アイアンマン3のレビュー・感想・評価
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期待通り!!
待ちに待った「アイアンマン3」。
予告編を見た時に、「今回は、何だかシリアスっぽいな~」と思っていたのだけれど。
そのシリアス感が良かった。
過去においての、トニー・スタークと二人の人物の出会い。
そこから始まり、今現在へと続く、トニーの苦悩。
あの「おちゃらけトニーが苦悩するなんて」・・・。
そこを、ロバート・ダウニーJr.が、あの可愛いお目々で好演している。
アクションに手抜きはなく、より一層充実していて、見ごたえたっぷり。
20体以上のアイアンマンは、壮観。
ペッパーも大活躍。
ここまでアクションを見せてくれたら、もう何も言うことはありません。はい。
一人の少年との出会いは、トニーにとても重要なことを示唆してくれた。
それを感じ取れる人間であるということが、大切。
アイアンマンスーツを着ていれば、アイアンマンなのか?!
そうではない。
中に入る人間こそが、アイアンマンとなるのだ。
トニー・スタークの、一つの終わりと、新たな出発。
エンドロール中も、気を抜かないで。
エンドロール後にも映像あり。
絶対に見逃さないで。
アイアンマン1と2、アベンジャーズをも見ておくと、よりよくわかるし、より味わい深いと思う。
愛を感じるね~
2Dで鑑賞しました。
アベンジャーズの戦いのあとPTSDに悩まされるアイアンマン。
やっぱり他のアメコミと同じく苦悩する主人公もマル。
3作目もただの敵との対決なら少しがっかりしてたところです。
ミスポッツとの関係も進展していて非常にうれしい。
年齢を重ねて少し無理があるかなとおもったけど
グウィネス・パルトロウもまだまだいけます。
いつまでもミスなのは残念でしたが。
不時着したところでの子供との掛け合いも良かったな。
短い間でもアイアンマンではなく一人の大人トニースタークと
子供の友情を感じられて気持ちよかった。
放送局の人に助けてもらう場面でも憧れのトニースタークに
助けを求められて興奮する局員。このあたりをみて、
自分を子供や局員に重ね合わせて
本当に楽しかった。自分もトニースタークを前にすると
こんな感じになると思うなぁ、刺青は入れないけど。
そしてたくさんのアイアンマンの登場。
いろんなアイアンマンが見れて良かったけど
もう少しバリエーションをじっくり見たかったな。
ラストのアイアンマンの爆破もアイアンマンではなく
人にスポットをあてた今作に相応しい展開かと。
全般的に台詞が多く字幕が追いつかないところもあったけど
内容は簡単だからまぁ子供でも大丈夫かな。
吹き替えのほうがもちろん見やすいと思うけどね。
GWも終わりですが家族でもオススメです。
2回目観にいこうかな。
傷は治らない
スタッフロールが始まった第一印象は、何か物足りない。
ストーリーもアクションも十分だが。
今回のアイアンマンは、ぶっちゃけかっこ悪く弱い。
トニーの相棒は、まだまだ生まれたての”息子”。
序盤の激戦で、既にぼろぼろの状態になる。
終始ごまかしごまかし動かす。
”大軍”達も敵の戦闘員に、ボロボロ壊される。
トニーもボロボロ脱ぎ換えて、ボロボロ壊される。
もちろん過去のスーツも圧倒的な強さでは無かったが
圧倒的なケレン味があった。
カンコンガンコン音を立て、ドヤ顔でポーズを決める。
私達は、そのポーズに満足する。
近作のアイアンマンは顔が無い。
スーツの顔は映し出されるのだが、それはトニーのドヤ顔ではない。
あくまでもスーツのお面として描かれている。
トニーの顔は、トニーのまま描かれる。
序盤の激戦で負った傷は、最後まで癒えることなく、
生身のトニーの顔に刻まれたまま。
今作では、さらにその傷を増やしていく。
ヒーローのお約束の復活劇も用意されているが
その舞台は、スーツではなくホームセンターである。
スタッフロール後、その理由がトニーの一言に集約されていることを知る。
ヒーローの幕引きとしては王道かつケレン味たっぷりであったため
それが分かっただけで、安易な自分には凄く満足出来てしまった。
最後まで観ようよ。
面白かったんだけど、何か物足りない。
ラスト、アイアンマン軍団集結で、一気に無双か!と思わせておいて
戦闘員クラスの敵とほぼ互角の戦い。
アイアンマンスーツは次々と使い捨てられて、なんか強さを感じない。
前作までにあった、終盤でのバトルシーンの爽快感がなくなってたんじゃないかな?
ということで点数低めです。
それと今回観に行ったとき、本編が終わったとたん席を立つ人の多いこと。
エンディングクレジット終わるまでに半数近くの人が退席してました。
この「アベンジャーズ」関連の映画はいつもラストにおまけがあるんだから
最後まで観ていこうよw
シリーズ1番どころかアメコミ映画1番‼
はっきり言っておきます。
シリーズ最低だのと悪い感想も良く聞きますが、シリーズ1番どころかアメコミ映画1番‼ 全ジャンルでもかなり上です‼
昨年のアメコミ映画は、ダークナイトライジング、アベンジャーズ、アメイジングスパイダーマンの順に好きでしたが、その全てを超える最高の映画でした。今までのアメコミでも、ダークナイト、バットマン ビギンズ、XMENファーストジェネレーション、XMEN2、スパイダーマンなどの傑作を遥かに超える興奮度です。
何といっても、今までよりもシリアスな世界観が良い。(シリアスだと思ってみたら、シリアスじゃなかったって声も多いですが・・・)
また、見せ場が結構ある。
例えば、スターク邸が攻撃された時のポッツの活躍‼まぢカッコよかったー。
飛行機から投げ出された人々を助けるアイアンマン‼トラックにぶつかるけど。
スーツが手と足にしか着いていない生身の状態で戦うトニー‼ハンパなくカッコよかったー。
最終決戦でアイアンマン軍団がたくさん登場するシーン‼本当に鳥肌たちます。
またしても、最後はポッツが活躍するけど。
どこをとっても本作に欠点はない。
もしあげるならば、多くの人が思っているだろう、トニー・スタークが生身で戦うシーンが多く、アイアンマンへの変身が少ない点・・・
名優ベン・キングズレーがいい味だしてたー。
マンダリンの替え玉⁈キリアンが本当のマンダリンだってのは、知ってたけど。
なんかバットマンビギンズの展開と一緒じゃん!
(ラーズアルグールとデュカード)
マンダリンとラーズアルグールのキャラも雰囲気も似てるし。
とにかくものすごく面白い映画でした‼
川崎の109シネマズでIMAX3Dで見たですが迫力が桁違いですね、やっぱり。
評判の通り、3D効果はあまり感じられませんでしたが。
何度も見たい映画でした、最高ー。
マンオブスティールにも期待すべしー。
集大成
文句なしで楽しかったです。
全編クライマックスとはこのことですね。
アウディ絶賛協力の下、登場人物の愛車は全部アウディです。正直かっこよすぎですね。
アイアンスーツにも色んなタイプが出てきて楽しいです。こんな量産型アイアンマン、最後に全部自爆しましたが、どうせ次回作で復活するでしょうね(笑)
次は100体とか。
今年1番に面白かったハリウッド映画でした!ロバートダウニーJrも適役ですね。とにかくかっこいい!
Tony Stark will return.
なんで、ペッパー?
細かいところは他の方が書かれているので、僕は一番不満だったところを書こうと思います。
それは敵に止めを刺すのがトニーことアイアンマンではなくペッパーだというところで、しかも実にあっさりと倒してしまいます。
トニーがアーマーを四回変えて挑んでも倒せなかった相手が、ペッパーが戦った瞬間、ものの十数秒で瞬殺、初めて見た時は唖然として言葉もありませんでした。
第一作でもペッパー、第二作ではウォーマシンと同時攻撃、そして今作とアイアンマンって自身の映画では一度も一人で敵を倒せていないんですよね。これじゃあ、主役の面目丸潰れですよ。よくマーヴルもこれでOKしたもんだと判断を疑ってしまいます。
せっかく『アベンジャーズ』では決めてくれたのに残念です。『アベンジャーズ2』の活躍に期待ですかね。
それなにりに見所のあるシーンもあるので、お時間とお財布に余裕のある方は、一回くらいは見てもいいかもしれません。
前作より格段に面白い
アイアンマン2ではロッド系の武器を備えた敵が登場し、アイディアそのものは良かったものの、戦闘開始後ものの一分程度で倒されてしまい、その呆気なさに何となく不完全燃焼な気分が残った。アイヴァン(イワン)・ヴァンコが天才的な物理学者という設定からも、F1サーキットに突如乱入しては確保されてしまうというあまりの計画性の無さから何となく期待外れな感じは否めない。前作では寧ろアヴェンジャーズへの序章としてのフォーカスが強かったと言える。
本作はどうかというと、悪役は間違いなく強敵である。マーヴェルのコミックに置いてもマンダリンはアヴェンジャーズそのものを一人で相手できるほど、とされているだけあって一度爆破されても生き残る、という渋とさも見せ付けられた。今までのアイアンマンシリーズと何が違うかと言えば、この悪役がメカや機械的なテクノロジーで生まれたものでなく、生物兵器のようなものである、という点だろう。口から火を噴くシーンはさすがに現実味を失い過ぎである気がしないでも無かったが、原作のマンダリンは超人的な魔法使いのような存在であった為、マンダリンを抜擢するならばこの程度の描写は必要であるとも考えられる。なので、多少SFよりもファンタジー要素が取り入れられているものの、気になる程ではなかった。
ただ、これまでのシリーズ同様変身シーンやアイアンマンスーツのメカっぽさは十分に楽しめる。腕に埋め込んだセンサーに反応してスーツを部分毎に装着したり、遠隔操作装置を開発したりと新しいギアも多々登場している。殊に最後の大乱闘シーンでのスーツの脱着を駆使した華麗な戦いようにはこれまでのシリーズには無いロマンを感じる。とは言え、ピンチに陥るのは毎度の事で、もうダメかと思わせる箇所が幾つかありきっと何とかなる事は解っていてもハラハラするのは必至だろう。スーツが40機以上自動操縦で登場したのには、さすがにスーパーコンピューター何台をもってして制御しているのだろうかと思ってみたものの、あまり突っ込まない事にした。これらのスーツのデザインも多様多種でそのアイディアに好意を覚えるか否かは微妙な所と言える。個人的には初期のデザインから徐々にパワーアップするのは構わないが、腕がクレーンのようになっていたり、ガンダムのゴッグのようなまるっきり違うスーツが出てきたのはやり過ぎのような気がした。やはり「アイアンマン」と言われれば赤と金のあのスーツを連想する為、何となく大幅な変更を模した物は受け付けなかった。
また、トニーのキャラも相変わらず楽しめる。吹き替えや字幕で観ておらず、彼の皮肉の混じったジョークがどう訳されているのか解らないので微妙な所だが、英語が解れば劇場が沸くくらいの面白いシーンがちょくちょくある。ただ、初期の彼の傲慢さは幾らか和らいだ感はあり、その点ではトニーの人としての成長を描きたかったのかも知れない。同時にこれまではなかったトニー自身がスーツ未着用状態でのアクションシーンも多い。彼が拳銃を持ってスパイのような事をしているのは何か新鮮味があった。更にヒロインのペパーが敵の手に落ちて肉体改造を施されてしまうというのも異例だ。最後の彼女の一瞬のアクションには正直失笑しつつも驚いた。彼女自身も直後びっくりしていたようである。
以上のように本作ではこれまでとはストーリー上大きく異なる要素やアイディアが取り入れられているものの、アイアンマンの持つ楽しさやエンターテインメント性は損なっていないと思った。ただ、上記の大きな変異のあるストーリーや設定に好感を覚えるか否かは十人十色で難しいと言えるし、何を期待しているのかに因るだろう。単純にこれまでのようなアクションや、新しいアイアンマンを観たい!という動機ならば、トニーの新ガジェット発表会を観に行くような気持ちで気軽に行って損はないだろう。家族連れでも、友達とでも一人でも楽しめる作品だと思う。
これでは、アイアンマンというより、トニー・スタークマンです。
すごくお金のかかっている映像で、盛り上がる部分も多数あり、全体的にはそこそこ面白かったのですが、個人的に期待していたものとはかなり違っていた。
これでは、アイアンマンというより、トニー・スタークマンです。
仮面ライダー的に考えたら、ちょっとだけ変身して、戻ってずっと戦い、またちょっとだけ変身して、戻ってずっと戦いは、ありえないです。
ストリップショーじゃないんだから、「ちょっとだけよ・・・」はないよ、と思いました。
アイアンマンのパワードスーツを着て、強い怪人なり、怪獣なり、エイリアンなりと戦うところが見たいのであって、トニー・スタークの戦いは見たくない。
だいたいトニー・スタークというキャラクターはあまり好きではありません。
才能があって、イケメンで、女性にもてて、金持ち、しかも傲慢な感じの言動が気に障る。
本作の事件もなんとなく自業自得という感じがする。
そんなトニー・スタークの人間的な成長物語を入れたかったのかもしらないけど、そんなの見たくない。
いろいろ成長したので、アイアンマン卒業しました的なラストも納得がいかなかった。
1作目、2作目とはだいぶ味付けが違う!
やっぱり三作目って…
前の二作を好きな人にはあまり面白くないかも!?監督代わった為かトニースタークが全然面白くないしかっこよくない! !
また、前二作に比べてスーツの凄さが全然伝わらずポンポンやられる!!ソーの雷くらってもショートしなかったのになぜってくらい!?
一番許せないのが一作目からずっと伏線で使ってきたテンリングスのマンダリン(原作ではアイアンマンの宿敵)をつまらんジョークで使い捨てには言葉を失った!前監督の努力を一瞬で無駄にした!!
アベンジャーズ2のアイアンマンに期待したいです。
かなり変化球
監督が替わったからなのか、アベンジャーズを挟んだからなのか、前2作からすると本作はかなりの変化球だと思う。
私は前2作が好きでアイアンマンがアイアンマンの姿をして戦うことを期待して観に行っているのだが、本作はアイアンマンの戦いというよりもむしろトニー・スタークの戦いになっている。
同じようなシリーズ作品で、2まででやめておけば良かったのに…って映画は結構あるが、本作もどうやらその手のような気がするが、なにせアベンジャーズ2に繋がっていく作品なので今の段階では何ともビミョーな感じだ。
高評価なレビューが多いので書き込みづらいが
「アイアンマン3」を単体で観たら決して良い作品とは思えない。
なぜなら、まず前振りというか説明が長過ぎる。
なぜそうなる(なった)のか理由付けが足りない。
あまりにもご都合主義的である。
アイアンマンとしての戦いがなくトニー・スターク個人の戦いであるならトニー・スタークの内なる苦悩をもっと描いても良かったように思うし、トニー・スタークがアイアンマンを捨てるのであれば、もっと明確にその部分に焦点を当ててほしかった。
こういう作風も長いシリーズでは必要なのかもしれないが、私個人としてはカタルシス不足で残念な作品になってしまった。
もしやツナサンド。
アイアンマン=面白い。と期待して観に行ってるものだから、
冒頭~中盤までの退屈感は否めなかった(監督交代のせい?)
けど、中盤から~バンバン飛んできますから^^;大丈夫です。
まぁ全般通して笑いは散りばめられているし、今までどおり
トニーは殻にこもってますからねぇ。性分は変わってない^^;
今回は大事に育んできたペッパーとの「愛」が描かれていたり、
自分を窮地に陥れた彼の裏切りというか、いい加減なところが
招いた復讐劇になっているので、冒頭の説明が解き明かされて
いくという、ワリと単純なお話になってます。
しかしマンダリン^^;
あんな名優によくやらせたよな~というか、やりましたねぇ!
似てるけど違うよねぇ…?と思ったら間違っていなかった^^;
ご本人(ガンジー)は楽しそうにやってたけどインチキ野郎です。
黒幕は、アラこの人も最近こういう役が多いわよねぇ?的な
ガイくん。ガイくんの風貌も昔と随分と変わってるものだから、
ペッパーもまさかそんな奴とは…とすっかり騙されちゃって、
あの自宅が爆破されるシーンは凄かったなぁ…ありゃりゃ…
しかし直前にスーツに遠隔操作機能を加えていたのに笑えた。
はぁっ!とポーズとると、びゅーっ!って飛んでくるじゃないの。
でもマスクだけは自分で。って(直だと痛いもんね?)大笑い~。
笑いながら観ているもんだから、どうも痛みを感じないのが、
トニーことダウニー.Jrのキャラであり特徴でもあるんだけど、
さすがに今回はもうダメか!?と思ったとたんにその展開!?
でしたからね~。ラストは笑いというより、よくやった!!と
彼女を誉めてやりたいくらい…。
まさかアクションをやるようなヒトではなかったですからね~。
ドンチーも新しいスーツを着たかったんだろうなぁ。
全部自分専用に作っているもんだから(そりゃあねぇ)残念でした。
彼も2からの登場でしたけど、いい活躍してましたね。
ダウニー.Jrって相棒とコンビ組んでもピンでも面白い人だから
ホント役得ですね。エンド~後のハルク(まだだったけど)といい!
もうこれで最後。とばかりにリアクター外して投げ捨てたけど、
その直後にテロップで…トニーは帰ってくる。と出てくるから、
悲壮感も、な~んにも、ない(爆) さらばと言われてもねぇ。
アベンジャーズも今後控えているし、まだまだ観れる期待感大。
2Dで観たけど見せ場テンコ盛りなので3Dはさぞかし凄いだろうな。
スカイダイビングなんて実写だっていうから、さすがの迫力!!
アイアンマンがアッチからコッチから飛んでくるシーンも必見!
(今回どっかでジャンクフード食べてました?そこ重要なんですが)
今度はツナサンド☆=
とっても 楽しめました!!!
やっぱり、こういうスケールが大きい映画は、
アメリカ作品はパワーが違うなあ。。♪
ガイ・ピアースのファンなので、
悪役っぷりは ちょっとせつなかったけれど、
長い時間 姿が見られたのは 嬉しかったです。
あとあと・・やっぱり、トニーの
ペッパーちゃんとの愛が本当によかったです。^-^
今回、トニーが食べたがるのはツナサンド。。(笑)
相変わらずのジーニアス(天才)っぷりに惚れぼれなのと、
ペッパーちゃんの美貌が本当にかわいかったです!!m--m
オチがわかっていても間違いナシ
シリーズ最高の興奮!
アベンジャーズでやりきっちゃったんじゃない?との不安を払拭するエンターテイメント超大作!!原作のオリジナルシリーズの雰囲気が一番出ているのでは??原作キャラを思いきって変更して映画なりの展開にしたのもいい!何よりトニー・スタークその人の話になっていて、これまで以上にトニーにメロメロ。今回はペッパーが大活躍のシーンがいくつもありそこにも注目!!
叫びたい!
昨日、『アイアンマン3』を見る
【ネタ ばらしてます!これから見る人は読まないで!】
有名コミックの映画化は3パターンに分けられる
A・ファンががっかりし、映画としても駄作
B・ファンの思い描くヒーローが登場し、後味スッキリ
C・ファンですら想像しなかった展開を迎え、1つの映画として完成される「別物」
『アイアンマン3』を分類するなら
E・映画としてはごり押し、ご都合主義てんこ盛りだがファンの予想を超えるオイシイ要素満載で乗りきった
これはやはり、製作がマーヴェルってのがデカイ
アイアンマンは初期からマーヴェルのインデペンデントでやってるんで、もはやオタクに達している原作愛のスタッフで固めてるし、構想も筋が通ってる
過去のギラギラしてた角川映画のよう
そして何よりロバート・ダウニーJr.
タフでオチャメで天才でセクシー!
トニー・スタークは彼しかいない
本作は『アベンジャーズ』のその後だが、何故トニーが強迫観念に狩られ不眠になってまでスーツを作り続けるのかが描写される
「この間みたいな圧倒的な力の敵が、また来たら?」
「前回はトンカチ持った神様の息子とか、怒ったら緑色にムクムク大きくなる暴れん坊とかいたから勝てたけど、俺…よく考えたら生身じゃねぇ?」
アメコミヒーローは、心理学的に分析すると個人の二面性、抑圧された表の人格の暴力性の発露とされる
そして、だいたいのヒーローが「皆、○○マンを崇めてるけど、あれって俺なんだぜ!俺は○○マンより優れて無いのかよ!」と悩む
トニー・スタークは、それすら許されない
自分でばらしちゃったから
故に、他のヒーローに比べて相当な重圧だ
ビル壊したら請求書が来る
『アイアンマン3』の凄いとこは、スーツ無しでもトニーが強いと証明した描写
スーツが充電切れて使えないんで、でんじろう先生ばりにホームワイドで買った市販品で凶悪武器を作り、アジトにカチコミ
意外と達人の武術も駆使して敵をなぎ倒す
更にトニーの重圧を彼の愛する人が取り去ってくれるかのようにラストをまとめたこと
死んだと思ったペッパーが、最後ターミネーターのごとく甦り悪役を鉄筋で殴ってやっつける
え…あんだけやられなかった悪役が一撃で…?
まあ、ご都合主義だがカロロはヒーローが悪役を倒さなかったラストに喝采を贈りたい
かくしてアイアンマンは安眠を手に入れたのだ
「だって、俺の女は俺より強いし」である
話は逸れるが今回のキャスト
悪役の中二病が大学デビュー飾りました的なあいつ
ヴァル・キルマーに見えたがガイ・ピアーズでびっくり
更に、あからさまにビン・ラディン
マンダリンと言いつつフォーチュンクッキー以外は中国と関係無かったあいつがベン・キングスレー
役は選べ…ガンジー…
元は舞台俳優ってとこにくすりw
今回もパワード・スーツはかっこよかったし、まるでウルトラ兄弟大集合的パーティーはあったし、ジャービスの声に萌えたし、やあ本当に面白かったですよ!
寝るなハルク!!
シリーズ完結作としては☆5、
アメコミを若干かじってる者としては ☆3
最低脚本賞ノミネートの脚本家でもある監督に変わったからか、
マンダリンが替玉だという設定は個人的に興醒めした
一般受けする脚本に仕上げたかったんだろうが、原作要素さえ盛り込めばいいという考えはちょっと頂けなかった
中国企業協賛が少なからず影響を与えてるだろうから最悪だ
テロリストのボスが中国のマンダリンという設定は受け入れられなかったんだろう
ただ、フラットな気持ちでもっとハードルを下げて思い返せば、
装着シーン、アクションシーンは多めで数々のパワードスーツが飛び出し暴れまわるシーンは目で見て相当楽しめた
怒涛の迫力でエクストリミス軍団とアイアンマン軍団のクライマックスは、まさに完結作の決戦としては最高の出来栄え
お約束のマーベルの父スタン・リーの登場もうれしい
自分の傲慢さ無責任からアイアンマンが存在する前から自ら敵を作ってしまった設定、一作目でも登場したインセン教授や、テロ集団テンリングスが登場したのはシリーズ作として振り返って面白かった
心に決めたペッパーを守り守られ、シリーズを通して成長したトニーがまさに「新たな出発」として「繭」から飛び出し、あれだけ必要としていたスーツ、ラボ、アークリアクターでさえ捨て去り、ラストの「私がアイアンマンだ」のセリフは1のラストのセリフとかぶっていて素晴らしかった
ただやはり予告やファンとしての期待から本物のマンダリンの能力や、もっと各新型パワードスーツに注目した演出や戦闘、トニー自身のエクストリミス応用を見せて欲しかったというのが拭いきれない
最高のヒーローエンターテイメントとして完結しているだけに、ファンという部分が足を引っ張った結果となったが、もちろんブルーレイで他人を気にせずゆったりと見直したい
アイアンマンが完結したのは寂しいが、これだけ胸躍る高揚、興奮を与えてくれた作品に出会えてよかった 批評気取りのコメントや、大人ぶった理屈みたいなもんは抜きにして、やっぱり心から楽しめる素晴らしい映画
お疲れトニーヽ(*´∀`)ノ
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