「魔女が弱すぎ、オズはペテン過ぎ。」オズ はじまりの戦い peanutsさんの映画レビュー(感想・評価)
魔女が弱すぎ、オズはペテン過ぎ。
サムライミの最新作で楽しみにしていたけれど…
チョット物足りない仕上がりでした。
まず、‘オズ’。
ラストはきちんと更生されますが、ペテン師のあまりのダメ男ぶりに共感できない。
そして次にメインキャラの3人の魔女。
こちらもそれぞれのキャラがいまいち深くない。世間知らずの西の魔女、セオドラが豹変する過程もいまいち理解できない。こんなチラッとした出会いであそこまで男を憎めるのか?自分を捨てられるのか?
陶器の少女も微妙…。立ち居振る舞いは可憐な少女だけど言うことやることはただのわがまま少女。メルヘンのかけらもない。
さるのフィンりーは良かった。目の表情やコミカルなセリフがとても良くできている、と思う。
映像はさすが、というか予告のまんまでそれ以上の驚きはなし。
アリスで同様の映像見ているから斬新さが物足りなかった。
決戦の盛り上がりもどーにも消化不良。魔女が間抜けすぎ。決定打は何もないのにすたこら逃げる始末。弱すぎでしょ。
と、映画館で3Dで楽しめたけど完成度は低いかな〜。
ディズニーだからサムライミも遠慮したのかしらん。
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