普通に生きるのレビュー・感想・評価
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他人だからこそできること
重症心身障害者のドキュメンタリーです。
小林不二也所長の「でら~と」という施設での生活と、
小沢映子さんの行政への働きかけなどが中心になっています。
見終わって思ったのは、「丸太で木造の舟を運ぶような」作品だということです☆=
木造の舟は、障害者のお子さんたち。
天使のようだけれど、自分では 動けない。。
そして、大海原に向けて次々と丸太をくべるのは最初はご両親たち。
この作品を見て 痛感したのは、丸太をくべる作業にも、
休息は、なくてはならないものとして必要なのだということです。
「でら~と」の小林所長の言葉です。
「人間のはたらきは、頭の良いこと、作業が早いことだけではありません。」
わたしたちは、ときどき丸太をくべるのを手伝いながら、
その舟の輝くさまに うたれ続けて生きる。。
そんなふうに、社会が成熟したら 素敵だと思います。
そんなことを、考えさせられる作品です。 (^-^#)
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