アルゴのレビュー・感想・評価
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淡々とした緊迫感が余計に増幅させる
実際は、割とスムーズに脱出出来たらしい(笑)
ベン・アフレック、ほんといい役者になったと思う
偽の映画製作を立ち上げて、役者に本読みまでさせる
ポスターまで作って、有名監督まで引きずり込む
けど、そこらへんが流石アメリカ
「じゃ、やるか」てなるとこが凄い
映画のロケハンて、奇想天外なアイデア
考えるととこも凄いけど、実際にやっちゃう
バイタリティーというか、実行力
話はおおきく盛り上がる事無く進む
勿論、拘束されるまでに書類を処分したり
なだれ込んで来るイラク国民が迫ってくる場面や
バザーで写真撮影される辺り
ラストのフライトに乗れるのかって場面は
何度見ても手に汗握る
てか、集団心理て怖いわー
カリスマ的な指導者が統制とって動かす
集団と違って、怒りに任せて動き出す群衆って
圧倒的脅威になるんだって実感した
映画として、観客を引き付ける為の演出が
ちりばめられているんだろうけど
アカデミー作品賞も頷ける
天晴れな映画だ
「アルゴ、糞くらえ!!」ってセリフ大好きだ
何回見ても面白い
緊迫感がヒシヒシと。
1980年に起こった実際の大使館占拠事件を題材とした作品。バサー訪問から、飛行機搭乗までの張りつめた緊迫感がヒシヒシと伝わってきた。現実として、こんな救出作戦が決行されたんだと考えるとスゴいですね。 そして、作戦に携わった方々に畏敬の念を感じました。ただ、ストーリーで緊迫感の高まるシーンは、史実と違うストーリーなんですね。映画クルーのバザー訪問、イラン入国後の計画中止、そして、強行、離陸する飛行機に迫る革命防衛隊など。後からそれを知るとなーんだと思ってしまうけど、やはり、展開映えする危機があろうがなかろうが、彼らの決死の行動は称賛されるべきものですね。
ただ事件全体を見ると、アメリカ大使館で人質になった人たちが開放されたのはさらにこの1年後。。その事実に驚愕してしまいました。。
直観型のミッションドラマ
スリル・ドラマ系の作品。
2hハラハラしながら、誰かが一つでも判断を誤ったら失敗していた作戦だなと思う。
名のあるおっさん2人も、CIAの彼も、その上司もやるべきことをやりきった。そういう格好良さがあった。
カナダ大使館の家のお手伝いさんだけが不幸になった気がする。主人をかばったばかりに、母国から逃げなければならなくなった。。人として正しいことをしたのに悲しい。
あれ、これで終わり?
アカデミー作品賞も受賞している、実話を元にした在イラン米国大使館員の脱走劇。ハリウッド映画のスタッフに扮してイランから国外に出るまでを描く。ところどころで、バレてしまいそうでハラハラする場面が続き、緊張感があるものの、なんかすごく盛り上がるわけでもなく、あれ、もう終わり?という感じでした。脱出するメンバーの描写があっさりしてるので、あまり感情移入はしなかったな。
ハラハラドキドキしたいあなたへ!!
実話をもとにしていることもあり、
このハラハラ感は本物!!
心臓に悪い!!けどおもしろ!!
と思って2,3回視聴。
その後、実話のエピソードを調べてみると、
あれ、実際はここまで緊迫してない?
バザールとか本当は行ってないの?
と、あまり知りたくなかった情報がチラホラ‥
(詳しく知りたい方は「ARGO 実話」でググってみてください)
とまあ盛られてるにしろ、
ハラハラ感は楽しめるのでおすすめ!
冒頭10分、大使館機密書類処分が好き
冒頭10分に最大の価値がある
公開当初に視聴していたが
2021年アフガン崩壊で思い出し再視聴
やはり大使館の機密書類処分シーンが印象的
主人公の登場シーンがいい、テイクアウト容器が転がる部屋で、スーツのままベッドに突っ伏して寝ている中、電話で起床させられる・・・
美術、ヘアスタイル、ファッションに至るまで当時の空気感が感じられる
随所の色んな家電、古い電話がいいので注目してほしい
ハリウッドサインの老朽化が歴史に忠実だがインパクトあり
台詞回しがかっこいい
最後の作戦資料格納シーンが刺さった
昔見たときはそれほど面白く感じなかったが見返してみたら実に面白かった。
倒錯した「劇中劇」
政変の犠牲になった駐在大使を救う使命を帯びて、一見バカバカしいとしか思えない作戦を大真面目に遂行していくCIAエージェント。
その作戦とは、映画のロケハンに見せかけて彼らをスタッフになりすまさせ、国外に脱出するというもの。
こんなことが、本当に実行されたというのだから驚きだ。
映画は、ご存知の通り、高い評価を受けているので揺るぎないものに違いないが、個人的にはもう少し掘り下げて欲しかった。
例えば、なぜアメリカ人は処刑の対象になってしまうのか、拘束された6人はどういう立場で、なぜ動くことができないのか、そして、誰が(なにものが)彼らを追うのか。など、なんとなくぼんやりとしか理解できなかった。
ハリウッド映画は、国境を越えて様々な人に希望を与えてきた総合芸術だ。今作は、架空の映画が、文字通り人の命を救ったという「おとぎ話」なのだ。
よく「劇中劇」の形式で語られるストーリーはあるが、今作のように倒錯した「劇中劇」は前例がないであろう。
それが、批評家にうけた要因なのだろうか。
私は、楽しめなかった。
2013.9.27
この緊迫感は久しぶり
まず、これが事実に基づく映画とはかなりの驚きだった。6人が無事生還できるとわかっていても、最後までハラハラドキドキだった。特にラストの空港のシーン、ある程度は脚色してあるだろうが、飛行機が離陸して無事イラン空域外に出た時は、究極の脱出映画のように思わず感動してしまった。
それにしても、このCIAの主人公と6人を自宅にかくまったカナダ大使は素晴らしい。もしばれたら自分たちも殺される可能性があったはずなのに。こんなハイリスクなことは到底私にはできないと思った。ある意味では、人質を救出したランボーのような人間だ。もちろんランボーのほうはフィクションだけど。
正統派スリラー
とにかく面白いです。最後成功するのは初めからわかってるんだけど。なぜ面白いか、説明するの難しいですね?結局脚本褒めるか、演出がいいっていう掴みどころのない感想しかいえませんから。
ハリウッドの二人がカッコ良すぎて、オスカーではそのへんも受けたんでしょうね。私は好きですけど。
あと、DVDの特典で元大統領出てきて正座しちゃいました。共和党だけど。
偽映画で人質救出作戦。
そもそもこの作戦自体がめっちゃフィクション的だけど事実という時点で、この映画の全てが事実と信じそうになるけど、さすがに大統領の承認とか、反乱軍が追ってくるのが全部ギリギリなのはフィクションっぽいよね(全部事実に基づいてたらごめんなさい)。てか出国手続き通った時点でもう安全たと思ってたんだけど、この時代のイランは違うのかな?
最初にそもそもこうやって大使館占領された原因は英米が石油のとれるイランを利用しようとしたからだよって暗示されてるとこも好き。
CIA職員(救出のプロ)による自国民の救出作戦劇
所々、自分の作った作品を馬鹿にして笑いを取りつつも(Argo fuck yourself!)、結末はこの作品の背景を考えれば分かりつつも手に汗にぎるような緊張感がぴんと張り詰めている作品。同性から見てもイケメンなCIAの奪還のプロであり今作の主役であるトニー・メンデス(俳優:ベン・アフレック)の活躍や葛藤を見ていても面白いのだが、個性の強い映画プロデューサー(レスター・シーゲル、俳優: アラン・アーキン)や協力者ジョン・チェンバース (ジョン・グッドマン)を見ていても面白い。しかし、作品は2hrに作戦のあらましをギュッと押し込んだ形と為っている為、人物の深堀りは無く、緩急ある物事の連鎖をジェットコースターに乗りながら楽しむという形で鑑賞することとなり、見終わることでアルゴとは何だったのかが分かる仕掛けである。見ている中で所々その緩急を強めるために話をもったやろと思うところはあったが(wikipediaを見れば事実と異なる処が簡単に紹介されている)、それはそれで楽しめた。ラスト、航空機が離陸した後、皆が感極まる処は、涙こそでないが胸がツーンとするような共感を得ることができた。最後に、この作品は六人の自国民の命を知恵を駆使して救う事をテーマとして描く事だけにフォーカスを入れているため、その背景はこの作品からは背景でBGMのように流れるニュースからしか分からず、事前にそういう知識が無い上でよりこの作品を理解したいのならば他で調べる必要がある事に留意されたい。
映画史上、最多層構造
嘘と本当が拮抗した本当の一瞬が、そもそも嘘な映画という形で再現され本当の私が乗せられる。
嘘の映画を撮る玄人男を演じた実在の素人男を、実在の俳優として演じ演出する新米監督。
という映画史上最多層構造を愉しんだのだと思う。
だが再見時は案外楽しめず。
これまでの人生で最もドキドキした映画
どうしても高評価のレビューを残したくなる、実話をもとにした映画
コロナで緊急事態宣言が出ていたころ・・・
イオンシネマでは、ほぼ過去のジブリ映画しか上映していない中
珍しくポツンと実写映画が上映されているので
レイトショーの時間帯に観に行きました。
観客は私以外では、男性が1人だけ
開始時間に遅れ、席に座るころにはもう暴動のシーン。
米大使館に侵入しようと、雪崩のように押し寄せてくるデモ隊
これが超リアルで、いきなりドキドキMAXでした。
その後、何度も訪れる緊迫感
ヤバい、見つかる!、バレる!、捕まる!
自分も劇中に入り込んで最後までドキドキを体感する
それが、この映画の魅力です。
絶対おすすめ!!
この映画を観て思ったのは、
幽霊より、エイリアンより、
リアルな人間のほうが怖いということでした。
祝ベン・アフレック復活
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(もしくは『アルマゲドン』)以降、それを超えられないでもがいてるような印象を勝手に抱いてたけど、やはり、地力のあるフィルムメイカーなのね。
私が生まれた年にこんな事件があったこと、業界でも名の知れた人たちがこの作戦に力を貸していたことにも驚いた。
そして、最後は助かるとわかっててもハラハラ。
オスカー取るほどかどうかはちょっと疑問だけど、見ごたえのある作品ではありました。
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