「正義かどうかなんて、そんなものは感じない。 ただアル中・薬中のパイ...」フライト キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
正義かどうかなんて、そんなものは感じない。 ただアル中・薬中のパイ...
正義かどうかなんて、そんなものは感じない。
ただアル中・薬中のパイロットが上手く操縦したという話。
操縦の腕は上級だが、生き様は下級。乗客・乗員関係なく亡くなった人がいるのに「英雄」という冠がつくことが納得できない。
最後に飲酒したのは自分で、アル中だと告白し、刑務所に入る。
罪をなすりつけず、自分だと懺悔し「自由」の身となる。キリスト教の懺悔のようなものだろうか。更正するのは当たり前だが、それを美化しようとする筋道。それはいただけない。
階段でがん患者さんが朝を迎えるのがありがたく、大切なことだと言ってたところ、そこだけがよかった。イノチの最前線を感じた。
アル中更正の話であれば、そっちをもっと描くべき。ちょっとがっかり。
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