劇場公開日 2012年3月31日

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ドライヴのレビュー・感想・評価

全162件中、121~140件目を表示

3.0口数少ない主人公はよいが…

2014年5月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

萌える

もっとカーチェイスやアクションがあるのかと思っていたので、やや期待はずれ。ただ、ライアン・ゴズリング演じる口数少ない主人公はいい味を出していた。ケンカが強かったり、運転技術が高いところは、壮絶な過去を匂わせていた点を広げても面白かった気がする。

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kenshuchu

3.5運び屋の末路

2014年4月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

カメラワークお洒落だねー
とは思ったけど
それ以外に秀でた部分が特に見当たらなくて。何ちゃら賞受賞!何ちゃら賞受賞!とかいってた割に普通でした。
強いて言うなら終わり方が好きだったことくらいかな。

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かんだい

5.0音と色とモーションのセンス

2014年4月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

冒頭から鳥肌がたつ、音響。夜や昼間に問わず溢れる色と音楽の洪水に身を委ねていると、不意の強烈なスローモーションに呆然とする。シンプルなストーリーがさらに印象的な映像を引き立てる。とにかくセンスが良すぎる。脱帽です。

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saki

3.5人生の運転に関してはヘタクソな人たち

2014年4月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

まあまあ面白かった

カーアクションはコンパクトにまとまりつつ緊迫感とスピード感あり

ストーリーは分かり易く展開していくので置き去りにされない

おしゃべりではなく寡黙な主人公にも好感がもてる

仕方なく手を汚してきた人生に現れた束の間の夢
その夢は手にする前にこれまた仕方なく捨てざるをえない

という一点において
主人公と最後に刺し違えたおっさんは共通している

かわいそうなやつらである

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江越大輔

3.5沈黙の演技

2014年4月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

興奮

沈黙の演技、感情を出しすぎないクールな表情が印象に残る秀逸な作品でした。
ゴズリングと、マリガンの演技が必見です。

何でなん?という所も多い映画でしたが、ゴズリングの演技と、カッコ良さであまり気になりませんでした。

夜長に、お酒を飲みながらみたい映画です。

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とってぃ

4.0カッコイイ

2014年4月9日
iPhoneアプリから投稿

怖い

興奮

オープニングから引き込まれて釘付けになってしまった

とにかくカッコいい映画だった

内容はありきたりシンプルだし物凄く静かな映画だが演出や音楽のセンスが抜群にいい

ヒロイン役を演じていたキャリー・マリガンが最高に可愛らしい

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s_k

2.5かっこいいシーンもあったけど

2014年1月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

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TerunobuToyama

5.0クール。

2013年12月15日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

悲しい

知的

ストーリー、登場人物、俳優陣の演技、音楽。全てがクール。シビれます。

深夜に1人で静かに観たい映画。

俳優陣の沈黙の演技が光っています。

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粋

5.0素晴らしい

2013年9月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

主人公の恋模様だけでなく秘められた暴力性などがいいバランスに描かれていました。また、音楽も素晴らしくとても見やすい映画でした。

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赤い彗星

4.5繊細な映像美。

2013年8月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

ドライブ~これイイ!好み!音楽、音響、映像美、カメラワーク、カーチェイス、俳優も魅力的で秀作です。台詞が少なく間テンポ、全体の雰囲気も良い。シナリオは普通かな?オープニングの車の逃走シーンは必見。ブレードランナーやレオンに通ずる物があります。バイオレンスがエグすぎるのがちょっと残念。。。マイナス★0.5。

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SICK_JOY

5.0傑作!!

2013年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

観る前はあんまり期待していませんでした。

主演のライアン・ゴズリングって、両目の間隔が狭くて、地獄のミサワに似ているし。
キャリー・マリガンは、何だかモサっとしてて、若い頃の大竹しのぶみたいだし。

そして監督ニコラス・ウィンディング・レフン。
「ブロンソン」や「ヴァルハラ・ライジング」は、ぐうの音も出ないほど格好よかったけれど、今ひとつ心に響かず。
若い頃観てたらハマってたのかなー、ちょっととんがりすぎだなーと。

だから「ドライブ」にもあんまり期待してなかったのだけれど。

いやー、観たら傑作でしたよ。凄かったですよ。いい歳した中年が震えましたよ。

エレベーターでのキスシーンは本当に良かった。
短いシーンですが、人間の喜怒哀楽の全てが詰っていました。
暴力と慈愛、始まりと終わり、強さと脆さ……相反する全てを描いていました。
人の感情の流れをこんなにも美しく捉えることが出来るとは…。
映画って、やっぱり凄いんだって思わせてくれました。

私はこのシーンをきっと忘れることはないでしょう。
一瞬の出来事を永遠に書き換えるのが映画の凄さなのかもしれません。

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小二郎

4.5なかなかいいバランス

2013年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

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ゼリグ

4.0キャリー・マリガンかわいいね

2013年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

いろんなところで評価が高かったので観てみました。
口数少なく運転が上手い男って絶対かっこいいですね(『ファーゴ』の殺し屋を思い出させる)。やはり憧れてしまいます。それから、主人公を惚れさせる、犯罪者の妻役のキャリー・マリガン(『私を離さないで』を観たときその可愛さに軽い衝撃を受けた)はこの作品でも、その悩ましくも美しい表情を観客に見せてくれます。彼女に星ひとつ追加で☆4です。

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もんしー

4.0意外とバイオレンスムービー

2013年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

気鋭の監督の作品

ライアン・ゴズリングがクールで格好良い

強盗を働いた出所したての夫が撃たれてからのカーチェイスは
衝撃的だった

後半は予想外なバイオレンスシーンの連続

ヒロインであるキャリー・マリガンの
確かな演技も光る良作だった

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jovi

3.0雰囲気がいいね

2013年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

ハードボイルドな硬派な感じで、男性に好まれそうな映画。
少しずつ主人公が狂気じみてくところが、いい面もあるけど、ちょっと引いてしまう。

主人公が、いい雰囲気ですね。真面目で不器用そうなところが、人から好まれそうな気がします。

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6

4.0話の内容そのものは古いなぁ

2013年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

5分だけは待つ、その後の面倒はみない。銃は持たないハンドルだけだ。
ここんところはクールでカッコいい。全篇そういったスタイルのクライム・アクションで通すストーリーだと思っていた。
でも、違ったんだなぁ。夫のいる女に道ならぬ恋をしてしまうんだね主人公が。女には男の子もいて次第に打ち解けて仲良くなるが女とは一線は越えない。守る立場に甘んじている男といったところで、女との距離はそれ以上は縮まらない。こういった男と女が心では通じ合っていても距離を保ったままというのは如何にも古臭い話しで、今さらそういった設定にするの?と思う。まっとうな仕事を持った男が裏の顔を持ち危ない仕事をしながら純なプラトニックラブで彼女を守り通すストーリーだけでは正直物足りない。
もうちょっと違う切り口が欲しいなぁ。

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みっどないと・シネマ

4.0静と動

2013年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

全編通して、オシャレで格好が良い映画。
まず、オープニングでのカーチェイスシーンで、この映画にひきこまれた。
派手なシーンの連続だけで見せていないからこそ、追われる者の緊張感が伝わってくる。
このシーンでは「静と動」の対比が活かされているが、映画全体でも「静と動」を意識して作られているように思える。

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tokudamasashi

5.0誰が何と言おうと、とてもいい映画

2012年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

寡黙な男ながらの感情表現があって
それがばっちりはまっていて、
とても感動。

集中すると低周波の音しか聞こえなくなるのでしょうか?
エンジン音と、静寂と、僅かな金属音が、響く世界はとてもきれい。

いつもはほとんど無表情でどんなに嬉しくても少し口角を上げるだけ。
よっぽどの好意がないと感情を表しもしない。
その彼が、眉を寄せて悲しい顔をして、人の顔を触るというシーン。
決して大げさに感情表現していないのに、
痛いほどの悲痛が伝わってきて泣けました。

そんな彼はロスに来る前はどんな暮らしをしていたのでしょう。
気になります。

こんな映画こそ人に見てほしい。

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いずる

4.5大都会LA、孤独な奴の昼と夜の世界が魅力を醸し出す

2012年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

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ryuu topiann

5.0それを温故知新とひとは言う。

2012年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

襲う場所と逃げる先を教えろ

仕事は5分でやれ

何があろうと
5分間は外で待つ

その5分間を過ぎたら
待ってるとは思うな

銃は持たない
運転だけだ

全てが謎に包まれた男。数年前に街に流れ着いた、ある男。夜の危険な世界につながりを持つ男。感情を滅多に表に出さずに日陰を生きる。そんな寡黙な男が、ある日出会ってしまったひとりの女性。次第に近づいていく二人。その彼女の夫が服役を終え、獄中でトラブルを抱えたまま二人の前に現れる。

男が自らに課した「美学」。愛する隣人のためにその一線を踏み越えるとき、物語は下り坂を転がるように疾走(ドライヴ)をはじめ、寡黙な男の激情が走る(ドライヴ)。

ファッションの話をしよう。

世の中には流行がある。今年はこれがトレンド。こいつはもうダサい。そんな流れが季節に寄り添って移り変わって行く。でも何年かそんな流れの中にいると、定番といえるスタイルが見えてくる。流行も押さえながら自分のスタイルを身につけていくこと。それがオトナになることの楽しみのひとつだと思う。スタイルは生活や人生観、世界観とセットになったものだ。

映画にも流行がある。マトリックスが大成功した後には、スローモーションやバレットタイムが大流行したよね。それこそ、なんでここでスローになるの!?ってところまで。ジェイソンボーン三部作が成功を収めてからは、あの007までもがあのアクションのスタイルをカバーするようになった。

でも、いま流行っているものが全てじゃない。

かつてのスタイル、今は忘れられかけた、アーカイブの中にあって、しかし輝きを失わないモノ。

ドライヴはストイックなまでに、そんな「ありし日のスタイル」にこだわった、「スタイルのスタイルによるスタイルのための」映画でもある。

例えば主人公。七三にわけたブロンド。トレードマークは背中に黄金のサソリの刺繍を背負った、白いナイロンブルゾン。色落ちの少ないスリムなブルーデニム。口にはいつも楊枝をくわえ、クラシックな腕時計を嵌める。昼はカースタントのアルバイト、あるいは自動車整備工場の修理工。そして夜の顔は凄腕の「逃がし屋」。本稿冒頭のくだりは、劇中でクライアントに並べた彼の条件だ。職人的な妥協なきストイックさがそこにはある。

愛車は73年式シボレー マリブ。くたびれた旧いクルマという以外に特徴はないが、ボディはいつもクリーンで、コンソールには丁寧にインストールされた三連メーター、そしてステアリング前には外付けのタコメーター。4200回転のところにさりげなく赤いマークが施されている。こだわりがこれだけでも充分読み取れるだろう。

映画のルック、映像の「見た目」にも掟がある。徹底的にハイテクを排除した生活空間。現代を舞台にしながら、パソコンはスクリーンに映らない。ほんの僅かな例外を除いて、デジカメも、タブレットも、ハイテクを感じさせるガジェットは丁重に映像から遠ざけられ、ノスタルジックな世界が広がる。

主人公が暮らすアパートも、いたるところがくたびれて、いかにも安そうだ。壁紙は色が抜けているし、エレベーターなど今にも故障しそうな古さ。たやすく蹴破れそうな木製のドア。アパートから一歩外へ出れば、街並みも疲れていて、近代性やモダンな印象が注意深く排除されている。そこに広がるのは都会でありながら繁栄から置き去りにされたかのような、埃にまみれた郊外の風景。

そう。この映画は70年代、または80年代のあるジャンルのスタイルを、様式美として貪欲に取り込んだ、美学に関する映画でもあるんだ。

じゃあ、過去の遺産への単なるオマージュなんですか。コピーしておしまいですか。

そこで若きレフン監督が選んだのは、あるスタイルを踏まえながら、新たなスタイルを作り上げること。照明の使い方に関する思い切った演出をもって、その突破口を切り開いた。

普通、映画の照明というやつは、照明そのものが演出となることは少ない。キャメラの被写体をいかに写すかという補助的な役割を果たす存在であって、演出論から言ってみればデジタルカメラ、フィルムカメラに対するレフ板のありかたに近い。

しかし、この映画では、照明自体が語る場面がある。照明が役者の前に出てくるとんでもない場面があるのだ。それは決定的に舞台照明のやりかたで、演劇の照明家や演出家の得意とする手法だ。

同時に、光と陰そのものに意図と意味を与え、映画を読み解く手掛かりとしている点も見逃せない。例えば、アンバーレッドとブルー(あるいはブルーグリーン)の照明。その使われ方にはおおいに寓意性があり、暗喩としてのコードを含んでいる。

かつてロードオブザリングでピーター=ジャクソン監督が、その語り口において作家性を物語ったように(伊藤計劃氏の指摘)、本作ではニコラス=ウィンディング=レフン監督は、照明による演出という語り口を持って、かつて語られたスタイルに新しい彩りを添えた。

ファッションの世界では、定番的な「型」に新たな素材や縫製、ディテールを持ち込んで、再びブレイクさせる瞬間がある。カンヌに、そして世界に届いた新たなスタイルの出現に興味を持ってもらえたなら、ぜひ目撃してほしい。

あなたには本作の照明の「意図」が、全て読み解けるだろうか?

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蒔島 継語