「かぞくのくに。真実に背を向けたらいけない。」かぞくのくに t.aoさんの映画レビュー(感想・評価)
かぞくのくに。真実に背を向けたらいけない。
帰国事業で北朝鮮に渡った兄が脳腫瘍の治療の為一時帰国する。日本で育った妹りえは北朝鮮には否定的、両親は朝鮮総連の運営に身を挺してとりわけ父親は帰国事業を熱心に薦める。兄とはイデオロギーですれ違い、手放しでは受け入れられない。ところで何故帰国事業を大々的に行ったのか?日本での差別があるから北にいけば差別の無い生活ができるはず、そして何故日本に来たのか?朝鮮併合で安価な労働力として日本の歴史的事業の建設に携わり棄てられてきた。両国の歴史の真実を認め反省するという気持ちを持たねばならないと。
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