「「うほほぉーい!こぉんなの初めてぇぇぇ」・・・まぁ、確かに。」進撃の巨人 ATTACK ON TITAN アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
「うほほぉーい!こぉんなの初めてぇぇぇ」・・・まぁ、確かに。
原作はマンガのみ途中まで読んでて、アニメは観ていません。正直大して思い入れのない方です。今更ながら「デキが酷い酷いと言われてるがどれ程のもんだろう」っと好奇心で見てみたのですが・・・
うん!間違いなく面白くない!!
別に原作から変わってたっていいんです。面白ければ。ファンは多少不満があっても面白ければ納得します。問題は1つの映画作品として面白くない所にあります。例えば大ヒットしている「アベンジャーズ」も原作からは随分と変わっています。それでも人気なのは単純に面白いからです。
色んな方のレビューを見ていると評価の高い方は映像が凄かったとのコメントで、低い方はストーリーやキャラクターが致命的だったとコメントされています。殆んどストーリーが面白かったとの意見はみられません。
もう確かにストーリーやキャラクターの行動のおかしさ、セリフの陳腐さがどうしようもない。あ、でもこの映画の制作に参加した映画評論家の町山さんの書いた脚本とはかなり変わっているみたいなので、戦犯はその場の思い付きでストーリーを変えていったと言われる樋口監督なのかな?
確かに日本映画ではハリウッド程の予算はないでしょう。オッサンにしか見えない巨人は、もっと予算と時間があればエレンや超大型の巨人のようにマシにできたかもしれません。
しかしながら、この作品で皆さんがツッコンでいるのはストーリーであったり、キャラクターであったりとお金に関係ない所が多いように思えます。とりあえず登場人物の行動が意味不明。え、何故今叫ぶ?とか、色々と理解不能です。不自然なストーリーやキャラクターはお金の問題ではなく、作品が酷評されることを予算のせいにした監督は大人としていかがな物かと思います。
やはり樋口監督が勧めるようにアクション映画を観たいのであれば、ハリウッド作品を観たが良いなっと思いました。