劇場公開日 2013年3月8日

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「3D映画のお手本みたいな映画でした。」オズ はじまりの戦い Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

4.03D映画のお手本みたいな映画でした。

2013年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

3D吹替版で見ましたが、3D映像が素晴らしかった。

本作は3D映画の映像的には、過去に見た中では一番だった。

技術的なことはわからないけど、ほとんど同じ方式で見ているので、かなり進化してきている印象です。

演出的には、ちょっと暗くなってしまう3D映像に対応して、これでもかというくらい原色の派手な色を多用して、明るい映像を作っていた。

出演者は、男性よりも派手で立体的な女性中心。

3人の魔女はいずれ劣らぬ美女ぞろいで、かなり楽しめた。

飛び出し系の演出は、見る方が慣れてきて、あまり立体感を感じなくなった頃にこまめに使う。

3D映画には、空中戦と高いとこから飛び降りる映像は必須だけれど、その辺も何度も入っていた。

それに加えて、ジュディー・ガーランド版の「オズの魔法使い」を意識したせいか、白黒からカラーに変わるため、映画の最初のところで白黒の3D映像も楽しめた。

初めて見たけど、白黒のせいか、映像がはっきり、くっきりして、画面を小さめのサイズにしている効果もあって、かなりいい感じだった。

サブキャラクターの、ベルボーイの服装をしている羽の生えた猿や、陶器の少女も可愛かった。

でも、ブリキ男・カカシ・ライオンみたいに、もうひとつキャラクターがあった方がよかったかもしれない。

あと、続き物だしストーリーの構成上、しょうがないのかもしれないけれど、やっぱり主人公はオッサンより少女の方がよかったかな?

内容的にはそれほどでもないけれど、3D映画のお手本のような映画で、映像的にはかなり楽しめました。

Push6700