時をかける少女(1983)のレビュー・感想・評価
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アニメと全然違うー!!
アニメ版は数回視聴済み。アニメが割と好きなのでテレビで放送してたのをたまたま知って視聴。
アニメと全然違う!!
これの方が原作に沿ってるなら、アニメはあそこまでよく膨らませたな…と感心しました。
画面がずっと暗いし、本題に入るまでが長い…。
そして、演技が演劇部並み。
あの当時はあんな気取った話し方が流行だったのかな。
ヒロインが下駄を履いて町を出歩いてたので驚きました。
終盤はラストがCGをふんだんに使われていて、初代ウルトラマン(昔を振り返る番組で見た)を彷彿とさせました。当時の人はこのCGを観てどう思ったのか気になるところ…。当時の最先端が水をさした気がしました。
不満点は多くあれど、さすが何回も映画化されている小説なだけあって、種明かしはおもしろかったです。
主題歌はいい曲で原田知世の声が切なさを増して、今でも人気なのは納得。
原田知世のファン、時をかける少女のコアなファン、アラフォーにお勧めです。
時は別れと共に過ぎていくのではない、想いと共にやって来る
大林宣彦監督1983年の作品。
“尾道3部作”の第2作目。
幼馴染みの吾朗やクラスメートの深町と共に充実した高校生活を送る和子。
ある日の放課後、掃除当番の理科実験室で、誰かの気配が。
誰も居なかったが、ラベンダーのような香りを嗅ぎ、気を失ってしまう…。
その日を境に、奇妙な体験を。昨日起きた事が今日も起きている…?
あの放課後のラベンダーを嗅いだ時から、タイムリープ能力が…!
原作は筒井康隆の名作ジュブナイル小説。
本作は“尾道映画”としてではなく、青春ファンタジーとしても名高い。
TVドラマ化、この後2度の映画化、そして細田守監督のアニメ映画…。
幾度となく映像化され、その人気のほどが窺い知れる。
さて、この“時をかける大林版”、一本の映画として決して出来がいいとは言い難い。
では何故、今も見る者の心を掴み、魅了するのか。
奇跡の如く結晶した要因の賜物。
少女と2人の少年。織り成す三角関係、切なく淡い恋…。
『転校生』や後の細田アニメ版より恋愛色は濃く、邦画に於ける同ジャンルの原点とも言えよう。
ある人物の驚きの秘密を知った和子。
別れの時。時は過ぎていくのではない、やって来る。
そして時はやって来て、ラストシーン。
青春×純愛の真骨頂とも言える名シーン。
ちなみに、ラベンダーの花言葉は幾つかあるが、その中に、「私に答えて下さい」「献身的な愛」。
キャストの演技やSFXシーンについて苦言が多い。が、大林作品ファンなら周知、これは敢えて。
CGも無い時代、タイムリープをどう表現するか。確かに合成など拙いが、アニメーションなど挿入し、インパクトある画作りでタイムリープを表現。寧ろ、称賛モノである。
キャストの演技も新人の瑞々しさ、初々しさ、拙さを、その時だけの一瞬をフィルムに刻み残す。
細田アニメ版ほど巧みに練られた展開ではないが、開幕のスキー、ある老夫婦、幼き頃の傷痕、ラベンダーなど伏線も張られている。
お馴染み一部白黒映像、ほぼ全編奏でる松任谷正隆による音楽がノスタルジーを醸し出す。
そして、言うまでもない。本作は大林作品であると同時に、
原田知世の原田知世による原田知世の為の作品。
今で言う橋本環奈のような絶世の美少女ではないかもしれない。
が、見ていく内に、その拙い演技も含め、青春や想いや運命に翻弄されながらも一生懸命健気な姿が、堪らなく魅力的なのである。
エンディングの主題歌を歌うPVや全てひっくるめ、原田知世を見るアイドル映画。
批評家絶賛の作品だけが傑作名作の類いではない。
例え拙さあっても、後の作品に多大な影響与え、今も尚人々を魅了す。
それこそ本当の傑作名作。
それが、本作である。
いかにも昭和の・・・
とにかく原田知世がかわいい!!!! びっくりする。 大林監督の追悼...
主題歌も最&高
83年角川。監督大林宣彦。
ロードショー公開時は「探偵物語」との2本立て。それゆえ監督はプレッシャー無く好きなように撮れたと語っている。予想外の大きな反響があり驚いたとのこと。
大林監督のリリカルで叙情的な面と尾道という舞台、そこに原作が奇跡的なマッチング。そして何より原田知世という存在が大きい。彼女を発掘したという事だけでも邦画史に残る功績だと思う。
個人的嗜好でいうと尾美としのりが今と変わらぬ何ともいえぬ魅力がある。いいわぁ尾美としのり。あと岸部一徳もいい。
できれば若い多感な時期に見て欲しいエバーグリーンなフィルム。エンドクレジットの多幸感が半端ないっすね。
素敵な映画
原田知世ファンの原点
日本のタイムパラドクス小説では不動の地位を保っているこの作品。映像では1972年にNHKでの連続番組で放映されたものが最初だ。この映画では、同級生堀川吾郎(尾美)はしょう油屋のあととり息子で大学受験を迷っている(原作はどんなだっけ?)。深町一夫=ケン・ソゴルのイメージがイマイチ。尾美としのりは『転校生』から比べると格段に演技力が増している(でも、まだまだ)。そして、芳山くんは弓道部員だ。
尾道三部作のひとつではありますが、アイドル映画の要素が強い作品。で、見たことあると思っていたのに、「ももくぅ~り♪」の歌に記憶がない・・・デジャ・ヴュもない。テレポーテーションとタイムリープ・・・むずかしい(笑)
80年代を代表する日本の青春SF映画
もしオリジナルの発想ならすごい
溢れんばかりのノスタルジー
そもそも原作が
筒井康隆らしくないというか、話も短いし面白くないんだよね。
筒井康隆は短編の名手だから、短いのはいいんだが
このおっさんらしいブラックな笑いや人食ったような展開がこれにはないんですな。
そもそも個人的意見だが筒井作品の映像化はあまりいいいものがない。
パプリカ
とか評価高かったが自分はだめだろ、これはと思った。わかりずらい。
富豪刑事(深田恭子がやったドラマ)はある程度ましか
日本以外全部沈没
は酷評されてたがおれは面白かった。バカバカしい内容だし、低予算なのもまるわかりだったが
でもそれぐらいだよなあ
七瀬シリーズなんて何度も映像化されてるけどどうにも…
短編で「おれに関する噂」というのがおれは好きでこれもドラマになったけどまるでだめ。つまらなかった
時をかける少女、は映像化しやすいのかなとおもふ。実は自分もあまりこの映画乗れない、つまらなくはないけど、なんというか青臭い?青春ものだからそうなのかとおもうけど、筒井康隆原作でこの内容?とね
これまた、昔話だが
原田知世がブルマの場面あるでしょ、ちょっとだけだが
白いブルマで(笑)劇場内から「白?クスクス」という女子の失笑が上がったのが印象深い作品でした。
というかそこしか覚えてなかった。
大林監督の独特なノリにのれるかのれないかにもよるけど、わたしはアニメの
細田監督のオリジナル脚本のほうが好きかな
あ、あと筒井原作では
ジャズ大名
があった、これは傑作
忘れてた
原田知世 音楽と私 リリースパーティー
原田知世さんのデビュー作!!
素人をスターに仕上げるという角川の斬新な企画が大成功。あんまり可愛...
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