アウトローのレビュー・感想・評価
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渋良い
DVDで2回目。前回観た時は、なんだか地味だなぁと思ったんだけど、地味は地味だけど、最初の射撃シーンはおっと思うし、2回目だったからストーリー以外のところもよく観れて、そしたらその後もずっと画面が綺麗なことに気付いて、話は普通っていうか、やっぱりミッションインポッシブルに比べて地味なんだけど、じわじわ笑えるシーンがいくつもあって、ジャック・リーチャーのキャラクターが、2枚目?なのか?みたいなとこが良かった。人との距離感がちょっとおかしい、微妙に近過ぎるところとか、なんで裸で近くに立つんだとか、敵から車のキーを手に入れてその車を見て気に入ったのかちょっと嬉しそうにロックを外すところとか、細かいところがすごく良かった。イーサンハントも良いけどジャックリーチャーもこれはこれで凄くいい!もっと観たい!続編あるかな〜あって欲しいな〜
カーチェイスも良かった。車を制御しきれない感じの怖さが出ていた。モーター音だけというのも良い。
格闘シーンも痛そうだったり、コミカルだったり、クライマックスの銃撃戦も楽しかったし緊張感があった。
あとは終盤の銃の練習場シーンがすごく好き。
じわじわと良い映画!
ハードボイル&トムクルーズ
緊張感あふれるハードボイル作品。
2時間があっという間でしたよ!
一部の観賞者のコメントを拝見すると、
もっとアクションを期待してたのに。。。などの意見がある模様。
ただ、予告編など見ずに"アウトロー"を観賞した私としては、
"偏見なく"のめり込んでしまいました。
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5人の銃殺事件が勃発。
犯人も簡単に捕まったかと思われたが。。。
そこで、主演であり、謎の男(正体は元海軍)トムクルーズ登場。
事件の弁護士とチームを組み、解決に当たることになるが。
弁護士も驚くような、勿論私もだが、
事件の糸口を次々と発見していく。
映画の撮り方としても、
弁護士が被害者の自宅を訪れるも、
危険を察し慌てて被害者宅を飛び出し、
車に乗り込むシーン等々、興奮の連続でした。
事件に妙な疑問を感じ(最初から尾行されていること、事件現場でも
不可解な点があったり。)真犯人を突き止めるトムクルーズ。
最後の戦闘シーンでも、
唯の銃撃戦ではなく、囮となる手段など
観ていて感心です!
そして、最後、トムクルーズについて
"信頼できる男だ"??(曖昧ですみません)
ってのもいい男であるとの印象を残すいいシーンでした。
これは面白い、→評価は4.0!!
リーチャーを呼べ
なんか日本ではアクションいっぱいあるよ、みたいな感じでバンバンCM流してたけど、実際はサスペンスだからねw
なんか評価低いけどなかなか面白かったと思う。
単純そうに見えて難しい事件。それを持ち前の推理力?で事件を解決していくリーチャーを観ていくのはとても良かった。
原作の設定と多々違う点があるらしいが、トム演じるリーチャーはなかなか良かった。
ただ、もう少しアウトロー“無法者”ぽくした方が良かったんじゃないかと思う。
なんだかんだ言ってイイ奴なんですもんw
ストーリーもイイが、途中途中に出てくるアクションシーンもなかなかのものだ。
変なカットがなかったので見やすくて、迫力があった。
カーアクションはトム自身がやったらしいが、これもまたイイ。
CGをまったく使わなかったのは高く評価できるし、『ザ・ドライバー』みたいなカーチェイスでとても良かった。
全編通して言えることだが、演出が素晴らしいと思う。
余計なセリフを省くことで、渋めでハードボイルドな雰囲気を上手く作れていると思う。
クリストファー・マッカリー、今まで目をつけていなかったけど本作で一気に興味がわいた。
トムとも上手くやってそうだし?
どんどん続編を作ってほしい。
少し高めに4.0で。
『ミッションインポッシブル5』も期待できそうww
全米(♀)が惚れた
監督は西部劇を意識したそうなので、謎の流れ者がふらっとあらわれて事件を解決し、去っていく。という映画を作りたかったのだと思う。
だが、製作にも携わるトムクルは、ひたすらカッコいい新たなヒーロー・シリーズを作りたかったんでしょうね。
本作のストーリーなら、絶対にリーチャーは善か悪かわからない謎の男として描き、終盤に正義の男とわかるほうが面白くなったと思う!
リーチャーと目が合う女性が皆発情するような描写はいらないし(ロザムンド・パイクは一見発情していないように見えて、話す時顔がむっちゃ近い笑)、最初からぺらぺらよく喋って、全然アウトローでは無いよね(笑)
他にも、やたら長い上半身裸シーンに、引っ張ってからの銃の製造番号シーン、何度も「メモは必要ない!」て言うシーン。
こういうのは、さりげなくやるほうが格好良いのに(笑)
合間合間に入るユーモアっぽいシーンも、本作のサスペンスには噛み合ってない。
後半唐突に味方になり、大活躍するロバート・デュバルのリアリティの無い展開も、トムクルの意向らしいし、彼ほどの大物が製作にも絡むと、作品の雰囲気まで変えることができ、本作においては、アクションとしてもサスペンスとしても中途半端な、間違った方向に行ってしまったと思います。
ハードボイルド(固茹で)かと思いきや全体的に半煮え
ありゃ、ありゃりゃ、予告編で予想してた内容と全然違う。
どこからともなく現れて、独自の捜査で真相を暴き、
法的に裁けない黒幕を闇のスキルで葬り去るみたいな、
ひとり必殺仕置人な映画だと思い込んでいたのに。
いやまあ大体のスジはそんな感じなのだが、そこまで一匹狼でも無いしハードボイルドでも無い。
狙撃される人々をスコープ越しにナメていく序盤のシーンは緊張感があるし、
アナログ感バリバリのカーチェイスも良いのだけれど……
今どきの映画にしてはアクションシーンが大人し過ぎて物足りないし、
サスペンスとしてのスジはそこそこ面白いのに、展開が冗長。
『観客の意識の一歩先を行く』のが面白いサスペンス映画だとするなら、
この映画は観客にぴったりと歩調を合わせてしまっている。
1.25倍速くらいで観たら面白いだろうなあ、と鑑賞中にずっと考えていた。
また、『ユーモラスなシーン』というか『ユーモアを加えようとした痕跡』が
ちらほら見られるのだけれど、これがイマイチ笑いに繋がってない気が。
掛け合いのテンポやタイミングが悪いかなあ。
今のってジョーク……だよね……と随所で戸惑ってしまう感じ。
それらでかえって物語のテンポが落ちているように思える。
あと、キャラクタについて。
予告編では「俺はヒーローじゃない」なんてセリフが印象的だったけど、
これ、思いきりヒーロー映画だったんすねトムクルさん。
会う女性会う女性がみんな主人公の顔を見てウットリしたり、
銃の保管番号を勿体ぶった感じでわざわざ後から答えたり、
過剰にヒロイックに見せようという感じを受ける演出の数々が、見ていてちょっと気恥ずかしい。
大御所ロバート・デュバルもいきなり出てきたと思ったら、
自分が殺されるかも知れない戦いにあっさり参加。
いくら軍人どうしの連帯感が強固だからと言っても、流れが唐突過ぎないかなあ。
謎の男ゼックも、登場こそ威圧感たっぷりで素敵なのに、
以降は大した見せ場も無く、結局大物っぽい雰囲気を醸し出しておきながら、
そもそも何者だったのかよく分からないまま、小物っぽく退場してしまって脱力。
見応え十分な役者は揃っていたと思う。だが、
作り手がその役者の見応えのみに頼り過ぎていて、キャラ設定が薄弱になってないかしら。
以上!
ハードボイルド(固茹で)と思いきや、全体的に半煮えな印象。
ちょい厳しめの2.5判定で。
<2013/2/10鑑賞>
トムだから観た!
トムクルーズのアクション目当てで鑑賞。
がっつりアクションかと思ったら、
トム様が謎解きしちょる(*_*)わお
トム様のニヤけ顔が
アウトローでは観られなくて残念(笑)
しかしヘレンを助ける時に
エマーソンを撃ったシーンにはやられました♡
トム好きにはトムのクールなシーンが
たまらない作品だったんだけど、
ストーリーとしては、、どうかな。
勧めないな〜。
公式で訴えてる
非情なキャラクターっていうのが
あんまり、、伝わらなかったな〜。
結局良い奴だしなぁ。
あとね、trust meではなく、
belive meってセリフがあって
思わず笑った(笑)
枯れてもおトム様。
どこからどう見ても、
アウトローにも、流れ者や無法者にも、全く見えないのがおトム様。
(すごい親日ぶりだし、ファンへの挨拶も徹底してる)
そんな彼を堂々と使って、新シリーズ!?を始めるのかなと思うと
一体どんな内容なのかと^^;(原作は知らないし)思っちゃいますね。
どんな悪役やったって(人殺しでも)共感させちゃうお人柄ですから。
で、観てみたらやっぱり、いい奴じゃん!?となるのだけれど、
今回のJ・リーチャーっていう役、今までとそう変わりないヒーローと
思わせながらも、いい枯れ具合に靡いてきた今のトムに合っている。
なんかこう、ギンギラギンの油膜が剥がれて(変な言い方ですけど)
クリンビューで拭かれちゃった元・大スターが孤軍奮闘するという、
昔とった杵柄を温めつつ、もう前へ前へとアピールせずとも進める
余裕?のようなものを(なんかめんどくさい言い方ですが)感じます。
いい感じに枯れ始めてきたねぇ?そんな感じ。
なので、競演する若手たちがノビノビと演技力を発揮できている。
もうトムも、そういう歳になってきたんだなぁーと^^;
しかし彼がギンギラギンだった頃の映画ファンとしては、やはり後半、
あの元・海兵隊のジジイ(いいよね~デュヴァル)との共闘が心地良い。
たった一人で悪に立ち向かう肉体系かと思わせといて、なかなか
推理面でも(冒頭付近は)唸らされ、なぜ一度に5人もの無関係な人間が
殺されてしまったのかが、リーチャーの口からツラツラ解明される行は
非常に面白かった。このあたりは原作がそうなのかしら。
つい先日も、こんな結末を迎える作品を見たような気がするんだけど、
絶対コイツは味方だな、なんて思わない方がいいんだろうかねぇ^^;
意外な人間が悪と癒着しているケースは多々あるが、けっこうそのまま
終わっちゃって、エ?そうなの?どうして?なんていうこちら側の疑問
(一応ちゃんと説明はされてるけど)が、まるでそっちのけだったりする。
まぁ主題はそこじゃないんだからさ…と言われればそうなんだけど、
せっかくのエンターテインメントがスッキリしない終わり方をするって
いう、モヤモヤしたのが最近は多いな~、なんてオバさんは思うのだ。
仕方ないのでR・パイクの端正な美人顔を見て、楽しむことにしましょ。
幾ら枯れてきたとはいえ、さすがの肉体美(脱ぐだけあってね)のトム、
何か着てちょうだい、シャツはコレしかないんだ、なんていつの時代の
台詞言ってんだよ?と思いながらも、
あんな上半身を見せつけられてウロウロされちゃ~たまんないわよ。
突然次の場面で谷間の深いシャツを着てるパイクにもビックリしたけど。
最後まで可哀想なのは犯人役のバー(J・シコラ)で、軍隊にいた時から
この人には良いこと(やりがいっていうのも変だけど)がなかった訳よね。
まぁせめて、リーチャーと顔見知り(?)になっといて良かったけれど。
反対に、リーチャーと顔見知りになったばかりに不幸な目に合った少女、
サンディはまったく可哀相だったけども…。
宣伝されているような内容とはけっこうかけ離れているので、
ワリと地味目に楽しめる作品。これがシリーズ化されるかは謎ですが。
(エマーソン刑事役のD・オイェロウォ?の正しい発音を誰か教えて^^;)
マッカリー監督
ユージュアルサスペクツの監督、脚本と今知りました。テイストは似てますね。MIと違い、ストーリーが記憶に残る映画でした。ところで、刑事の犯罪の理由は何だったのか?
派手に行こうぜ!誰も怒らんから!
普通に面白かったです。
狙撃された被害者にスポットを当てるのは悲劇的ですね。
人間ドラマが描かれていてすごく良かったです。まあそこが核なんですが。
犯人の顔がしょっぱなからまるわかりなんで、コロンボ的なストーリーだったんですね。てっきりどんでん返しがあるのかと思いました。
でも何より台詞回しが最高ですね。
ヒロインが誘拐されて、「手を出すな!」って言うところを「知らんよ」ですからね。マッカリーもベタなハリウッド映画にウンザリしてたんでしょう。
けっこう新しいヒーローですね。
余計なラブシーンがない所も好感が持てます。
しかしクライマックスが採石場とは…中盤のカーチェイスをあんなカッコよくキメられるんなら、終盤にも持ってくればよかったのに。
まあそれだとカーアクション映画になっちゃいますけど、少しあっけなかった気がします。
あの、結末を見せない終わらせ方は大好きです。
いい映画です
原作者リー・チャイルドのキリングフロアーと前夜を読んでから映画を見ました。ジャック・リチャーは元々アメリカ軍隊内部の兵隊用の警察官です。正義の強い男です。ただ、普通と違うのはぶちきれると悪いやつを徹底的にやっつける加減なしでむちゃ強いことと鋭い洞察感を持つ一流の捜査官であったということです。今はなにものにもしばられない放浪者で軍の年金で暮らしています。(軍はなんやかんやで名誉除隊で家族は全員死んでいます)
原作読んだものからするとよくできた映画です。あくまでも自由に生きたいというのがジャック・リチャーの最大の希望で事件を解決したいわけではありません。ただ悪いやつをほっとけない、無実の罪も助けたい妙な正義感から事件にまきこまれます。静かに生きたいそんな男です。アウトローという映画の題名と予告編から違った感じの映画を想像する人もいるのかも。
いい映画です。
う~ん…
トム・クルーズ主演ということで、ど派手なアクションを期待していたのだが、これといった見応えはカーチェイスのシーンくらいだったかな。最後もびっくりする程あっさり人質救出…少数精鋭っぽい雰囲気だったけど、いくらなんでも護衛少なすぎ。
アクション映画としての派手さはなく、サスペンス映画としても物語が迷走気味。解明されてみると、動機やトリックが意外と薄っぺらくてびっくり。最初の方でいかにも深い陰謀がありそうな雰囲気や背後に大物がいる雰囲気を醸し出していたが故に、いざ蓋を開けてみると『あれ?そんなもん?』となってしまう。
配役は良いし、ところどころ見せ場もあって全体としては、それほど悪くないんだけど…たぶんこの映画はトム・クルーズじゃなかったら終わってる。
試写会で環境が悪かったので4.5だが、きっとシネコンで観たなら絶対5.0
このオープニングが最高に良いですね!!ピッツバーグ近郊のリバーサイドの街にズ~と
カメラが広い画を映しながら、入ってゆくと、そこへ音楽がかぶさってきますね、すると、カメラは、そこに登場したスナイパーの目線で街並みを追って映して行きます。
もう事件の香りがドンドンと胸に迫って来て、どんな展開が観られるのか期待で心がワクワクしていると、ある事件が起こるんですが、その頃には、観客の私はすっかり物語の中へと引き込まれて行ってしまう。実にこの入り方が巧いです。
アクション映画にはこう言うエンターテイメント性が必須条件です!
小説でも映画でもファーストシーンはその作品の命ですね!映画は特に、最初の5分が面白ければほぼ間違いなくその後も良い作品です。寝てしまう事無く安心して楽しめる作品間違いなしですからね。
そして、いよいよこの映画のヒーローのジャック・リーチャーの登場となります。
これがまた何処からともなく、スッと現れるんですよ。このオープニングを例えて言うなら、黒澤明の「用人棒」を観ている時のようなアウトロー(流れ者)の登場の仕方なんですね。
本作品について、まだ映画を観て無い人の為に詳しい内容については書けないので、これ以上は伏せて置きますが、この作品が面白いのは何故かと言えば、脚本と監督を務めたのは、あのサスペンスの名作「ユージュアル・サスペクツ」の脚本を書いてアカデミー賞を受賞したクリストファー・マッカリーだったからです。なるほどと納得しました。
そしてこの映画の原題はトム・クルーズの新たに挑んだヒーローの名前そのものである「ジャック・リーチャー」と言う名ですが、このキャラクター名が示す通り、映画はこの孤独な流れ者のアウトローそのものを表現する無駄の無いと言うか、隙の無い場面展開で、こちらも緊張しながら観て、思わず肩に力がギュッと入ってしまうんですが、そこはトムの映画です、これも巧くバランスで、笑えるシーンも入っているんだよね。しかし目玉は何と言っても、トム様のほぼスタントマン無しで、自分で運転して魅せてくれるカーチェイスアクションも迫力があってスカッと魅せてくれるのです。
そして観ていると、おや?と気が付くと時々見せるトムの表情が今では、単なる2枚目俳優から脱皮して、渋みと深みを感じさせる熟年俳優へと進化した事が観て取れるのです。これは、私生活で3度目の離婚が有ったばかりで、苦労が顔に出て来た為と言う事では決してなく、今迄のヒーローの像の様な、初老のヒーローでも、常に酒と女の匂いが混在する人物像を描いていて、何の真実味も無くて、嘘ぽかったが、その点でも、いかにもこの作品のリーチャーはアウトロー路線一直線なのだ!実にすっきりとキャラクター像が洗練されているのだ。そしてカーチェイスシーンばかりでない、リーチャーのクールさなどを観ていると、いかにこのトム・クルーズと言う俳優がプロフェッショナルに徹した、ビッグで、新たなヒーロー像がお似合いかが解ると言うものだ。余談だが我が家のTVは映画を楽しむ為に50インチTVなのだが、この映画はやはり自宅のDVDで観ようとは思わない!デカイスクリーンで観賞する為のエンタメ映画はやっぱりシネコンでもう一度観たい!是非あなたにもこの迫力を映画館で観て貰いたい。最高のカメラワークを楽しんでね!
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