劇場公開日 2012年4月21日

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「イケてるオッサンの祭典映画」裏切りのサーカス といぼさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0イケてるオッサンの祭典映画

2020年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

パッケージのゲイリー・オールドマンがあまりにも格好良すぎて内容を全く知らずにDVDを借りました。

パッケージの画像やタイトルから、「ちょっと頭使う作品かな?」と推測していましたが、予想以上に頭を使って体力が持って行かれる作品でしたね。

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1960年代のイギリスが舞台。ミッションに失敗してしまったことから責任を取って諜報機関「サーカス」を辞任したスマイリー(ゲイリー・オールドマン)。彼の元にある日、特命が下された。それは「サーカスの幹部の中にいる裏切り者(二重スパイ)を探せ」というものだった。
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始めに謝っておきますが、このレビューを書いている時点で映画鑑賞してから3週間近く経過しておりまして、正直映画の細かいディティールまで覚えてないです。

ただ、他のレビュアーさんたちが言っているように、登場人物が多いわりに皆スーツだしオッサンだし、見分けが付きづらいのが気になりました。もちろん、人の顔の見分けが付かないのは私が悪いんですけどね。イチャモンつけてスイマセン。

しかしこういう「裏切り者は誰だ」「お前だったのか」みたいなフーダニットのスパイ映画において「キャラクターの見分けが付かない」って結構致命的でして、この映画をきちんと楽しめたかどうかは疑問が残ります。

決してつまらないわけではありません。要所要所できちんと盛り上がりがあるし、雰囲気もお洒落でカッコいい。「スパイ映画」と聞くと真っ先に「ミッションインポッシブル(MI)」を思い出しますが、MIのようなド派手なアクションはほとんど無い、知的なスパイ映画に仕上がっていたと思います。

正直、内容をしっかり理解できていない状態でのレビューです。時間と体力がある時にもう一度見返してみたいと思います。

といぼ:レビューが長い人