劇場公開日 2013年3月1日

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「不遇のデンぜル・ワシントン」フライト bashibaさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5不遇のデンぜル・ワシントン

2013年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

冒頭、全裸の女性が部屋を歩き回るシーンがあり、私はシドニー・ルメットの遺作を思い浮かべてしまいました。とにかく、アルコール漬け、クスリ漬けの最低パイロットをデンぜル・ワシントンが演じ、最後には、改心し、疎遠だった息子ともめでたく和解します。そういうお話です。予定調和もいいとこです。この作品といい、前回の「デンジャラス・ラン」といい、最近のデンぜル・ワシントンは良い脚本に恵まれていないようです。このような脚本では、役者がいい演技をしても、結果的には、そこそこの演技にしか、見えません。それにしても、デンぜル・ワシントン、ちょっと、お腹に脂肪が付き過ぎですね。
 他の役者では、気の弱そうな、弁護士を演じていたドン・チ―ドルが良かったです。

bashiba