「B級ジャパニーズホラー」進撃の巨人 ATTACK ON TITAN SHさんの映画レビュー(感想・評価)
B級ジャパニーズホラー
率直に良くないと思ったので、とりあえず嫌だった部分を吐き出します。三浦春馬の演技、音楽、シキシマのリンゴ、アテレコですよー的なせりふ回し、エロさを感じないエロシーン、エンドで主役級の名前が2回表示されるところ…ぐらいにしておきます。
円谷イズムとか元祖ゴジラ、大魔神、四谷怪談といった日本映画の伝統を受け継いでいるような作品に見えました。故になぜか不思議な時代遅れな感じがしてしまいます。自分の頭の中では常に大魔神の幻影がちらついていました、作品の趣旨や背景は全く違うけれども─。
がれきがスポンジのようにぽんぽん弾む一方、殺戮や血糊が異様にリアルさを醸し出していて、まるでB級映画と呼ばれるものの典型なのでは!?と思ってしまいました。それだから良いとか悪いとかの決め手になっているのではなく、冒頭で列記したとおり嫌な部分が多すぎました。初めて映画館の中で罵声を飛ばしてしまったほどです(大音響の中でしたけど─)。
しょうがないから後半も見てやるか─(何様のつもりと言われるかもしれませんが)、そんな気持ちです。
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