劇場公開日 1983年7月16日

「37年ぶりの鑑賞でした」時をかける少女(1983) mrkc7さんの映画レビュー(感想・評価)

2.537年ぶりの鑑賞でした

2020年7月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

まず、37年前に観たのは原田知世ファンの親友に影響を受けた結果。小学5年の時に初めて小遣いで料金を払って観た映画がこの作品だった。当時の感想は全く覚えていない。雪山から始まる事など全く覚えていない。その後シーンも断片的に少しだけ。劇場での記憶というより、のちにテレビの特集番組などで観た記憶かも知れない。その後はテレビでも観る事なく今日を迎えた。

そんな思い入れのある作品なので体験として面白く観れました。

作品の感想としては、このところ好んで観るタイプの映画ではなかったというのが正直なところ。新人女優には難しい作品だったのではないだろうか。ただ、これが角川映画の面白いところだったのだろう。
映像としての面白さは随所に見られた。クセが強いので好みは分かれるがポイントで差し込まれるので、苦手な自分でもいい塩梅で観れました。

ストーリーは謎解きの妙、ここが肝だか、もうちょっとこなれた俳優陣ならもっと良かったか。複雑さはあまりなく、観やすい作品。

全体的に、角川映画・大林宣彦、という当時の映画感が想像できる点も面白い体験でした。

mrkc7