劇場公開日 2012年3月31日

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ドライヴのレビュー・感想・評価

全167件中、1~20件目を表示

4.5香港が嫉妬する快作!

2012年4月18日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

「インファナル・アフェア」→「ディパーテッド」の逆を行き、香港映画版を観てみたい! 俳優は、トニー・レオンか、レオン・ライか。ドニー・イェンは王道だけれど、見るからに強すぎる。騒々しく雑多な香港の街中であれば、このドラマはどのような闇と光を生むのだろう。そんな妄想が際限なくふくらむ、最近稀に見る快作に出会えた。
始まるなり、観客は暗闇に投げ出される。目が慣れてくるにつれ、犯罪の渦中に立ち合っていると気付く。夜明けとともに、不穏な喧騒から一転、渇き鬱屈した日常へ。とはいえ、無表情な主人公の生気のなさに変わりはない。そんな彼の前に、くりくりとよく動く瞳の母子が現れ、物語が動き出す。…そして、何がなんだかよく分からないままに、観る者も母子に魅了され、物語に引き込まれていくのだ。
とにかく無駄がない。セリフも、シーンも、登場人物も、そして上映時間も。キャスト、スタッフが織り成すアンサンブルが素晴らしい。主演のライアン・ゴズリングは言うまでもないが、紅一点のキャリー・マリガンの可憐さも貢献度が高い。香港リメイクするとしたら、彼女に匹敵するリアルタイムの女優がパッと浮かばないのが難点だ。かつてのマギー・チャン、もしくはセシリア・チャンあたりはパッと浮かぶのだが…。
ちょっと古くさい、もしくは泥くさい。クレジットのピンク色が下品。初めは少々気恥ずかしく思えたあれこれも、観終えたあとはこの映画の欠かせない要素、と何処かいとおしく思えてしまう。それらが実は巧妙な計算であったとしても、単なる「たまたま」だとしても。
映画は、まだまだ捨てたもんじゃない! にんまりしながら席を立つ快感を、久々に味わえた。

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cma

2.0じじい、おっさん、ぼうず、全ての男子に捧ぐ・・・のつもりが

2012年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

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しんざん

4.0レフン監督が全米デビューを果たしたカー・アクション映画の傑作

2021年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ライアン・ゴズリング主演、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の出世作。LAを舞台に、犯罪者に雇われ逃走を助ける凄腕ドライバーの姿を描く。冒頭から強盗犯を車に乗せ、警察無線を傍受しながらパトカーや警察ヘリとチェイスする緊張感のあるシーンから始まる。どんなに追い詰められても決して慌てず、時にスローに、そして激しく自在にクルマを操るプロの仕事ぶりに引き込まれる。

原作はジェイムズ・サリスのクライム・ノベル。時制が行きつ戻りつしながらイメージ描写が挟み込まれ、主人公である「ドライバー」の幼少期から今に至るまでのエピソードが交錯するノワールノベル(続編として生き延びた主人公が7年後、婚約者を殺され復讐に立ち上がる姿を描いた邦訳版は未刊行の「Driven」がある)。実はこの小説、1978年のウォルター・ヒル監督による映画「ザ・ドライバー」にオマージュを捧げられている。同作もやはり“逃がし屋”を描いたカーアクションで、主演ライアン・オニールの代表作になっている(「ザ・ドライバー」自体はメルヴィル「サムライ」やペキンパー「ゲッタウェイ」の影響を受けている)。

そもそもレフン監督の起用は、このノワールな原作を気に入っていたゴズリングからの逆指名によって始まったという。彼はレフン監督の才能に早くから注目しており、主演が決まった際にゴズリングから打診の連絡をしたという。当初は興味を示さなかったレフンだったが、ゴズリングと会ったその日にイメージが湧き監督を引き受けたというエピソードがある。

主観が先行し映像化には骨が折れそうな原作を、レフンと脚本家ホセイン・アミニは大まかな設定をベースに、ファッションや小物、クセなどにオリジナリティを加え主役のキャラを設定、共演陣に人妻役のキャリー・マリガンやその夫のオスカー・アイザック、マフィアのロン・パールマンといった魅力的なキャストを配置した。また、効果音やサウンドトラックも不穏な映画の雰囲気をスタイリッシュに盛り上げ、目立つタイトルロゴやギラつく照明が現実感を揺さぶる。これは視覚障害をカムアウトしているレフン監督ならではの演出なのかも知れない。

さらには、凄まじいカーチェイスに加え、血まみれの格闘アクションや人体損壊など、遠慮のないゴア・シーンも多く登場する。エグいほどのバイオレンス描写で定評のあるレフン監督の持ち味を十分に活かし、原作には無い魅力が加わっている。2010年代を代表する作品の1本だ。

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ホンダケイ

4.0【84.1】ドライヴ 映画レビュー

2025年10月21日
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鑑賞方法:VOD

『ドライヴ』(2011)批評:ネオンと暴力が織りなす現代のノワール
作品の完成度
ニコラス・ウィンディング・レフン監督による『ドライヴ』は、単なるクライム・スリラーの枠を超え、現代の「ネオ・ノワール」として特異な完成度を誇る。寡黙な主人公が愛する者を守るため、静謐な日常から一転して暴力的な裏社会へと足を踏み入れるという物語は、古典的なハードボイルドの定型を踏襲しながらも、レフン独特の作家性によって極めて洗練されたアート・フィルムへと昇華されている。その完成度は、抑制された感情表現と突発的な暴力描写というコントラストの妙に集約される。特に前半の静けさと後半の激しさの緩急は、観客の感情を深く揺さぶる。セリフを極限まで削ぎ落とし、視覚と聴覚、つまり映像美と音楽によって物語と登場人物の感情を語らせる手法は徹底されており、一本の映画として一切の無駄がない。純粋な愛と破滅的な暴力、ロサンゼルスの光と影といった対極的な要素を、見事なバランスで一つの世界観に封じ込めた傑作と断じるべきである。本作は第64回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞しており、その芸術的価値は国際的にも認められている。また、第84回アカデミー賞では音響編集賞にノミネートされた。
監督・演出・編集
ニコラス・ウィンディング・レフン監督の演出は、極めて意図的かつスタイリッシュである。スローモーション、ネオンカラーを多用した夜の都市の描写、そして何よりも主人公の「無表情」を徹底して利用することで、観客に内面的な感情の渦を想像させる。レフン監督は、物語を語るよりも雰囲気を構築することを重視しており、その「作家主義」が強く反映された映像は、時に退屈と評されがちな「間」をも、張り詰めた緊張感で満たしている。モンタージュは、静寂なシーンと爆発的な暴力シーンを対比させることで効果を最大限に高めている。特にエレベーターのシーンにおける、ロマンチックなキスから一転して凄惨な暴力へと至る流れは、監督の残忍なまでの美意識と編集の妙が凝縮された、映画史に残る瞬間と言える。
キャスティング・役者の演技
キャスティングは、主演から助演に至るまで、そのキャラクターの二面性や深みを体現する上で完璧と言える。
• ライアン・ゴズリング(ドライバー役)
本作の核となる存在。昼はハリウッドのスタント・ドライバー、夜は強盗の逃がし屋という二つの顔を持つ寡黙な男を、セリフに頼らず、その眼差しと微細な身体の動きだけで表現しきっている。彼の演技は「沈黙の雄弁」であり、内側に秘めた純粋な愛情と、ひとたびリミッターが外れた際の冷酷な暴力を、同一人物の中に違和感なく同居させている。特にトレードマークであるサソリの刺繍入りジャケットを纏った姿は、彼が背負う運命と、その後の破滅的な行動を象徴しており、一種の神話的なヒーロー像を現代に蘇らせた。ゴズリングの抑制されたカリスマ性が、この映画のスタイリッシュなトーンを決定づけている。
• キャリー・マリガン(アイリーン役)
隣人であり、ドライバーが恋心を抱く女性アイリーンを演じている。彼女の演技は繊細で抑制されており、その儚げな存在感が、ドライバーの守りたいという本能的な衝動を掻き立てる。多くを語らないゴズリングに対し、マリガンの表情や仕草が醸し出す不安や孤独が、物語の「純愛」の部分を担い、ドライな映像の中で温かい血を通わせている。
• ブライアン・クランストン(シャノン役)
ドライバーのマネージャーであり、整備工場の経営者。裏社会に片足を突っ込みながらも、常に一歩引いた立場でドライバーを心配する、人間味のある人物像を巧みに演じている。彼の存在は、ドライバーの過去や背景を間接的に匂わせる役割も果たし、物語のノワール的な深みを増している。
• オスカー・アイザック(スタンダード・ガブリエル役)
アイリーンの夫で、出所してきたばかりの服役囚を演じる。家族の愛を取り戻そうとする一方で、過去の因縁に囚われる男の葛藤と弱さをリアルに表現し、物語を破滅へと導くトリガーとしての役割を重厚に担っている。
• アルバート・ブルックス(バーニー・ローズ役)
元映画プロデューサーであり、裏社会の大物。ブルックスは、ユーモアと冷酷さを併せ持つ、洗練された悪役を異様な存在感で演じきり、本作の緊張感を一気に高めた。彼の演技は特に高く評価され、ニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞をはじめ、多くの批評家賞を受賞し、ゴールデングローブ賞助演男優賞にもノミネートされた。
脚本・ストーリー
ヒューストンを舞台にしたジェイムズ・サリスの原作小説をベースに、ホセイン・アミニが脚色した脚本は、極めてシンプルである。プロットそのものは、孤独なアウトローが隣人女性に恋をし、彼女の家族を守るために悪と対決するという古式ゆかしい構造を持つ。しかし、そのシンプルさが、監督の映像美と俳優の感情表現を際立たせるキャンバスとして機能している。特筆すべきは、主人公「ドライバー」の過去や本名を一切語らず、観客の想像に委ねる手法である。これにより、彼は一人の男であると同時に、正義と暴力の化身、現代の騎士としての神話性を帯びる。物語は、愛のために行動する「ヒーロー」の姿を映し出しながらも、彼の行動原理が持つ「サソリ」のような自己破壊的な本質を突きつけ、最終的には観客に苦い余韻を残す。
映像・美術衣装
映像は、レフン監督の「色彩」に対するこだわりが顕著であり、ネオンサインや夜景の青、ピンク、紫といった人工的な光が、ロサンゼルスの裏側を官能的かつメランコリックに描き出す。車内からの低いアングルや、キャラクターの顔に深く影を落とす照明設計は、古典的なノワール映画の美学を継承している。美術は、主人公の暮らすアパートメントやダイナー、整備工場など、どれもがノスタルジックでありながら現代的。特に衣装は、ドライバーの着る背中に巨大なサソリの刺繍が施された白いサテンのジャケットが象徴的で、彼の寡黙な騎士道精神と、内なる毒を秘めた危険な二面性を視覚的に表現する、強烈なアイコンとなっている。
音楽
クリフ・マルティネスによるスコアと選曲は、本作の美学の柱の一つである。1980年代のシンセサイザー・ポップやエレクトロニカを彷彿とさせるサウンドは、映画全体にメランコリックでドリーミーな雰囲気を与え、映像と完璧に融合している。特に、主題歌として位置づけられる**Kavinskyの「Nightcall」や、エンディングで使用されるCollege & Electric Youthの「A Real Hero」**といった楽曲は、主人公の孤独な魂と、彼が目指した純粋な「英雄」像を情感豊かに彩り、映画の余韻を決定づけている。マルティネスのミニマルなシンセサイザー・スコアと、選曲された80'sリバイバル系の楽曲群が、この映画を単なるクライム・スリラーではなく、一種のミュージック・ビデオのような、様式美に満ちた作品へと押し上げている。

作品[Drive]
主演
評価対象: ライアン・ゴズリング
適用評価点: A9
助演
評価対象: アルバート・ブルックス、キャリー・マリガン、ブライアン・クランストン、オスカー・アイザック
適用評価点: A9
脚本・ストーリー
評価対象: ホセイン・アミニ
適用評価点: B+7.5
撮影・映像
評価対象: チョン・ジョンフン
適用評価点: S10
美術・衣装
評価対象: ベス・ミックル
適用評価点: A9
音楽
評価対象: クリフ・マルティネス
適用評価点: S10
編集(減点)
評価対象: マシュー・ Newman
適用評価点: -0
監督(最終評価)
評価対象: ニコラス・ウィンディング・レフン
総合スコア: [84.06]

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honey

3.5紛れもなく"監督"の作品だった

2025年9月17日
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鑑賞方法:VOD

映画の良さは企画や脚本では決まらないことを教えてくれた作品。

割とありきたりな話をここまでのクオリティに仕上げたのは間違いなくレフン監督の手腕によるもの。
本当にレフンの色が強い。

映像・音楽・演出はどれも切れ味抜群。
特にシネスコサイズの映像は芸術的で構図も完璧。

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Alejandro Gillick

3.0ちょっと足りない。

2025年7月2日
PCから投稿

いつか観るリストに入れたままになっていた作品。
勝手に同一視してしまっていた「ベイビー・ドライバー」と続けて鑑賞。
こちらのほうが好印象なのはあちらが20代、こちらが30代?のストーリーだからか。
とはいえ、両方とも周囲の高評価でハードルを上げてしまっていたのは同じで
もう少しスリルを感じたかったなという物足りなさを感じた。

ライアン・ゴスリングはもちろん、キャリー・マリガンもとても魅力的。

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うまぶち

4.0ゴズリング

2025年6月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

オシャレで静かな前半から後半極端なバイオレンス。ギャップが凄くてビックリした

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ゆうき

3.5かっこよさよりも主人公の異常性が際立つ

2025年2月22日
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鑑賞方法:VOD

興奮

主人公がかっこいい正義漢というよりは、怒りと暴力のリミッターが外れている異常な人物としての印象が強い。でもその異常性が絵になっているというか、作品のスタリッシュさと綺麗にマッチしていて見ごたえがあったように思う。
ロマンスも描かれているが、やはり主人公の中にある凶暴性、異常性が際立ちすぎて甘い感じには見えなかった。かっこいいとも思わなかった。
劇中歌で「A real human being and a real hero 」と何度も歌っているが、全然人間味を感じられなかったぞ。

ただ一言、「こいつイカれてるな」と。
エレベーターでチューしたあとに人を蹴り殺すのは、マジで頭おかしいと思う笑
情緒が本当によくわからない。

単独でマフィアに殴り込みにいくのも、やってることは同じだが昭和残侠伝の高倉健とは全然違う。
タクシードライバーをもっと神経質かつ情緒不安定にした感じ。

でも、新感覚のバイオレンス映画として自分は楽しめたし、視覚的な部分は魅力的な映画だと思う。

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タブロー

3.5演出がオシャレで格好良い。場所とクルマと人が魅力的

2024年9月28日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

字幕版を鑑賞しました。

監督は主役を演じたライアン・ゴズリング自身が選んだニコラス・ウィンディング・レフン。

挿入歌やBGMと画の構図が洗練されている印象です。
映画鑑賞は芸術鑑賞であるとあらためて思いました。

ロサンゼルスをクルマで走るシーンが多く、登場するクルマは格好良いし、カメラワークが最高です。

無名の主人公が魅力的でした。

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Don-chan

3.5あくまでもドラマがメイン

2024年9月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

予告からのイメージとは大分違い、かなり重厚な映画でした。

孤独な凄腕ドライバーの男が隣人の女性と交流を持つうちに、互いの人生を狂わせる程のトラブルに巻き込まれていく。
各シーンに流れる時間の“間”と、不意に訪れるグロテスクが非常に特徴的な映像の作品。

ライアン・ゴズリングの無表情さをカメラワークと沈黙の“間”で表すことで、不思議と感情深く人間味のある男に見えてきます。
派手なアクションを楽しむというよりも、主人公の人間性とドラマを見るという映画でした。

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びぃあぃじぃ

2.5それでも彼女とのハッピーエンドを願ってしまう

2024年7月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

興奮

今1番旬なライアン・ゴズリングの魅力と映像のカッコ良さ。初めて心を開いた過去のある男。彼女と男の子と3人で大金を持って、別の街に逃げていくラストシーンを心から願った。2回、3回と見ればいつかその願いが叶うか。

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ブロディー署長

4.5寡黙な疾走ドライバー

2024年4月25日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

知的

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mitty

5.03回目でやっと分かった素晴らしさ

2024年4月17日
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鑑賞方法:VOD

ドライヴを観るのは3回目だ。傑作だと思う。思うが、一回目の鑑賞からそう思ったわけではない。昔の自分、何も分かってなかった。

最初に観たときは、徹底的に贅肉をそぎ落としてガリガリに 痩せたような作品だなと感じた。
無駄なシーンは一切無しで、あしたのジョーの力石みたいだと思った。
そのせいなのか、なんだか面白みに欠けるよう感じて、つまらなくはないけれど面白くもないくらいの評価だった。

2回目を観たとき、もっとちゃんと物語を理解することができた。
カースタント、バイオレンスアクションも見応え充分で、面白いと感じた。
一回目の自分、話も分かってなかったんだな。

そして3回目
赤と青、そしてオレンジのライティングが意味するもの。
カエルとサソリの寓話とジャケットのサソリ。
それらが分かったとき、悶えるほど面白いと感じた。
エレベーターのキスシーンを挟む一連のシーンなんか最高じゃないか。

見ているつもりで何も見ていなかった。分かっているつもりで何も分かっていなかった。
ただのバイオレンスアクションなんかじゃないアートといえる傑作。

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つとみ

5.0病みつき

2023年12月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

最高。
セリフが少ない。
クロサワ映画見てるみたいだった。
今でいうとタケシの作品ぽい。
映像のトーン、人物の表情にジワッと迫るカメラワーク、スローモーション、音楽、間の活かし方等、完璧すぎて中毒になりそうだ。確かにスカッとする映画とは真逆で、終始どんより雨模様な雰囲気だった。
映画はディテールが命。
短い間ではあったが、ヒロインや息子との触れ合いが光の中に包まれていて大変眩しかった。

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スンジン

2.0主人公に感情移入してカッコイイと思える気持ちは、かなり古い!

2023年9月16日
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ISSI

3.0もう少し恋愛色強い作品かと…

2023年7月19日
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鑑賞方法:VOD

映像も音楽もかなり好み系であったが、最終的にストーリーがバイオレンスになり過ぎて、個人的には少し苦手な部類へ。
美男美女にカッコいい車とおしゃれなお店等々、私のようなおじさん世代にはかなり期待高まるオープニングだっただけにとても残念。「ベイビー・ドライバー」的なスタイリッシュさを期待してしまった。
でも、キャリー・マリガンの赤基調のキュートなウェイトレス姿とストリップ小屋楽屋のきらびやかさはかなり画面に映えていて良かったし、ライアン・ゴズリングのらしくない役どころも観処と言っていいだろう。

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いけい

3.0悲しい表情が印象的

2023年7月15日
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怖い

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あみ

5.0名もなきドライバー‼️

2023年5月14日
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泣ける

興奮

幸せ

ウォルターヒル監督の「ザ・ドライバー」+マーティンスコセッシ監督の「タクシードライバー」=「ドライヴ」‼️寡黙でカッコいいライアン・ゴズリング、守らずにはいられないキャリー・マリガン、フィルムノワールな画面、マスタング、クライスラーといったイカす車たち、凄まじいカーチェイスとバイオレンス描写、80年代風の音楽まで、アクションとラブストーリーが見事に融合した大好きな映画です。

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活動写真愛好家

4.0孤独な男よ、どこまでも優しくあれ

2023年3月22日
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エレベーターのシーンが忘れられなくて。
アメリカのホテルではトラウマのように思い出したわ。

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りょう

4.0HERE'S THE ニコラス・ウィンディング・レフン

2023年1月26日
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鑑賞方法:VOD

『ザ・ドライバー』の影響を受けてるらしいけど、

全編を覆いつくす陰り、ハードボイルドでクール。

そして、スタイリッシュ♪

レフン監督の作風ですね。

脚本や登場人物の設定も良い。

ライアン・ゴズリングが、すごい役にハマってて、神ハマリ(笑)

観るのが遅くなったけど、こんな良いと思わなかった。

影響を受けた『ザ・ドライバー』の何倍も良い(笑)

評判どおりの名作です。

厳しめに評価して、3.5と4の間で4です。

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RAIN DOG
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