「もはや別物。」マレフィセント eigakabosuさんの映画レビュー(感想・評価)
もはや別物。
クリックして本文を読む
ディズニーだしアンジーだしとりあえず、と言った感じの流れで鑑賞。
ベースとなる「眠れる森の美女」は昔鑑賞したきりで、ストーリーはうろ覚えでした。
それでもわかるまさかの切り口。もはや別物。
アンジェリーナジョリーの為の映画と言っても過言ではないです。吹き替えでも観たのですが、たまにショムニの江角マキコが登場します。
オーロラ役は可愛いけれどなんとも素朴。もう少し華があったほうがプリンセスらしかったかも。
オーロラがマレフィセントのキスで目覚める辺りなんかはあっさり仕上げすぎていて拍子抜けしました。もっとドラマチックに描いても罰は当たらない。
後半は完全な勧善懲悪。オーロラの父であるステファン王が死んでハッピーエンド、腑に落ちない部分は多少はあります。ジブリが描いたら全く違うものになるんだろうな。
とは言え、気になる細かい部分は私が日本人だから。
とにかく映像が綺麗でした。何故映画館で見なかったのか大後悔。
マレフィセントの人間味溢れるキャラクターもとても魅力的。徐々に芽生えるオーロラへの愛情と母性、マレフィセントの感情の変化、ディアヴァルとの関係性も微笑ましい。
テンポも良かったので凄く短く感じました。もう少し長く楽しみたかったです。
これはいい。
コメントする