「巨人を誰が演じているかを探るのが楽しい」進撃の巨人 ATTACK ON TITAN kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
巨人を誰が演じているかを探るのが楽しい
TVアニメ版と比較すると、若干の変更が気になる。エレンは巨人の最初の襲撃でミカサを見失い、別れ別れになったことが一番。ミカサ(水原)は生き延びて、表町?の最前線でシキナミ(長谷川)の下で班長として活躍していたのだ。エレン(三浦)にとっては見捨てたという負い目から再会も素直に喜べない状況。シキナミ(リヴァイ兵長か?)との関係も怪しげだったため、失恋にも似た思いが感じられる。脚本のクレジットに町山智浩が名を連ねていることも興味深い(笑)
世紀末思想感のような戦争による荒廃した町並みなんてのも映像は大したもの。しかし、巨人のモデルというか、みんなお笑い芸人のように見えるくらいの人間ぽい顔が難点。恐怖心も薄らいでしまった。終盤、エレンが巨人に飲み込まれ、変身する巨人のCGはとても良かっただけに・・・
【2016年ケーブルテレビにて】
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