華麗なるギャツビー

舞台はニューヨーク狂乱の時代。城のような豪邸で暮らす男、ギャツビー。その豪邸では夜な夜なパーティーが開かれており、各業界の有名人も招待されている。一体彼は何者なのか。なぜ若くして富豪へと成り上がることができたのか。そんなアメリカンドリームを象徴する彼の正体が明かされていく。

20世紀アメリカ文学の最高峰と称される「The Great Gatsby」が原作らしい。
原作は読んだことないから、いつか読んでみたい。

過去の夢のためギャツビーは一文無しから富豪へと成り上がったのだが、過去の夢は過去の夢であり叶うことはなかった。叶うはずのない夢を追い続けてもいつか自滅するということなんだろう。過去の夢は思い出として捨てることなく大切にして、未来を夢見て今を生きてみるかと思う。

ギャツビー
男性用化粧品を想起させるが、全然関係ない
理想を追い求める男と現実的な女性の物語
悲しいかな、男性はこういうところがあるね

映像も衣装も綺麗でテンポ良くポンポンと画面が変わるので目が回りそうだった。
良家の女性と恋仲になったギャツビーが結婚したくとも無一文の状態では迎えに行けず、成功するまで待っていて欲しいと告げ大金持ちになるが待ちくたびれた彼女は好きでもない相手と結婚していた。結局大金持ちになっても元が貧乏人では勝ち目はなく、育ちの良いお金持ちは何でも思い通りになるという格差を見せつけられ、ギャツビーの純愛をも踏みにじられあまりにも悲惨だった。