る意味大いなるボケな話なのかと勘ぐってしまう。
しかし、ゲイリーオールドマン、コリンファース、トムハーディー、
英国代表の色男達はその存在感は秀逸。
個人的にはティンカー役のトビージョーンズが好き。
難解な上に、淡々と進むストーリー・・・
難しい・・。難しすぎる・・
冒頭から、たくさんの登場人物、その中で見た目が似ている人がいたりして。そして、同じ人物を上の名前で読んだり、下の名前で読んだり。ストーリーが全く理解できず。さらに、盛り上がりなく淡々と静かに、とてもスローに進んでいくストーリー展開・・・。途中から夢うつつでした 笑 なんとも見る側に不親切な作品でした。こういう敷居の高い作品はダメでした。もう一度見れば、多少理解が及ぶかもしれないけど、2度目を見たいと思わせる程の魅力はなかった。
今をときめく名優たちがたくさん出ている作品だけに残念でした。カンパーバッチも、トム・ハーディも今とは雰囲気が違って不思議だった。みんなまだ若い!
難しい!
ゲイリーオールドマンにコリンファース。
名優ぞろいの本作、しかもスパイもの!
結構期待して観てたら、難しすぎてわからない!
でも、全体的な雰囲気とか、言葉少なく内側から滲み出るようなゲイリーオールドマンの演技がとても良かった。
メガネ紳士かっこよすぎる、渋ぶすぎる。
夜中に鑑賞してたこともあり、名前とかごちゃごちゃで訳が分からなくなりそうなこともあり、睡魔と戦いながら観た。
でも、流石にモグラの正体がわかるラスト20分くらいから目が覚めて最後まで見ることができた。
観終わって、すぐにネットで解説読んでやっと理解できました。
原作読んでから、映画の方を見たら楽しめたのかも。
でも、つまらなくはないので、機会があったらもう一回見てもいいかも。
説明不十分な名作
公開から数年後、ふと題名を思い出し、DVDで鑑賞しました。
あらかじめ登場人物の名前と顔を暗記しておいたので入り方はスムーズに入ることができました。
(これから見ようと思っている方も予習してから鑑賞するのを個人的にはお勧めします。)
壮大なスパイ映画を想像したり、とてつもないどんでん返しを期待してはいけません。この作品の見所はそういうところではない。
私が考えるこの作品の1番の見所は、豪華役者陣の演技による間接的描写です。
少し難しく言いましたが、要するに俳優の演技力だけでキャラクターの性格や、関係性、なぜそのような行動をとったのかを読み解け、という意味です。
この肝心の見所があるせいで、複数回観る人が増えている理由なのかもしれません。
好きが好きではないかと聞かれたら、あまり好きなタイプの映画ではありませんでした。
ですが、本質がどこにあるのか、言おうとしてるメッセージはなんなのか、という所を大切にするのであればこれは素晴らしい名作なのだと、鑑賞後に感じました。
友達にはオススメしませんが、個人的には記憶に残る名作だと感じます。
冷戦下で繰り広げられる謀略の数々を静かに綴る重厚なポリティカルスリラー
東西冷戦下のMI6、通称”サーカス”のリーダー、コントロールは内部にKGBのスパイ「もぐら」がいると確信。情報収集のために部下をハンガリーに派遣するも殺害されてしまい、彼の右腕スマイリーとともに責任を取って引退する。若手諜報員ターは「もぐら」の情報を持つKGBのイリーナと接触、彼女を亡命させようと画策するがサーカスに連絡した途端にKGBに連れ去られてしまう。「もぐら」の存在を確信したターの上司ギラムはスマイリーに「もぐら」探しを依頼、スマイリーは、引退後死去したコントロールが独自に「もぐら」を追っていていくつか手がかりを遺していたことを知る。容疑者は4人の幹部、ティンカー、テイラー、ソルジャー、プアマン。スマイリーは彼らの身辺を洗いながら自身の過去に深く関わる事実に近づいていく。
アクション要素が殆どない地味なスパイ映画。静かに繰り広げられる騙し合い、凄惨な拷問と暗殺が色褪せた色調の中で繰り広げられる。時代考証が徹底されていて小道具のひとつひとつに70年代の風情が宿っています。『ぼくのエリ』で80年代の空気感を再現し、美しい雪景色のストックホルムで鮮血に塗れた恋物語を紡いだ監督トーマス・アルフレッドソンの確かな手腕に酔える重厚な作品でした。
2回観る必要がある
ゲイリーオールドマンを求めて鑑賞。
レオンの悪役を見た後のゲイリー2作目。
作品は難解。時系列も舞台も行ったり来たりでバラバラ。
登場人物も多数。誰が何て名前なのかもわからないまま進んでいく。
それでもおもしろい。それでも内容が気になる。
ずっと見ていたい。節々に気になる画やセリフがあるから、
理解していなくても興味がわく。
演技が秀逸なのは言うまでもない。
映像も綺麗だし、2回目ならもう少し理解できるかも。
人物と内容をおさらいした上で、もう一度見たい映画だな。
全92件中、21~40件目を表示