ノア 約束の舟のレビュー・感想・評価
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ビジュアルはスゴイけれどもやっぱ内容が
背景も激しく切り替わるようなストップモーション的手法など、ビジュアルにおいてはかなり引きつけられました。
歴史的事実なのか宗教的な話なのか、作品の根本自体が曖昧なところが大いにあるので、観賞する前から、半端に歴史的で半端に教義的かもという不安がかなりありました。果たして、その予想は的中だったと思ったわけですが、迫力ある映像によって、最後まで観賞。
前半はかなりファンタジーのような感じで、これはこれでありかもと思ったけれど、後半のマッドな展開にはひいたし、ドロドロしたところから急に後光が差すような展開には、ポカーンっといった印象。
力強さとか、嫌な表現とか、見事なくらいに感情を揺さぶるレベルだったと思うけれど、なんかムカつくだけだったような…それも意図してのことなんだろうけど、そのムカつきを救済してくれる表現を自分では見いだすことができなかったので、あまり好きになれない作品だと思ってしまいました。
大作
何件か日本人の方のレビューを拝見しました。
宗教に疎いので〜から始まる文章をたくさん拝見しました。正直笑ってしまいました。
あなたが疎いのは感性だと思います。
世界は広いです。映画を楽しむためには感性を磨いたほうが楽しいですよ。典型的な遅日本人には合わない映画なのかな??
内容は素晴らしい映画でした。おすすめです。
無神論者の日本人であることを実感する映画
無神論者の日本人であることを実感する映画。
最近気づいたが、ほんと宗教(とくに聖書)を材にした映画で共感できたことがない。知識がないため再現性の評価も下せないが、もうダメなんだと思うほうがよさそう。終盤の説教くささが無理。
「沈黙」をある程度理解できるのは信心すること自体をテーマにしているからで、その葛藤なしの信仰を前提にされると、もう入りようがない。
どういうことかというと、言うのも躊躇われるが世界の宗派の割合から言って賞賛される割合が自ずと多いのが、この手の賛美?映画になるわけである。22億人が興味津々なわけで(さすがに、んなこたない、と思うけど。。)もう、数年に一度アイデンティティの確認みたいに大きな力が働いてるとしか思えない。
でも、マジで規模のわりにスベってる映画と思うわけだが、しかしこれに価値を見出す人がこの世界にはたくさんいる、その現実をもう理解しないといけないんだろう、と思うようになった。
悲しいかなその感覚だけは変えようがない。。
スペクタクルっす
観るの2回目です。
そもそも宗教関係に疎いため、前回は逸話のさわりだけの知識で見て、ナンダコリャ?でしたが、今回はWikipediaでしっかりと(?)勉強してから観てみました。
前よりは流れとか意味とか少しわかりながらですが、やっぱり、神も仏もねぇーなっていう感想。それ、映画の感想じゃねーじゃんって思うけど、そう思ったんだもん、仕方ない。
結論「神、酷い」。
神って全知全能じゃないのね。全知全能なら未来の事も予期出来るはずなのに、後で失敗したから全滅させるって酷い。
何も説明もなしに黙って従え、従わなきゃ全滅だぞって、人間より人間らしくねーすか?で、無慈悲な試し方も酷い。
傲岸不遜で専制主義な独裁者、子々孫々まで呪うとか酷い。
というのは置いといて、時空を超える壮大な一大スペクタクル映画としては面白かった。いろいろツッコミどころを世界中の人々に見させてくれたこともヨキかな。
いつかまた観るような気がするのはナゼでしょう。
物語についていけない、、
「ノア 約束の舟」
聖書に出てくるノアの方舟について、
映像化したような話でした。
個人的には、ノアの判断がおかしくて
キリスト教徒でないので、
神がどうだこうだと
何回も言われて決断していく。
映像、キャストは物凄いんですが、
物語の矛盾が多すぎて、嫌気がさしました。
エヴァンゲリオンみている感覚ですね。
個人的には、がっかり、星2.5の作品でした。
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こういうのって
出来事だけを追って
人物が描かれないとか。
登場人物が多すぎて
描写が雑になるとか。
そんな印象を
スペクタル物に持っています。
本作は
ノアの心情の移り変わりに焦点が当てられ
私の印象から、数歩、離れた作品でした
人間は存在していいんだ
生きていてもいいんだ
って、存在意義を見出すことが
神の直接的な啓示でなく
他者(人間・家族)によって
初めて気付くことが出来ることである
という美しい着地。
壮大な物語の中で
たった1人の人間の心の成長(?)変化(?)に
ピントが合っていて
こういうギャップを持ち込めるのって
センスかな
って思います。
史上最大の慈悲
サンテレビ「シネマスタジアム」で鑑賞。
クライマックスで発生する大津波のシーンはとてつもないスペクタクルで迫力満点ですが、そこまでが冗長過ぎました。
キリスト教的には、我々はノアの子孫と云うことになるんですねぇ…。そして人類は業深き生き物として生き残った…
※修正(2024/05/10)
【豪華キャストを配し、ノアの箱舟伝説を映像化したダーレン・アロノフスキー監督だが、やや脚本の練り方が足りなかった作品】
ラッセル・クロウを筆頭に豪華キャストを配した作品。
期待を持って、劇場に足を運んだ。
箱舟に乗り込んでいく動物達の姿(VFX)や洪水のシーン(VFX)はそれなりに見応えがあった。
が、ストーリー展開がかなり分かりにくく、キャラクターたちの関係性も上手く描かれていない感が残ってしまった作品。
<2014年6月28日 劇場にて鑑賞>
ノアの慈悲によって我々はここにいる
個人評価:4.2
ノアの箱舟の神話を素晴らしく骨太に、そしてエンターテイメント性も高く作り上げている。
見終わった後に感動と神聖な気持ちにしてくれる。人間は誰しも最初から善と悪と慈悲を持ち合わせている。聖書を読んだ事は無いが、色んな事を教えられる。
ラッセル・クロウやエマ・ワトソンの演技も素晴らしい。さすがブラック・スワンを撮った監督だと感嘆する。
CGを駆使し大掛かりなスペクタル作品で見応えは十二分ですが聖書の中...
CGを駆使し大掛かりなスペクタル作品で見応えは十二分ですが聖書の中身を期待すると裏切られる。
同じ原案ならナルニア国物語りの方が上。
2014.5.16
この監督は人間の黒い部分を描くのが上手い
とっても壮大で映画館で観る価値はあったけど。
さすが、ブラックスワンの監督だけあって、人間の酷さとか悪な部分とかを引き立てて描かれていて、ずーんと重い作品だった。
意外と分かりやすい
言わずと知れた「ノアの方舟」を現代の最新技術と大胆な構成で映画化。聖書が絡むと解釈がめっぽう弱くなるが、ファンタジックなストーリーで意外と分かりやすい物語になっている。旧約聖書を熟読していると物凄く楽しめるのか、あるいは怒り狂うのかは分からないが、本作を鑑賞してまず思うのが、神々の酷さである。失敗作の人間を洪水をもって根絶する。ノア自身も神の尊重第一主義であり、基本はもがき苦しむ罪なき人々は乗船拒否。見捨てるシーンもあった。実際、旧約聖書等をかいつまんで見てみると、万能の神という一般的に思われているイメージがだいぶ変わってくる。結構しくじるし、結構冷たくて心が狭いのである。人間は神々の容姿などを模して作られたとされるから、そういうものなのだろう。
舟に大多数の野生動物のつがいがやってくるシーンは圧巻の一言であり、方舟も現代のCG技術があれば大迫力の作りだ。そして、ここに岩のような体表を持つ堕天使というファンタジー要素が入ってくる。どうやら神々の意思に背き、人間に協力をしてしまったが故に堕天使となった模様だが、かなりいい味を出すキャラクターであり、人一倍感情移入出来る存在感抜群キャラであった。
終盤の展開は、賛否が分かれそうだが(実際かなり揉めていた)神が人間を試し、受け入れられた事で未来が広がっていったように思えるが、ある程度の信仰心が無いと何となくモヤッとしてしまうだろう。私のような人は一つのSFファンタジーとして観るべきだろうか。
うむむ、やっぱり厄介だなぁ
絶対的な神の御心(みこころ)と『人間の思い込み』は紙一重なのかもしれません。
自分が正しいと思う信念と単なる思い入れやこだわりなども実は紙一重で、これが職場の上司ともなると大変厄介なことになりますよね。
壮大なスケール
新約聖書を愛読しています。
旧約聖書だけど、気になってたので、楽しみにして見ました。
聖書の世界。キリスト教の教え。
奥深い内容だけど、内容は難しい解釈ではなかったです。
迫力あるダイナミックな映像です。映像が綺麗でCGとは思えないくらい。
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