かぞくのくに
劇場公開日 2012年8月4日
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泣ける
悲しい
怖い
専制国家は昔から世界どこにもある。まだ残念ながら現在日本の身近にもある。女性監督によって家族のことを心配しながら作られたこの映画。その背景を偶然知ったので、余計鑑賞していて心が痛む。多くの在日の人の分断の苦しみは日本人にとって無縁ではない。拉致家族問題も次元は違うが同様に家族の苦しみである。
引き裂かれた家族を通じて伝わって来たのは北朝鮮という国と人だった。正義も無ければ、家族愛も兄弟愛も通用しない。あるのは無力感だけだった。安藤サクラの演技が素晴らしい。
難しい
かぞくのくにとは、かぞくがいる国であり暮らす国であり生きていく国であることを 痛感させられる。半ば人質の兄に対し精一杯の持成しをする家族を通し理不尽な 体制を批判するかと思わせ監視役の同情へと代える鮮やかな演出。思考停止と スーツケースで運命を直感させ行動に繋げる意図が希望を消さない脚本に共鳴。
映画鑑賞というより帰国事業を知ろうとして劇場へ。これ以上は具体的に描けないんだろうなという脚本にリアリティを感じました。ただ、狙いなのか分かりませんが手持ちカメラの揺れに疲れましたね。ドキュメンタリーではないので…
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