「長期戦の覚悟はできているか?」コンテイジョン 琥珀さんの映画レビュー(感想・評価)
長期戦の覚悟はできているか?
やっとレンタルできました。
評判通り、現在のコロナの状況をかなり正確に予言してました。驚きました、というだけでは表現できないほど〝驚きました〟。
現時点で違いと言えば、
・致死率がコロナの方が低いこと
・そのため、ニュースになるほど大きな暴動が起きるレベルでのパニックは起きていないこと(トイペとマスクの品薄程度で収まっている)
・潜伏期間や重症化までの時間(映画の中での1日がコロナでは1〜2週間?)
映画の中で、ワクチンの生産が始まったのが、day131あたりだったので、これに7日を掛けると917日。コロナワクチンの生産・配給が始まる時期はあと2年超待つ必要があるが、2年半以内にはやってくるということになります。
早くなる分にはありがたいですが、安全性や効果の確認のためには、素人ながらかなり現実的なようにも感じます。
命懸けの緊張感の中で研究・検証に取り組んでおられる方々のことを考えると不謹慎な空論のように聞こえるかもしれませんが、コロナウィルスとの闘いは最短でもそれくらいの時間がかかるという覚悟を持つためにはイメージしやすいなと思いました。
ラストに描かれたday1。
これからも未知のウィルスが人間世界に入ってくることの可能性を示しており、ゾッとしました。
この4月に緊急出版された『コロナの時代の僕ら』
(パオロ・ジョルダーノ、早川書房)にも書いてありました。例えば、次のような状況について。
・森林破壊で住処を失った野生生物と人間との接触機会が増えている
・アフリカには食糧難のために今まで食べてこなかった動物を食べることも増えてきた地域がある
ウイルスにとっては、住処がなくなったことで人間の身体に引っ越しをしているようなものだということです。
2020年の皆様
残念ながらワクチン摂取が加速してるにも関わらず、今は若年層に広がって九月の新学期波動なる?的に長期戦の状況です。
って、ホントまさかこんなに長期戦とは思ってもみませんでした。
虎ノ門あたりの街並みいいですね、私はあの辺は頻繁には行かないところなので
、たまに羽を伸ばすとうきうきします。
休日の朝イチの上映を予約しといて、有楽町~日比谷~ミッドタウン~映画館までの道のりを計算せず、寝坊した日々が懐かしいです。今週末はさすがに映画館ロス(&チュリトス食べたい)なので浮気してどこかに行ってしまいそうです。
琥珀さん、ありがとうございます。長期戦の覚悟はできてるか?全くできておりません😞アフターコロナで最初に行くのはTOHO日比谷と決めていたのに、残念です。もし行けて、日比谷でスキップるんるんなアラサー女子がいたら私です。
というか、もはやアフターコロナという概念ではなくなってきましたね。ユナイテッドシネマやイオンシネマが再開しだしたので浮気しようかと思いましたが、見たい映画とスケジュールが合わず(社畜)、今週もおうち映画になりそうです。琥珀さんはどこか見に行かれますか?
洛中に住まう気高き都人😑などではないワタクシは、今回調べるまで蛤の門が何処かも知らず、ぶぶ漬けが未だに何なのか見たこともない身分の者ですが🙄、愛を育むカップル達に人気のスポットである鴨川沿いの三条河原の辺りが、かつての処刑場 晒し首の場であったと知ってからは立ち寄らなくなったものです。
なるほど、ウイルスにとってはお引っ越しのような物なんですね。スゴい納得しました。
となると、このままだと新型コロナ後も違う新しいウイルスがお引っ越ししてくる可能性もあるって事ですね?今のコロナでさえ収束してない段階でなんですが、これからも油断ならないですね😣
近大さん、コメントありがとうございます。
本当にそう思います。
オーストラリアの大規模な森林火災でももしかしたら、住処を失った野生動物やウィルスが密かに人間社会に進出しているかもしれません。