「見応えアリ!」裏切りのサーカス harukitaさんの映画レビュー(感想・評価)
見応えアリ!
予めレビューを拝読し、公式サイトで相関図をアタマに叩き込み鑑賞
久々に見応えのある良い作品だ。無駄なシーンなど無い、一瞬たりとも目が離せない、いったい誰が『もぐら』なのか!?まったく読めない展開
登場人物、特にサーカスと呼ばれる諜報部員の4人は名前と暗号の二通りの呼び方があるので、やはり顔と名前くらいは予習していく必要があります。
全体に落ち着いた色彩だからこそ赤、青、黄の色が印象に残る。メガネフレームの色の違いで現在と過去を区別してもいる。
ゲイリー・オールドマン演じるスマイリーが考えるシーン、シグナルが青から赤に変わり、レールが切り替わるカット、これぞ映画が走り出す瞬間!
そこから大団円へ向かう。『もぐら』がわかった後も“なるほど”と納得の展開だった。他のエンタメ系のスパイ映画も楽しいが、本作のような地に足が着いた大人のスパイ映画もかなりのものです。難しい映画なので、誰にでもという訳にはいきませんか、最近の映画は噛み応えがないなぁと感じている方に、ぜひ映画館で観ることをオススメします。予習を忘れずに。
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