「新しくて懐かしいアッコちゃん」映画 ひみつのアッコちゃん RyanMegさんの映画レビュー(感想・評価)
新しくて懐かしいアッコちゃん
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「アッコちゃん」をリアルタイムで観ていた年代にとっては、
たまらなく愛着の湧く作品。
あらすじを読んだだけで、すぐに観たい衝動にかられました。
ストーリーは、アッコちゃんの現代版として、
アイディアに溢れていており、すばらしかったです。
アッコちゃんがシクシク泣いていた場所が、土管の中だったのも、
とても良かった!
ただ、すばらしいアイディアと比較して、
それぞれのシーンの進み方が雑然として感じられ
もう少し丁寧な撮り方をしたなら、
完成度の高い、それどころか新しい日本映画のジャンルとして、
十分鑑賞できる名作になったのではと思いました。
肝心の「鏡」は、綺麗さに目を見はるものの、
原作の「コンパクト」に忠実な、厚みのあるものにしてほしかった。
また往年の赤塚ファンとしては、少将はぜひ登場させてほしかったし、
モコちゃんも原作のイメージとまったく違っていて残念でした。
綾瀬はるかは、とても素晴らしく、
期待以上に良い映画でした。
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