コンテイジョンのレビュー・感想・評価
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ウイルスより怖い“恐怖の感染”を予見した慧眼
2011年の「コンテイジョン」と95年の「アウトブレイク」を改めて鑑賞し、後者の着想となった94年のノンフィクション本「ホット・ゾーン」(80年代に起きた米国本土初のエボラウイルス感染とその制圧作戦に迫る)も読んだ。2002年のSARS流行を考え合わせると、感染スリラーの秀作2本はいずれも実際のパンデミックを踏まえて虚構の中のリアルさを高め、ウイルスが蔓延する世界における人間の行動と心理をシミュレートすることに成功したと言えよう。
本作の妙味は、偽情報で読者のパニックを煽り名を上げ儲けようと企むブロガーの存在だろう。未知のウイルスを前に専門家の間でも意見が分かれ、著名人や識者が勝手なことを言い、国民どころか為政者まで右往左往しているのが今の世界の現実だ。インフルより致死率の低いコロナへの恐怖で経済が失速し、感染による死者を上回る自殺者を出すなら、真に怖いのは恐怖の蔓延ということになる。
映画と現実が、いま取っ組み合いをしてるんだと思う。
新型コロナでにわかに再注目を浴びることになった本作。ソダーバーグが評価されることはもちろんだが、ソダバと一緒にいくつもの実話にひねったアングルでアレンジしてきた脚本のスコット・Z・バーンズの功績も大きいんじゃないか。とにもかくにも、豪華オールスターキャストがウイルスの蔓延のせいでいとも簡単に死んでいく。そのウイルスの無差別攻撃の凄みが、いま世界中が身にしみて感じられるようになったし、映画のクオリティは変わらないのに、作品の異様な迫力も2倍3倍に感じられるようにもなった。現実世界ではこの危機に瀕して日本政府は『シン・ゴジラ』みたいな対応はできなかった。果たして『コンテイジョン』に追いつけるか、追い越せるか、それとも足元にも及ばないのか。映画の現実とのレースが現在進行中という、不謹慎だが得難い機会を目にすることになるのだなあ。
Near Sci-Fi Blockbuster that Has Become Real too Soon
A decade ahead of its time, Contagion hits all the notes of the breakdown of an epidemic to complete relevance. While the disease in the film is a deadlier version of what we got with COVID-19, it's missing the high stakes of a Donald Trump leader of the free world, exhuming the feeling of a real-life dystopian nightmare. Conclusively it is more of a cautionary tale than probably intended.
SFとしての優秀さ
コロナ前に作成された作品。
パンデミックをシミュレーションしている。
これは映画という側面を持ったシミュレーションなのかもしれない。
起こりうることを多角的に捉え、想定することが役割のような気がする。
描き方はニューマンドラマだ。
政府などの思惑は、登場した記者の中だけにとどまり、背景を塗りつぶしている。
人類救済が第一の目的ならば、ワクチンにお金は取らないはず。
この事実だけで陰謀論となるのは至極当然だろう。
トマトメーター80%超えだけのことはある
ディモン選手主演かと思いきや、アメリカ各地や香港など世界各地で研究者、一般市民、記者など様々な人のドラマが同時進行で交錯する一種の群像劇の趣ですが、よく整理された脚本をソダーバーグ選手が手際よく処理しているので各人各所のエピソードがキチンと区分されている印象です。
感染爆発が筋書通りとしたら…
新型コロナウイルスについては、自分は2022年1月から人工によるものではないかと疑って調べていた。自分は、科学者でも、医者でもないので断定はできないが、これは、人為的に作られた遺伝子兵器だと思っている。人類史上、このような変異を繰り返すウイルスはなかったこと、ゲノム解析が可能になった今、いくらでもウイルス等は作ることができるからと思ったのがきっかけだ。
トランプ大統領主治医のウラディミール・ゼレンコ医師、スペインのラ・クィンタ・コルムナチーム、Dr.マローン、元ファイザーVPのDr.マイケル・イーデン、ロバート・ヤング博士、リュック・モンタニエ教授、東北医師有志の会、福島正則医師、京都大学の宮澤孝幸准教授らの動画、ネット掲載の記事を見て、コロナウイルス以上に、コロナウイルスワクチンの副反応・後遺症の方が、実は恐ろしいと思って、それ以降はワクチンを打っていない。彼らの医学的見地によると、心筋症、AIDS、ターボ癌、自然免疫が弱まることで、他の疾患になりやすくなる等、恐ろしい程多くのリスクを抱えることになるらしい。映画では、レンギョウという薬が効くというデマが描かれているが、実際、コロナウイルスでも、イベルメクチンが効くとされ、投与した医師もいた。まるで予言のような描き方だ。米では、ファイザーが裁判に負けて、新型コロナウイルス開発の際の治験のデータを渋々公開したところ、およそ1500もの様々な症状を呈したとされている。mRNAワクチンは、人類発の試みで、人体に投与して安全性を確認する作業をほぼやっていないとのこと。そんな危険なワクチンを十分な説明なしに打たせる方がどうかしている。
この映画は2011年制作とあるが、ビル・ゲイツは、PCの後は製薬業界が金の成る木と思ったのであろう、いずれ世界的なパンデミックが起きると早い段階から投資している。
陰謀論的な立場からみると、早い段階から、世界中に新しい感染症をまき散らして、人々の恐怖とパニック、統制と服従を植え付け、そこから搾取する計画が立てられていたらしい。事前にパンデミックが生じた場合のシミュレーションもしていたらしいし。この立場からみると、遺伝子操作によって新しい感染症をまき散らし、それを更に予防するワクチンや治療薬を開発することで、世界中の国々相手にぼろ儲けができるということになる。
映画製作は、それを事前に予言的に見せておいて、潜在意識に植え付けたり、洗脳したりする効果がある。その際、米国のCDCやWHO等は正しいという描き方をし、中国はウイルスの発現の地のような描き方をする必要があるのだろう。
ネット上の情報であるが、オバマ政権時代に米がウイルス兵器の開発をさせていたが、問題になって資金を出して中国で開発させていたという情報もある。また、ウクライナの研究施設では、このようなバイオテロのための研究を進めているとの情報も見かけた。更に、米軍がこのウイルスを開発させていたこと、そして、様々なウイルスに関する特許を取得していることがリークされている。
資本主義では、利益を最大限にするため、ビジネスチャンスを作りだすことが大切なのだ。それを意図的、計画的に作り出せる力を持つ者こそが、恐らく真の支配者なのだ。金儲けをする正当性を作り出すことができれば、国民は税金も差し出す。戦争然り。気候変動然り。感染症然り。
この新型ウイルス感染症で、儲けたのは一体誰なのか?と考えて、私たちは世界を注意を払って見なければならない。ファイザー(米)、モデルナ(米)、アストラゼネカ(英)である。
映画として、よく出来過ぎているのは当たり前。これは、これから起こすパンデミックの筋書きを映画にした映画なのだからと思っている。なぜ、2011年時点で、このような映画が可能だったのか、考えてみてほしい。
コンテイジョン
【ピロシの映画レビュー⑥】
邦題 コンテイジョン
原題 Contagion
⚫︎主演
マリオン・コティヤール
マット•デイモン
⚫︎監督
スティーヴン・ソダーバーグ
⚫︎脚本
スコット・Z・バーンズ
⚫︎公開
2011年
⚫︎上映時間
105分
⚫︎ジャンル
パニック系
これはひとこと、『問題作』だ!
パンデミックを扱った映画ですが、◯◯◯ウィルス発生よりも8年も前に公開されたというのがオソロシイ🫢。こういう映画がしっかり予算付けされて普通に公開されているのが逆に不思議で仕方ない笑
ウィルスまん延系でいうと邦画で感染列島を観ましたが、予算の関係もあるのかなんちゃってホラームービーで(失礼)リアリティがまるで感じられませんでしたが、本作はもはや映画というよりドキュメンタリー番組を観ている印象です。大袈裟なCGが無いのも良い。
2011年当時は世界的に流行する病など考えもしなかったので、その時に視聴したとしても単なるパニックモノとしてたいして印象に残らなかったかもしれませんね。
ハヤリヤマイもある程度収まった今だからこそ、冷静に鑑賞できるハズ?
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映画が現実に…
コロナ禍を経験した我々は、ドキュメンタリー映画とも思えてしまう。まさに、予言映画だろう。
ワウチン開発の裏側も、リアル。
世界の混乱もリアル。
ジャーナリストの間違った混乱でさえもリアル。
今思うと、家に篭った日々。
何もかもが、変わり青春も無くなった若者たち。
辛かったよね。
コロナ禍前にも観た映画だが、全く内容忘れていた。
今だからこそ、考えるところがある。
しかし、いいパパだなぁとラストシーンは感動した。
ウイルス禍は人類の「自業自得」なのか。
<映画のことば>
パニックはウイルスより深刻だ。暴動の引き金になるから。
「適切な知識に基づき、差別や偏見を持たず、周囲への配慮をしながらチームワークを築くことが、収束への近道です。必ず終わりがあります。力を合わせて頑張りましょう。」とは、まだコロナ禍たけなわの頃、厚労省新型コロナウイルス対策推進本部が関係機関に対して発したメッセージ。
未知のウイルスMEV-1の恐怖は、他のレビュアー諸氏の指摘を待つまでもなく、現下の新型コロナウイルス禍と被るが、それにしても、情報不足…そして誤った情報の過多によって引き起こされるパニックの方がよほど恐ろしいことを、すでに本作が指摘していることは先見の明だと思う。
それにしても、濫伐が、熱帯雨林の奥底にひっそりと眠っていたウイルスを、結果として全世界にばらまくことになったというのであれば、人類の「自業自得」とも言えないか。
そのシーンをあえてラストに持ってきた本作は、高い評価に値すると思います。評論子は。
コロナ
出演者が豪華で主人公が誰か分からない
最後がパッとしない終わり方
ラスト原因が分かったのは良いけど村の人達とかマット・デイモンの娘とかローレンス・フィッシュバーンはどうなったのか知りたかった。
日本は途中のデモみたいな感じにならなくて良かった。
マスコミ(ジュード・ロウ)は嫌だなぁ笑
コロナ禍で見て正解。コロナ前だったら多分面白くない。
WOWOWが、今放送した意図は
WOWOWが今、放送した意図は
やはりコロナの影響だろうか
てか、コロナ蔓延の本当の原因は
もはや色んな意見、憶測が溢れているが
この映画を見て
「やっぱ、中国か‥‥‥‥‥」というのが
最大の印象(+_+)
今の世界の状況を予見したような内容に
ノストラダムスかよ 的な驚きがあった
過去鑑賞
これもレビューしてなかったですね。
コロナが発生して半年くらいに経った頃に観たので、多分2年半くらい前でしょうか?
どれだけレビューをサボっているんだって感じですね(笑)
確かにこれは新型コロナウィルスが発生し、コロナ禍に巻き込まれていく過程に酷似していますね。
致死率こそここまで高くありませんが、未来を予見したかのような内容に、かなり驚かされました。
そういった点としてはかなり優れた出来の作品でしたし、内容としても興味深く、出演されている俳優陣も豪華なので、飽きずに鑑賞出来ましたが、今回の新型コロナウィルスの発生が無ければ興味を引かれる内容ではなかったような気がしますし、ドキュメンタリー調なので映画として面白いかと問われると何とも言えないところですね。
ただ、今このような状況に置かれている事は事実ですので、一度観ておくと良いかもしれないです。
生々しい。
2011年の作品。コロナ騒動を経験した現在に観るととてもリアルで生々しい。人々の戸惑いぶりもリアルだし、政府やCDCの様子もきっとあんな感じなのかな?
この映画では感染源がはっきりしないまま、ワクチンが開発されたようだが、最後で明かされた1日目を観ると、コウモリと豚が原因のよう。
なんかまるで10年後のコロナ感染を予想したかのような映画でした。マリオン・コティヤールがやはり綺麗
パンデミックものだいすきー!と何の躊躇いもなく言えてた時代が懐かしい。
CDCが出てくるとテンション上がる性癖である。WHOには反応しない。何でだ。
劇場で見逃して数年後に観て、よくできてるとは思ったが、まさかまさかの事態で再評価されるとは。はからずもどれだけきちんと製作されていたかを証明することになってしまったが、デマが恐怖と不安を撒き散らすことが最大のポイントだったと思う。
ものすごいキャスティングの群像劇だけど、さまざまな立場でそれぞれ印象的な役どころで見せ場もあるのに、わずか106分とはすごい。
マット・デイモンの娘役の子がiPhone の文字入力がやたら早くて、「若者はあんなに早く入力できるんだー」と感心してた。
映画としては並
コロナ過だから、妙にリアルに感じる作品ではあるけど、映画としての出来は並かなぁと言う
感じ。ラストに感染初日を持って来ていて、それがコウモリ→ブタ→調理人→客、それが中国と言うのがコロナとリンクしているのは今見ると、「おぉ」と思うけど、別に予言で作ったワケでも無いしなぁ。
感染の拡大による人間の心理はよく表現されていると思うんだけど、逆に何でこの状況下で、この人だけマスクして無いのとかの不自然さが目立つかな。何故か、免疫をもっているらしいマッド・ディモンは普通に街にいる。多分、研究サンプルとして唯一残された身内の娘の安全な隔離と引き換えに血液の提供等させられてるだろうなぁ。
しかし、アメリカ人ってマスクしないなぁ。すぐ暴動起こすし。
2022 88本目
当日この映画を観たとき、いつかはこういうことが現実に起きるのかなと思って観てました。実際、今コロナになりこの映画の通りになってると、色々考えさせられます。また何年後かに観たときにコロナが終息していればいいなぁ
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