「蜃気楼の館」華麗なるギャツビー 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
蜃気楼の館
20世紀アメリカ文学を代表する作家F・スコット・フィッツジェラルドの
これまた、アメリカ文学を代表する作品第2位に選ばれている
「グレート・ギャツビー」の映画化作品。
本作は2013年作品です。
監督:脚本:バズ・ラーマン。
ギャツビーをレオナルド・ディカプリオ、
彼をモデルに小説を書く隣人で友人にトビー・マグワイア、
婚約者だったが人妻となった恋人にキャリー・マリガン。
製作費が1億450万ドルと巨額で、それはそれは豪華絢爛な映画です。
バズ・ラーマン監督らしい《過剰なほどのイメージの洪水》
パーティー場面
(シャンパン、オードブル、女性たちの衣装、飾り花、
バンドマンやダンサーたち)
パイプオルガンのある教会みたいな部屋もある。
ギャツビーは高貴な家柄と匂わせているが実は密造酒で儲けた成金。
成金と言ったってロックフェラー財団みたいな規模で・・・
お金かけまくった映画だと、呆れてしまう。
ギャツビーは初恋の人・デイジー(キャリー・マリガン)には盲目で、
デイジーの幻に惑わされてる実はうぶな男。
家屋敷、プール、派手なパーティーも、すべてデイジーを手に入れるため。
デイジーの心を取り戻したギャツビーはデイジーの夫・トム(ジョエル・エガートン)
から、デイジーを合法的に奪い妻にする話し合いの席。
デイジーは激しく動揺する。
彼女はほんの火遊びか、夫への当てつけだったのでしょう。
動揺してスピード運転して飛び込んできた女(夫の愛人)を、
跳ねて殺したのも実はデイジーの運転。
トム(デイジーの夫)の入れ知恵で、ギャツビーを射殺する殺された
愛人の夫。
ギャツビーは命を落としてしまうのです。
【成り上がり男の成功と挫折の物語り】
設定は違うけれど、アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」と
似通った点もあります。
人は皆、
金持ちになりたい、
有名になりたい、
美しい恋人がほしい、
そして幸せな家庭を築きたい、
そう願うけれど、
それが叶って満たされる小説は文学にも映画にも、
なり得ないでしょう。
1974年作の『華麗なるギャツビー』の主役は、ロバート・レッドフォード。
本作のディカプリオは闇を感じさせる深みがあって、
やはり千両役者でした。
琥珀糖さん、こちらこそありがとうございました😊。蛇足ですが最高映画館鑑賞回数は 007スカイフォールの5回です。自分語りすみません、またよろしくお願いいたします🙇
この作品 リアルタイムで劇場で4回観ました。最後はさすがに劇場1人だけでしたけど、結構ロングラン公演上映でした。ちなみに【ジョーカー ホアキン・フェニックス】も4回です
とにかくリアルなレトロ1920 豪華絢爛おっしゃる通りです。全てが時代的にリアル。おっしゃるとおりディカプリオの深みと合わせ、映像に心奪われました❤️イャあコレだけレトロなリアルは見たことないのです。おっしゃるとおり共感です❗️あっレビューは本作もジョーカーもう上げてません🙇他作へのいいねありがとうございます😊😊😊