劇場公開日 2012年2月17日

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「見どころは、冒頭10分間のモノローグ。」メランコリア Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5見どころは、冒頭10分間のモノローグ。

2024年6月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

2011(日本は2012)年公開、デンマーク映画。
ラース・フォン・トリアーが監督・脚本。

ジャスティンにはキルスティン・ダンスト、
姉のクレアにシャルロット・ゲンズブール、
クレアの夫ジョンにキーファー・サザーランドなど。

冒頭、ワーグナーの荘厳な『トリスタンとイゾルデ』をバックに
抽象的だが非常に美しい映像が映し出される。

19番(18ホールのゴルフ場だと劇中で語られたので、有り得ない番号ということになる)の旗が立ったゴルフ場のグリーンや、倒れかけた馬、、、
映像と音楽の融合がドラマティックだ。

そして地球と思しき惑星と、他の惑星が衝突する場面までがモノローグみたいなことか?

ジャスティンの披露宴は、姉のクレアが嫁いだ富豪のジャック所有のゴルフ場で開催される。
ジャスティンはあり得ないサイズのリムジンで移動を試み、2時間遅刻する。
ジャスティンの常識外れた言動の連続で、結婚そのものがご破算になる。どうやら彼女は心を病んでいるようだ。

徐々に地球最後の瞬間が迫ってくる。。。

監督のラース・フォン・トリアーは、自身もうつ病であることを告白し、その体験が本作の企画のヒントになったと述べている。

彼は、「ヒトラーに共鳴する」発言で物議を醸した挙げ句、カンヌ映画祭から追放されたが、
キルスティン・ダンストが女優賞を受賞した。

私のアンテナは、冒頭の映像と音楽で感度MAXとなり、その後の約2時間、超えることはなかったので、
☆1.5

Haihai