劇場公開日 2012年1月7日

普通に生きるのレビュー・感想・評価

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4.0勝手に

2018年6月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

重度障害者のお子さんを持つ親御さんの事を、私は勝手に大変だと思っていましたし、勝手に可愛そうだと思っていました。だけど、フィルムを通してみえてきたのはどこの家庭とも変わらない暖かな日常でした。そして、どこの親子とも変わらない自立心旺盛な姿でした。

何が普通であって何が普通でないのか、それは分かりません。ただ、この親子達の様に重度障害者の方々が普通に社会に関わるのが、至極まっとうな社会だと思いました。

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ミカ

5.0他人だからこそできること

2012年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

重症心身障害者のドキュメンタリーです。

小林不二也所長の「でら~と」という施設での生活と、

小沢映子さんの行政への働きかけなどが中心になっています。

見終わって思ったのは、「丸太で木造の舟を運ぶような」作品だということです☆=

木造の舟は、障害者のお子さんたち。

天使のようだけれど、自分では 動けない。。

そして、大海原に向けて次々と丸太をくべるのは最初はご両親たち。

この作品を見て 痛感したのは、丸太をくべる作業にも、

休息は、なくてはならないものとして必要なのだということです。

「でら~と」の小林所長の言葉です。

「人間のはたらきは、頭の良いこと、作業が早いことだけではありません。」

  わたしたちは、ときどき丸太をくべるのを手伝いながら、

その舟の輝くさまに うたれ続けて生きる。。

そんなふうに、社会が成熟したら 素敵だと思います。

そんなことを、考えさせられる作品です。 (^-^#)

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まごちゃん