最強のふたりのレビュー・感想・評価
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人生は誰にでも美しく尊い
五体満足健康であっても心が渇いてる。そんな瞬間もある。
でも、ふとしたキッカケで渇きは吹き飛び、希望や光にとなることもある。自分はそんなキッカケを与えられるだろうか。過去、与えてくれた人はいるだろうか。と考えてしまう。
そして、前向きに生きることを教えてくれる作品でした。
喜怒哀楽、人生色々ありますが、
思いきり笑って、愛しい家族と友達に感謝を伝えよう。
あなたの人生は美しく尊い、そして、あなただけのもの。
私も悔いが残らないよう、精一杯、生きたいと思う。
フォーカスがどこかわからない。
メッセージはいいけど実話なだけに盛り上がりがない
鑑賞後の気持ち
不完全燃焼
鑑賞後の心の変化
みんなが思う思いやりが全ての人に適応するとは限らない
鑑賞後の行動の変化
人と関わる上で、一般的な優しい人を演じるのではなく相手の気持ちを優先して行動したいと思った
好きなシーン
髭を剃っているシーン
嫌いなシーン
障害者へのブラックジョーク
(映画の伝えたいことのために必要なことは理解した上で嫌い)
偶然ではなく、必然的だった2人の出会い!!
真の友情
アース・ウィンド・アンド・ファイヤー!
自由・奔放さと規律・秩序の交錯が二人を成長させ…
以前、やはりTVで観た記憶があったが、
短縮版だったためか今一つピンと来なく、
NHKBSでの放映を機会に再鑑賞。
事前に観た「グリーンブック」との
比較の点でも興味をそそられた。
映画自体の出来としては、
ノンフィクション作品にありがちな、
登場人物のその後の事実を
ナレーションで描いたこの作品よりも、
フィクション作品ならではの
見事なラストシーンで締め括った
「グリーンブック」の方に軍配を上げたいが、
両作品の観点こそは異なるものの、
今やどの国においても
多様な人種混在の現実や所得格差の問題、
そしてLGBTへの理解が進むことを
思い知らされる。
そして、この作品では
自由・奔放さと規律・秩序の交錯が、
主人公二人を成長させていく
経過が面白かった。
果たして「最強のふたり」とは何か。
多分に「自由と規律」あるいは
「変革と伝統」への程良いバランス感覚が
より良い社会の形成と人間の尊厳に寄与する
のではないかとの観点を
主人公二人に集約して描いた作品
なのだろうと思った。
ヒトは何を求める?
何を求める 風の中行く
種田山頭火
たとえ多くのものをを持っていても、たとえ多くのものを喪っていても、ヒトは何を求めるのかしら?。
私、ヒトと距離を詰めるのが苦手なの。いつまでも、仲良しでいられる自信がないから。他者とはちょっと距離置いて、あまりヒトの印象に残らない存在でいるのが、楽なのね。だから、ヒトとヒトが解り合える、ヒトが打ち解け合う映画に、緊張しちゃう。だって、いつまでも、仲良しでいられるのか、不安になるから。
ところが、世の中とは不思議なもので、そんな私にも、付き合いの長い呑み仲間がいます。私のキャラを知ってか知らずか、いつの間にか、私の懐に居座っている。あるいは、絶妙の間合いで、鎧の隙間に野太刀を突き立ててくる。私には真似できない、ある意味最強のキャラです。
私は誰かの最強になるつもりはありませんが、世間様には、そんな最強のキャラがいるようです。諸般の事情で、酒席にありつけない日々が続きますが、大切にしないとね。
私はヒトに何を求める?
最強のキャラに、乾杯!。
お互いの人生に刺激を与え合った二人
ドリス(オマール・シー)とフィリップスが共助精神が旺盛だから二人が交流できたのだろうか? たしかに、自助しか考えていない二人だったら接点はなかったろう。しかし二人はこんなことを考えて心が通じ合えたのだろうか。この映画は事実をベースにしているので、脚色はあるだろうが現実にあったことなのだ。
私はキアロスタミ監督のある映画に出てくる青年を思い出した。彼の言葉で直訳ではないが、共助の見本のようなことを言う。貧しい人と金持ちが結婚して助け合うべきだと。という意味は単純に考えて数学のできない人とできる人がいっしょに助け合って学ぶべきだということだと思う。
果たしてこういう実例をよく見るだろうか?
私は教師なので、はっきりいってこういう例を見る。クラスの中でだからもしれない。先生がいるからかもね。またそれに反して、自分勝手の見本のような生徒もいる。「先生、XXさんとパートナーになるのは嫌です。全然勉強しないから一緒に座らせないでください」と。共助を踏まえて成長していくことについて話しても聞き入れない。自分のことしか頭にない。
そこで、この二人のナレソメ、初めから相性が良かったんだろうか。映画の最後の字幕でもわかるように、お互いにそれぞれ結婚していても二人は友達だったと。あくまでも個人的な見解だが、フィリップは自分を介護してくれる人を見つけるために何度も面接をしているようだが、なかなか気に入った人が見つからない。50歩100歩と言ったら聞こえがいいが、彼の好奇心を揺さぶる人は出てこなかった。ドリスの思考や発言にはフィリップのように(偏見かもしれないが)教養が高い当時のフランスの文化をわきまえて行動できるタイプではなかったのだ。フィリップの持っていないものに対する魅力、正反対といっていいくらいに違う人間に対して興味を持ったのだ。自分と180度正反対な人間との接点を探すのが難しいのが現実だ。この二人が歩み寄りを見せているのだ。例えば、フィリップは娘の教育をドリスから学び、ドリスは芸術をフィリップから学んでいる。他にも、フィリップはハングライダーや人生に再挑戦できたし、ドリスはおばさんから認められることができた。
分断の時代だが、全く相入れそうもないふたりの人間が共に助け合えた。現実にあった話だと。
人に勧められる前向きになれる映画!
ありのままの二人。ほっこりするハートフル映画
実話でなければ見ていられない
邦題の意味がよく解らないが…
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