ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのレビュー・感想・評価
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主人公の子供のズケズケした態度があまり好きになれず、見てていらいら...
主人公の子供のズケズケした態度があまり好きになれず、見てていらいらしたり。
ただ、間借り人のおじいさんがすごくよかった!!!
期待していたよりはそうでもなかったかなー。
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
心のロードムービー。
賢い少年はこの世には明確な答えが出ないことや不条理なことがあることを既に知っている。
ただそれを受け入れる術を知るためのロードムービーだったと思う。
トム・ハンクス、マックス・フォン・シドーの極上の演技。
この更に上をイったのがサンドラ・ブロックだった、誤魔化しが効かない役どころを静かに淡々と魅せつけてくれた。
またビオラ・デイビスの演技が憎いほどヤバイ。
少年のリアル
映像の動きと音、その少年のひとつひとつに、胸をえぐられるような感覚が残りました。
感情でいきる幼い少年の心の葛藤と母親の愛情がとても素敵な話でした。
もう一度改めてみてみるとよりこの話の魅力に気づけるのかもしれないぐらい、ぎゅっと詰まった内容でした。
ストーリーの重なり方が絶妙
とても良い映画。
9.11で父を亡くした子供とその周りの人々の感情や行動の交わり方が絶妙。
ストーリーはふせんが徐々に明らかになっていくところやどんどん新しい出来事が重なっていくところが
観ていてとても良かったです。
また、皆のセリフ一言一言が素敵でした。
これはおすすめできる作品です。
5分に1回泣ける
泣かされるのを覚悟で観たのですが、最初から最後まで泣きっぱなしでした。
オスカー役のトーマス・ホーンは父親を亡くした悲しみや、アスペルガー症候群で周りとは少し違うという難しい役を上手く演じていたと思います。
ですが、私は観終わった後に何か物足りなさを感じてしまいました。確かに泣けるし、トーマス・ホーンの演技も良かったです。何が悪いのか上手く言えないのですが、
9.11のテロという重いテーマを、泣けるだけの感動させるだけのあざとい映画にしてしまったような気がします。泣くだけ泣かされた後、私の心には何も残りませんでした。
評判も良く、期待して観たのですが、期待が大きすぎました。日本人はこういう感動物には弱いですが、私はあまり良いと思えませんでした。
物語のラスト、オスカーが一人でブランコに乗れるようになったシーンが好きです。
映像、音の効果
緻密に効果的に作られているなと感じました。また、主人公の感じ方が上手く表現されていると思います。私が見てきた中では淡々と進んでいく大人しい作品なのですが、見せ方が上手で美しく、時間中ずっと引き込まれていました。特に好きなシーンは雫のシーンです。
泣ける…
もうやめてーと思うほどひたむきに父親をおい続けるオスカーが切なすぎる…涙ボロボロ。またオスカーの成長を見守る人の暖かさに胸が苦しい…ハグ17回は凄いけど皆素晴らしく優しい。観てほんとに良かった!
究極の家族愛
9.11で父を失った少年の、彼と父との「8秒間」の物語。
展開が全く分からないのがおもしろい。
そんな中の、セリフの一言一言が心に染みる。
彼の家族、出会う人々の温かさにラストは胸が熱くなる。
少年役のトーマスホーンくんの演技は素晴らしい。
最後に、9.11で亡くなった皆様の魂が安らかでありますように。
大切なメッセージのこもった作品です。
「ものすごく うるさくて ありえないほど近い」
僕もこの映画を公開日にさっそうと観に行きました。
僕はこの映画を『ミッション イン ポッシブル・ゴーストプロトコル』を観に行った時の予告で知りました。
この映画は9.11の出来事で父を亡くした少年を中心として描かれている作品です。
この映画を評価する上で一つ皆さんに知ってもらいたい、このタイプの映画を創る事は非常に難しい、何故ならこのように大きな事故・事件は本来、断片的に描かれるべきではないからだ。
しかし この映画では一件、一人の少年にスポットライトが当てられているように見えるが、実に巧妙に様々な人々の感情が周りに描かれたものとなっている。
そしてこの映画は9.11の出来事を後世に伝える事と同時に、日本で起こった3.11という忘れられない出来事を受けた人々に向けられたメッセージだという事を知ってほしい。
主人公の子役が「ものすごく生意気で、ありえないほどうまい」
9.11で父を亡くした少年が父の残したものを探すことで成長する物語なわけだが、主人公の子役が「ものすごく生意気で、ありえないほどうまい」
しっかり感動もするし、含蓄もあるのだが、主人公の上手すぎる演技と出来過ぎな家庭環境が少しノイジーかと。
しかし、彼が見つけた真理というものは観客のあらゆる人生の傷を癒すヒントになるんじゃないでしょうか。
どう捉えるかは十人十色
なんともやりきれない9.11の悲劇。一人の少年を絶望のどん底へと陥れる。見えぬものを追う少年。そこで会った沢山の人間という名の記号たち。少年には答えがすべて、それしか見えなかったそれしか生きていく支えがなかった。ついに絶望の淵に陥った少年は"ものすごくうるさくて ありえないほど近い"存在が居たことにに気づく。
自分の中で 答えとは全く関係性のない 目障りだと決めつけていた存在に…。
涙なしでは観られないです
あまりに辛くて
辛すぎたので途中で断念してしまいました。
少なくともあのテンションとか作り方とか痛々しさとか総合的に考えたら、これはもう4くらいの勢いがあったと思います。
でも辛すぎる。少年がうますぎる。
天才少年のミステリー
あの忌まわしい出来事で、父親を失った少年のミステリー。頭の回転も良い天才少年が予想もしない現実に翻弄されながらも、死と愛と絆を知る。非常に面白い目線での作品だと思います。
見ごたえもあり、大事な作品です。
がんばれ!
涙腺のツボに入った作品です。
本当に泣ける。少年に対してのよく頑張った、辛かったねという気持ちや、母親の大きさに何度観てもやられてしまう。
キャストや音楽、カメラどれをとっても最高の作品だと言える。
この作品に出会えてよかった。
ものすごくうるさいのは、あまりにも近いから
オスカー役のトーマス・ホーンがとてもいいい。まさに、子どもの「邪気のない」邪気が、言葉の「五月蝿さ」に表れている。彼が、ジェフリー・ライト扮するウィリアム・ブラックに、身に起きた出来事、今の自分のあり方を、それこそ「五月蝿く」語るシーンは、この映画の一番の見所だろう。感銘を受けるコマだった。身を削るほどの辛さ、痛さが、この少年をして語りしめること、そのことをこの少年は見事に演じきっていた。そして、それとは対照的に、言葉(声)を失った賃借人じつは祖父であるマックス・フォン・シドーの抑制の利いた演技、またサンドラ・ブロックの、母リンダ・シェルの包容力ある演技も際立っている。 多弁と無言、喧噪と沈黙、我々が声を失うこと、それが「喪」の意味であることを、重層的に語り出す映画だった。
おじいちゃんと少年
マックス・フォン・シドー(居候のおじいちゃん役)と少年のシーンがすごくいい。
おじいちゃんの孤独と少年の孤独が共鳴しあう場面に号泣。
「おじいちゃんと少年」っていう組合わせ、ある意味最強なんじゃないかと思う。
『フランダースの犬』とか『ニュー・シネマ・パラダイス』とかね。
いたいけな少年とおじいちゃんに涙しちゃうDNAが組み込まれているような気がする。
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