「ある意味映画秘宝。」進撃の巨人 ATTACK ON TITAN スペースカルシウムさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味映画秘宝。
イッちゃった近所の裸のおじさんおばさんが、そのまデカくなって人を喰うのを延々見せられるのは果てしなく拷問に近く、そんな近所のおじさんの首を味方側が切り刻んでみても、ただただいたたまれない。
人間側のドラマはコレだけ時間かけても、喰われたらかわいそうなのは石原さとみくらいで、あとはさっさと喰われたほうがマシとも思える薄さ。
終盤幾らか見られる巨人が出てきて少々アガるものの、それで後編に続く!…もう観ません。
樋口監督はガメラの頃からファンで新作ゴジラにも期待していますが、一気に期待のハードル下がりました…。
樋口監督のツイッターが炎上していましたが、超映画批評、点数中身ともに甘い
と思います。
町山智浩さんが参加しているので、ある意味映画秘宝的なトンデモ映画であり、その点では成功しているのかも知れません。
今年のワースト映画賞を余裕で競う、怪作だと思います。
追記、キネマ旬報で高評価レビューが多かったことに愕然としました。玄人向けってことでしょうか…。ちょっとクラクラきました。
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