ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのレビュー・感想・評価
全211件中、41~60件目を表示
わかっていたけど泣いてしまう
すごく驚くほどの展開があるという訳ではないけど、自然に話が進んでいく中で新しい展開に流れを持っていくのがすごいなと思った。
ある日突然人が亡くなると後悔と共になぜ?なんで?という疑問と、自分を納得させるために意味や理由を求めてしまうのは実体験もあってすごくよくわかる。
役者さんの演技も脚本も演出も、丁寧でとても良かった。
38位/459 2021.08.04現在
ものすごくうるさくて、
ありえないほど近い
ポスターとタイトルからして
良い作品なんだろうなってのは
ひしひしと伝わってくるんですよ。
でも、なんとなく観る気持ちになれなくて。
でも、フォロワーさんのレビュー読んで
観てみようと思い、そして観て良かった!
9.11のお話。
少年はテロでお父さんを亡くし
お父さんの部屋で鍵を見つける。
その鍵にはBLACKと書いてあり
その鍵穴を少年は探す!
ニューヨーク中のBLACKさんを訪ねる。
少年はお母さんとはうまくいってなくて
少年が不器用なだけなんだけどね。
お母さんに内緒で鍵穴を探し続ける。
亡くなったお父さんを感じるために。
途中、少年が
テロで死ぬのがお母さんだったらよかった!
って、言うんだけど、本当にこれは辛かった。
自分が、親としても、子供としても。
自分は自営業なので母とも一緒に仕事しますが
忙しいとイラッとして
言わなくてもいいことを言ってしまう、、、
本当、後悔しかありません、、、、
そして、逆に美音にそんなこと言われたら
立ち直れないかも。
だけど、最後の最後で母親の予想外の行動。
本当に予想外!
難しいサスペンス映画並みのどんでん返し!
自分も、親になって分かったけど
親って無償の愛なんですよ。
全ての人がそうではないとは思うけど
自分はそう。100%自分よりも美音。
美音のために働いて、
美音のために常に時間を費やして。
そんなこと、美音は
知ったこっちゃないかもしれん。
でも、そんなことどうでもいい。
美音が笑顔でいてくれたら。
この母親は、そうです。素晴らしい。
そして、それを理解して
素直になっていく少年。
たくさん冒険して成長する少年。
期待してた答えとは違うけど
何もないよりガッカリする方がいい。
すごく大人な考え方。素敵。
(そう考えると、チェンジリング、、、
アンジーにとっては
死ぬまで探し続けるよりは
亡くなってた方がアンジーのためでは?
と思ったりもする。
いや、どっちも辛いんだけどね。)
登場する色んな人が素晴らしい人ばかりで
こんな世の中だけど、、、どんな世の中?
なんていうか人間って素敵だなって。
間借り人のおじいちゃん、、、
正直、最初、やべー人じゃない?
少年逃げた方がいいんやない?
って思ってしまった。
おじいちゃん、ごめんね。
そして、このおじいちゃんが素晴らしい!
映画の役としても、演技も!
いや、演技のことなんて分かんないけど
一言も発してないんだけど
まぁぁあ素晴らしい!
このおじいちゃんのおかげで
少年もたくさん成長できたよね!
以下
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてください
(RG風)
うる近のあるある言いたい♫
うる近のあるある早く言いたい♬
うる近のあるある今から言うよ♪
なんて略すか考えがち♩
貸金庫の中身気になりがち♩
みんなタンバリン、気にならないの?
って、思いがち♩
おじいちゃん、毎日手に
YES.NO書くの?って思いがち♩
娘に愛してるって伝えたくなりがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→40歳
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→自宅prime
鑑賞回数→1回
記憶度→95%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→38位/459
洋画部門→33位/383
タイトル長い部門1位
タンバリンうるさい
号泣とレビューしてる人が多い中、感動したけど、泣きはしなかった。
母親は強い、息子から「ママが死ねば良かったのに」と言われたのに、愛してるだなんて、、、この母親は強いし、凄いな〜
言葉は言霊。
オスカーから「今の本心じゃあない」とフォローの言葉がすぐに入ったけど、自分だったら永遠と心に残る言葉だし、なにかあるたんびに思い出しそうで、愛してるだなんて思わないだろな。と思いながら見てた。
ものすごく
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い。
タイトルと意味がどういう事?って疑問に思っていた。
物語は、実際に起きた9.11の事件を基にそれをきっかけに失った家族の話。
この家族の主人公の男の子が尊敬する父親を亡くした事で母親との距離が生まれる。
そんなある日、父の遺品の中から鍵が見つかり、それは何か父の大事なものが見つかるのかもしれないと探す旅に出る。そこで出会う人々は、色んな人がいて少年も自分の知らない事に出くわす事でどんどん成長していく。
少しコミカルに感じる所もあり、面白い。
この少年と間借りのおじいさんとのシーンは、個人的にいいなって思った。
このタイトルの意味は、他の人のレビューを読んでいてなるほどと思いました。
失ってからこそ見えてくる絆がある。
それが家族なんだなぁって事が分かり心が暖まりました。
邦題になんとなく抵抗があり観ていなかったが
タイトルからは全く想像できない物語の展開だった。
無理矢理丸く収めるような展開も、
わざとらしいお涙頂戴展開もなく
丁寧に作られているところが非常に好感。
オスカー役の子の演技から引き込まれ、
中盤からは涙がボロボロ止まらなかった。
幼いながら物事を論理的に捉え、1つのことに集中し
納得いくまで取り組みたいオスカー。
トムハンクス演じる父親は
子どもの探究心を全く否定することなく
自由に考え、動かせる素晴らしい人格者。
オスカーの父への思いより突き進む行動から
自分の中で抱えきれなくなったときの感情爆発のギャップは大きく、
畳みかける長台詞も自然で胸を打たれる演技だった。
後味のいい映画
最初男の子にイライラしながら見てたけど
男の子にとって自分が普通だし、
色々な人がいるから人生楽しいんだなって思った。
家族が近くにいることも当たり前ではないから
もっとたくさん話をして大事にしようと思った。
いつも味方でいてくれる父母は強し。
人との関わり等一歩大人になる感じがよかった。
誰にでもある過去のトラウマ、思い出すたびに自己嫌悪に苛まされる日々...
誰にでもある過去のトラウマ、思い出すたびに自己嫌悪に苛まされる日々
そしてどうしようもない現実に直面した時、どうするか?どう向き合うか?前を向かないといけない事わかっているが1人ではなかなか出来ない現実。ただ周りには自分を見守り支えてくれる誰かがいてくれて最後は前を向いて生きて行けて今の自分がいる。
前半は切ない展開も最後は救われる
最後までやり通すことに意味がある
日本人の自分にはよく分からないが、この映画で描かれていたものが、9.11で大きなものを失った人のリアルなのだと感じた。
トーマス ホーンという役者はこれから注目していこうと思う。
結果はどうであれそれをやることに意味があるとおもいました。なぜならそれは絶対に無駄にはならず、何かしらの形でかえってくるから。だから絶対に止めず、最後までやり通すことが大切だとトーマスに教えてもらいました。
過去鑑賞
覚悟していたのにやっぱり泣けちゃいました。
僕がいろいろ書くまでもなく、脚本の出来も良かったのだと思いますが、やっぱりオスカー演じるトーマス・ホーン君の演技が素晴らしかったですよね。
そしてオスカー君の周りにいる母親も祖母やその同居人も、オスカー君が出逢った様々なブラックさんたちも、欠点も勿論有りましたし、決して良い人ばかりではありませんでしたが、それでも温かみがある人たちでしたね。
特にサンドラ・ブロックが演じたお母さんの行動には泣けましたね(/´△`\)
ただ、あれは観客にはバラすべき事ですが、オスカー君には内緒にしてほしかったです。
個人的にはこれが唯一の不満でした。
…あの悪夢のような同時多発テロは、遠い国に住む僕のような人間にとっても衝撃的な事件でしたから、これが自分の住む街で起こったとしたら、その心的外傷が如何程のものになるのか想像もつきませんし、ましてオスカー君のような子供、しかもその事件で大好きな父親を失したとなれば心の傷がどのくらい深いものなんでしょう?(T-T)これは映画ですが、実際にこれに近い経験をした子供たちがいるかと思うと胸が痛みます。
オスカー君の影にアメリカ合衆国が再生しようとしている姿を感じないでもありませんでしたが、家族や人々との繋がりについて考えさせられました。
やっぱり暴力じゃ何も解決しないんですよね。
確かにアメリカ合衆国政府が始めた事かもしれませんが、ISのような集団が勢力を伸ばすのは大変危険ですし、どのような理由であれテロ行為は決して赦せませんが、暴力に頼らず解決する方法を見つけ、どこかでこの負の連鎖を止めないといけないですよね。
字幕版がおすすめかも
生きた証を探す物語かと思いましたが、残されたものが自立して再生していく印象を強く受け止めました。弔い方の違いもあり、死の喪失をテーマに紡ぐ話は家族観、親子の接し方の距離などがよく表れると感じます。話す姿が作風を印象づけます。うまい。
失った物の大きさ
失うからこそ、人との繋がりという価値が輝く。
失ったからこそ、芽生えた勇気と信念はより高い未来を乗り越える踏み台になる。
失ったものに焦点を置くのでは無くて、今此処にある愛で十分なのでは無いか。
だからこそ今ある愛に感謝の気持ち伝え無ければ。
与えられた愛を無駄にしないで、与えられたならそれ以上の物を返さなければ。
大切な物は本当に必要な人の元へ回っていく、本当に必要になれば何らかの形で自分に返ってくるから。
とエモーショナルに感じ取ってしまったそんな映画。
タイトルの意味が分かったとき感動した
9.11で父を亡くしたオスカーが、父の残した鍵が一体何なのか?謎を解くため、そして父との8分間(繋がり?)を保つため調査する。
話が進む中で、長くてよく意味が分からないタイトルが表してることは何か考えながら観た。
そして、タイトルの意味が分かったとき、大きな感動が待っていた。
なので、邦題もそのままのタイトルにしてくれて良かった。
最悪の日
911からずいぶん経ってからの視聴だが、犠牲者の家族は今も苦しまれていると思う、オスカーや母親のように。
「最悪の日」当日、父親との幸せだった日々、現在。いろんな時系列で織り交ぜられ展開する内容。もちろん探し物が見つかったとしても父親は戻ってこないが、ようやく一歩を踏み出したオスカー、得るものも多かった、という話。
会うべき人は一番最初のブラックさんだったというのは出来過ぎだけど。タイトル…大都市も世間は狭い、ということ?
トムハンクスの存在感はさすがだが、それを上回るオスカーに惹きつけられる。
「しあわせの隠れ場所」のイケイケ?な母親役とは打って変わり控えめな感じのサンドラブロックだが、やはり安定の存在感である。
久々に本気で泣いた
トムハンクス祭と題し、
主人とトムハンクスの映画を観漁る企画第3弾
タイトルからはどんな話なのか全く想像できないで
心構えなしに見た
話はうまい具合に進んでいくし、
進んでいくにつれ、親と子の想いがひしひしと伝わってもう、あの出来事が起こったあとだと知ったときは
涙が止まらなかった
息が苦しくなるほど泣いた映画は久々だった
いい映画を見た。
心を洗いたいときに見たい映画だった
大切な人を失ったとき、この一本が必要になると思う。
近頃流行りの病気である大切な人が亡くなりました。
何があった日にも、日本を明るい笑顔で包んでくれた方です。
太陽が無くなるとどうしたらいいのか未だに分からなくなるのが、私たちだと思います。
そんな暗く沈んだ日に観た一本。
この日ほど今作を観るのに適していた日はないと思います。
主人公は大きな音が苦手な男の子。
彼もまた、大切な人を失います。父親です。
彼のほとんどは父親で出来ていたのに。
彼の独特な部分、個性的な人とは違う部分を父親だけが
才能だと言って認めてくれていたんですね。
そして、彼は父親が残した鍵を開くものを探す旅にでる。
この瞬間から、彼は旅することで父が亡くなった哀しみを埋めようとし、
また、こうすることでしか生きていけなくなってしまいます。
父が残した旅こそが息子の生きる意味となり、息子を成長させるきっかけにも
なっていました。
(ここで祖父が出てきて共に旅する展開もグッドでした)
鍵の持ち主が発覚し、彼は今まで追いかけていた父の姿を見失しないます。
ここで父の亡くした911の日のことを思い出します。
出れなかった電話。ここに彼が上手く父親と別れられなかった理由があったのだと考えられます。。
心のしこりが取れないまま苦しい日々を過ごしていたのでしょう。
終盤、母親と向き合わなくてはならないときが訪れます。
今まで影の薄かった母親がここにきてぐっと距離を縮めます。
すべてを彼女は知っていて、先回りしておいた。
この事実には、涙をこらえることができませんでした。
この深い愛情を知って、彼は父親のいない世界で生きる意味を見つけ出します。
なんて素敵なストーリーなのでしょう。
911を軸に描きながらも、こんなにあたたかく、しかもこんな社会でも生きていける希望を感じさせます。
冗長だとか、いろいろ意見はあるだろうとは思いますが、
唐突に大切な人を失った人には届くであろう一本です。
また、トムハンクスも良かった。
そしてサンドラブロックも。なんて良い女優さんなんでしょうか。
最近になってやっと魅力がわかりました。
理不尽なことで急に誰かを失うことがあります。
それでも日常は続きます。
しかし、あたりまえのような日常の中にその人を失った行き所のない痛みを発散させる
空白の時間が存在するはずです。
その空白の時間に、そっと共感し、そしてまた前を向く強さをくれた作品でした。
この映画がなければ、もっと憂鬱な気持ちがつづいていただろうと思います。
全211件中、41~60件目を表示