最強のふたりのレビュー・感想・評価
全435件中、101~120件目を表示
こういう友情ってほんとに最強なのかも
正直一回目は笑っていいのか分からないような、ブラックジョークがあり楽しむことが出来ませんでしたが2回目鑑賞した時にコメディ映画だと思い見てみると、この友情があるからこそのブラックジョークで親友だからこそこういう事も笑って受け止められる、というか嬉しくも感じられるのかなとかおもったりもしました障害者として特別に接することが障害者に対しての優しさなのか、今の社会問題を何個も扱っています、テーマだけでみたらかなり重めだとは思いますが、それをコミカルにすることで、逆にメッセージが伝わってくるような気がしました。ラストシーンには涙が出るし、笑顔にもなれました、本当に大好きな1作です!実話であるのも凄いですね
よかった
フィリップは大富豪だけど首から上以外は全くごかない身体障害者。
ドリスはお金も仕事も品もないけど気のいい陽気な若者。
フィリップは多分退屈だったのだろう。
周りは仕様にや介護をする者たちで雇用関係だったり、
付き合いのある者は当然それなりの社会的地位のあるものばかり。
必要以上に気を使うものだったり、無駄に社交辞令が多く心動かされる
言葉は決して多くなかったのだと思う。それ故ドリスが来るまでは
いつも不機嫌な態度でいたようだ。
ドリスは身体障害者であるフィリップに対しても、友人に対する態度と
変わりなく、陽気で品がなく馬鹿だけどとても明るく接するので、
フィリップはひとりの人として対応してくれる彼がとても新鮮で
刺激的で楽しかったのだろうと思う。
身体障害者の気持ちはわからないが、きっと毎日気を使った言葉や
ご機嫌取る言葉ばかりだったらうんざりするだろうなとは思う。
たいていの実話は意外と短い関係で終わっちゃったりするけど、
実際でも10年も介護関係にあったらしく、友情は今もなお続いているらしい。
その後はドリスはフィリップの元を去り会社経営をして生活している。
映画は決して演出ではないことにホッとした気持ちになれてよかったな。
面白かった。
障害者ものにありがちな感動はありません
障害ものかぁ、
と思って泣ける映画と思うことなかれ。
そういう類の映画ではありません。
ダークに笑えて、グッとくる。そんな映画です。
障害者に弱くピュアなイメージを持っていたい人は観ても面白くないでしょう。
勿論これがリアルな訳ではないですが。
下品な場面もありますが、高校生くらいの子どもがいたら、こんな映画を観せたいものです。
某テレビ局の御涙頂戴番組よりは、よっぽど面白い。
余韻がすごい
大好きな映画
品格、サライと真逆に抑えたピアノ。
自分的にはフランス映画のイメージ変えた作品
話題作だっただけに観よう観ようと思いつつ、機会がなくほぼ10年たってやっと観てみた(笑)フランス映画はもともと好み系だったが、自分の中のフランス映画のイメージがガラリと変わった。すごく面白く観れた作品。特に役名フィリップの誕生日に役名ドリスが場違いなダンスをしたが、参加者皆が楽しくそれに乗ったシーンなぜか目頭が熱くなり強く印象に残った。
偏見
刺激が必要なのかな。
生きる原動力とでも言おうか。
随分と対象的な2人が主人公。
邦題に「最強」ってあったけど、そんな話でもないように思う。まぁ、補い合うといえばソレに近いのかもしれないが。
健常者であるドリスは、ガンガンフィリップの世界を壊していく。それがフィリップには楽しくて仕方ないみたいだ。腫れ物に触られるような眼差しで扱われていたのだろう。富豪でもあり雇主ならば、彼の意向に沿うように仕事をするのは当たり前の事だ。
だが彼には元々、それを理解するだけの教養がない。
刷り込まれてる通念みたいなものもない。
ドリスからみたら疑問の方が多いのだろう。
結果、フィリップが自ら作り上げた窮屈な世界は、ドリスによって破壊され尽くし、風通しが良くなる。
面接の時に彼が感じたインスピレーションは当たっていたのだろう。安全よりも変化を求めた。
彼の中で、それは繰り返される毎日からの解放であり、明日への期待であり刺激にもなるのだろう。
ドリスが壊したものはソレだけじゃない。
オペラからオーケストラから、詩や絵、里親としての遠慮や、障害者としてのフィリップや。
ドリスはフィリップの世界に革命を起こしたようなものだ。
そんなお2人の芝居は流石であった。
愛嬌のあるドリスはいいんだけど、フィリップさんは達者だった。
最後のレストランで見せる不安とか、ドリスと別れてからの苛立ちとか、押し殺す笑いとか、まぁよく動く。
総体的には良作であった。
isleさんのレビューが秀逸だった。
原題が「Intouchables」不可侵領域とでも訳せばよいだろうか?
それへの造詣の深い事。
なるほど、教養があれば尚作品を深く知る事もできるのだな。ここにきてフランス映画の文脈を理解したような感じだった。
見応えあり!
たまたま最近みた映画の 『グリーンブック』と比べてしまう。 どちら...
爽やかな心地よさのある映画
タブーを恐れない。 素直で、正直で、飾らない。 経験し、吸収し、日...
タブーを恐れない。
素直で、正直で、飾らない。
経験し、吸収し、日々成長する。
臆さず人と接し、仲間を大切にし、今を楽しむ。
そんな彼も、愛する母の前では
自分らしくいられることはできなかった。
いい息子になれなかったことを後悔し
せめていい兄でいようとする。
弟たちには自分のようになって欲しくないから。
愛してるを伝えたいだけのに、伝える方法も知らないから、
盗んで来た卵を渡す場面が切ない。
あるがままの自分では愛されないと思い、
誰もが劣等感を抱えている。
でも同情なんていらない。
辛い過去を生きて来たからって
かわいそうだなんて思われたくもない。
お互いに。
体の動かないフィリップにとっては、
常に世界は恐怖であり、
背中で車椅子を押してくれる人を信頼するしかない。
爆走したって、ちょび髭生やされたって。
信じているから、安心して笑うことができる。
信じているから、逃げずに、デートすることができる。
採用基準は、信頼できる人間かどうかだけだった。
自分は同情で車椅子を押していなかっただろうか。
信頼して命を預けてもらえているのだろうか。
自分自身があるがままで愛する勇気はあるだろうか。
学ぶことが多い映画だった。
モップ頭のクロワッサンがどうなったか知りたい。
いい意味でヤンキーに影響される。
全435件中、101~120件目を表示