THE GREY 凍える太陽のレビュー・感想・評価
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生へ執着する主人公のスイッチはなに?
こういうしょぼくれたタイプの中年役は、リーアム・ニーソンのはまり役かな。この作品でも危うく自殺しそうだったのに、何が彼をそこまで生に駆り立てたのか? 死んでしまった人たちの身代わりなのか生き証人になろうとする使命か? 過酷な自然に抗い、オオカミと闘い、そして神さえ呪っても生きようとする姿には感動を覚える。
すべての色を失ったモノトーンの世界。奇跡も幸運も起きないし、得意のライフルも使えない。時折夢に見る妻と思しき女性にも余計な説明もせず、そういったすべてを切り捨てた無の潔さがむしろ好ましい。
TV版はエンドロール後のシーンがカットだったけれど、余計なシーンはなくても良いとも思える。
男の死に様
神などいないことを実感させてくれる映画(笑) 飛行機✈️墜落、狼襲...
タイトルなし(ネタバレ)
過酷な内容だ。
雪山からの脱出だけでも大変なのにむしろ狼との死闘の方が大問題だったとは。
狼から逃げるために森を目指したのに、最後に狼の巣穴に入ってしまうとは皮肉な話。
この手の話は最後は何人か生き残るものだが、おそらく主人公の男も死んだのだろうな。
狼を倒した後で。
生き残れ。本能が、叫んでいる。
原題
The Grey
感想
何回か観たことありましたが再度観賞しました。
冬にはぴったりの作品です。
極寒な大地に投げ出されて、そこに狼もいるって最悪ですね。
暗闇に光る狼の目は恐ろしかったです。
ひとりひとり犠牲になっていきますが狼だったり環境下、事故、生きるのを諦めたりと狼だけで処理しないのは良かったと思います。
ヘンリックの死は本当に災難で最後のほうまで生き残れたのに勿体なかったです。
また最後の最後で巣穴に辿り着くなんて...。
本当に神はいないんでしょうか...。
エンドロール後も続きます。
あのラストは人によって解釈はそれぞれだと思います。
私は引き分けだと思います。
冒頭でオットウェイが狼を撃ち、息を引き取るの見守ったことがあったのでボス狼との対決も呼吸が止まるのを待ってからオットウェイも深傷の為に死んだと思います。
※もう一度闘って最近の敵を倒せたらその日に死んでも悔いはない、その日に死んでも悔いはない
いい映画でした
テーマは家族愛?
冷たい神様
人生に悲観して自殺を考えている主人公。
しかし、飛行機が墜落し冬山で生き残る運命に。
クズばかりの職場だと、主人公が絶望的に語り始めるので、最初から誰にも感情移入出来ません。徐々に生存者達の人柄や背景が分かってくると、なんだ、みんないい奴じゃん!となるのですが、分かった頃には1人ずつ死んでいきます。悲しむ暇がありません。
"Taken"で電話越しに娘の身に起きる誘拐を予言したように、重傷の乗客に淡々と死の告知。生きている間は死を望んでいたのに、いざ飢えた狼の群れを前に絶体絶命な状況に追い込まれると、生存本能で戦闘モード。最期まで人生を戦い抜いてから死ねって?死んだように生きないで、思い出を胸に死ぬ気で命を勝ち取れって?L. Neesonでなければ観る人少ないだろうなと思いました。
狼
マジで狼怖かった。勝手に観る前から雪山でのアクション映画かと思っていたら、雪山での遭難事故にあい狼に襲われる映画だった。音楽で狼が来るってわかるから、それで恐怖が倍増してよりいっそう怖かった。イベント毎に1人、2人と消え、結局は独りだけ生還ってありきたり過ぎる。
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