アルゴのレビュー・感想・評価
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バレるか?バレないかのスリル
話の内容はシンプルで、イランから6人を出国させるために1人のCIAが偽装作戦を決行する話。
その作戦はなんと、映画の撮影ロケと偽ること。
作戦決行中は、いつ見つかるか、いつ捕まってしまうのか、まだ逃げられないのか、このまま見つかってしまうのか、
バレるかバレないかの瀬戸際と一瞬がスリルでした。
映画館にて観賞
相変わらず演出は渋く物腰は柔らかい。本人は演技しないでプロ感を醸し出す。
やっぱり、ベン・アフレックはクリント・イーストウッドに最も近い男だ。
事実をかなりの娯楽作に変換しているが、ラストはアラン・アーキンの発音で声に出して言いたい。
「アルゴ、フ●●ク ユアセルフ!」
ベンアフレックの今後に期待
何とも不思議で誰もが考えつかない驚きの脱出劇ストーリー。
実話なのが信じられない。
映画をでっち上げてクルーになりきって脱出する。
後日、ベンアフレックはCIAから勲章を授与される。
ベン・アフレック作品は面白い。
緊張感、最高
キネカ大森、名画座で観賞
緊張した。脱出劇は、どうしても手に汗握る。黄金のアディーレ然り、大脱走然り。
カナダ大使もCIAメンバーも、凄い人は確実に凄いのだなあとの思い。
仕事とはいえ、自らの危険を考えると、「人を救う」という使命感なしには考えられない行動だ。
まあ、こんな凄さを見る機会のない世界の方が幸せなのだろうが。革命直後のイランの緊迫感がひしひしと伝わってきた。
文化の違いがこんな悲劇を招いてしまうのは、イスラムのせいばかりとは言えない。
アメリカが民主主義絶対と考えすぎ、そうでないものを排除しよう、民主化しようと考えることから悲劇は始まっているように思う。
とか、難しいことを書いてしまいそうだが、映画の醍醐味は、緊迫感とそこからの解放、それを実現させる意思の力とチームワーク。
一瞬たりとも見逃せない
実際にあった事件を元に作成されたこの映画は、実際の事件との相違点はあるものの、とても上手く緊迫感を演出していると思った。これは、監督を務め更には主人公を演じたベン・アフレックの才能だと思う。
たくさんの人に見てほしい映画
実話ってのが面白さを高めてる
何とも不思議で誰もが考えつかない馬鹿げた脱出劇ストーリー。
実話なのが信じられない。
ベン・アフレック作品は面白い。
そして監督&で主演も務めどちらかが疎かになりそうだが共に良い演出と演技をかもちだしていた。
今後も楽しみにしてます。
製作・監督の差があきらかに
実話に基づく作品と冒頭で説明がありますが・・・
実話に相当脚色して本作品を製作しましたと説明を加えるべき。
同じジャンルとして後発ですがブリッジ・オブ・スパイの方が楽しめます。
これがアカデミー作品賞なのかと思える作品。
上品
怒れるイラン革命と間が抜けたロケハンという落差だけで十分面白い話。過剰にならないトーンで描く。上手くまとまっている。
ギアが入らなそうだがジタバタせずともギアは入ってくれる。そんなに間は取らせないスリル演出。上品。しかし、「どう上品でしょ」とドヤ顔してないか?そんな調子でたたみかけられるスリルとサスペンス。旨味成分はこってり。調べればそんな事実はなかったかことが分かる。ベンのドヤ顔が後に残る。
騙し通す
これは面白かった
実話を元にしているみたいで実際にこのような事件や作戦が行われていたなんてホント驚き
中盤以降のハラハラ感は下手なホラー見るよりずっとハラハラして怖かった
ラストはまさかのハッピーエンド
この歴史を全く知らなかったから何だかんだでバレるんやろうなと思っていた
だってアレだけバレるバレないのやり取りしていたから笑
実話を元にしているけどエンターテイメントとして凄く面白い映画でした
オススメです
Argo go fuck yourself
ベンアフレックは大衆映画しかやらないつまらない役者と思ってたけれど、こんな政治サスペンスでの演技で見直しました。
当時のハリウッドの舞台裏が描かれてるのがおもしろかったです。
シリアスな状況ゆえにバカげた設定がわらえました。
見応えがある
いい緊張感が映画の中に漂ってた。
アメリカが正義、敵が悪、というアメリカ映画にありがちな一視点からの描写でなく、アメリカがこの状況の引き金になっている、という客観性が良い。
実話、というのがまた緊張感を促す。
メンデスと6人が合流してからずっとドキドキ。
特に空港からレスターたち6番スタジオに電話をかけるとことかもう本当に手に汗握ってた(°_°)笑
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アメリカのノンフィクションのめちゃくちゃ感が好き。作り話のような、でも時より匂う現実感。でっかいよなあ、本当に。
前半はやや冗長。後半は一気に緊迫感が高まる。ラスト、綺麗に終わった...
前半はやや冗長。後半は一気に緊迫感が高まる。ラスト、綺麗に終わった感じなのだが、個人的には、やったーの部分で終了でも良かった気がする。
ドキュメンタリー性重視なのか、フィクション重視なのか、やや中途半端な感じ。
ホームコメディドラマ、マルコムインザミドル(これかなり面白い)でいつも裸だった父役、ブライアンクランストンの超真面目な演技が笑えた。
にしても中東の恐ろしさを改めて。絶対行きたくない。
映画としては完璧すぎる!!
なんか色々と素晴らしい映画だった。映画として完璧な出来だと思う。嘘のような事実を映画として残し世に送った。緊張感、緊迫感ありの演出。実話であることの演出。冒頭でアメリカが悪いとしっかり伝えること。色々と映画として完璧であった。ストーリーも面白いし、なんせ偽映画で救出するという嘘のような事実も面白い。とても人にオススメするにはもってこいな映画だった。本当によくできている。実話を忠実にと言ったらどうなのかなと思うかもしれないが映画としての作品は本当に完璧である。こういう事があったという事実を知れることも大きい。これは誰かにオススメしたくなる映画だった。4.5
緊迫感のある映像と詐欺行為の用意周到な準備の面白さ
総合85点 ( ストーリー:85点|キャスト:80点|演出:90点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
題名からしてギリシャ神話かと思っていたら全く違っていた。
国難において任務遂行のために実際にCIAによって計画された出来事を描いているが、何が起きていたのかその舞台裏を見せてくれるのが実に興味をそそるし面白い。真実性を出すために、映画の撮影のためといって実際に事務所をかまえて映画作成用に脚本を買って広告を作り制作発表をするという手順まで完全に整えていく下準備が凄い。『スティング』の詐欺計画をも思い出させるが、イランを騙すためなのだからこれもある意味で詐欺である。
そして緊迫の状況を見せる演出が良い。撮影はイランではなくトルコで行われたそうだが、まるで当時の現場を撮影した記録映像であるかのような迫力のある映像になっている。怒り狂うイランの大衆が過激な行動に出ているのが怖いし、本当に大きな出来事が起きて危険な状況になっているなというのが伝わってくる。空港の場面は盛りすぎて白々しさもあったが、全体に質はかなり高い。
かなり面白かった。『ザ・タウン』『ゴーン・ベイビー・ゴーン』等、ベン・アフラックは緊張感のある雰囲気を描くのが上手い。本作もそれを受け継いでいて、今まで観たベン・アフラック作品の中でも一番気に入った。
冒頭できちんとアメリカの悪さを伝えている
冒頭できちんとアメリカが石油利権を取り戻すために圧政をしいた独裁者を支援していた事、それがイラン人にバレて暴動になりアメリカ人への敵意になっている事を説明している。これは評価して良いと思う。
また、イラン側の表現もほぼ実際に起きていて写真や映像に残っているもので構成され、過度な演出でイランを悪印象に持っていこうとしていない。
そういった理性的な演出の中で、これだけ面白く出来るのは凄い事ではないだろうか。
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