北のカナリアたちのレビュー・感想・評価
全47件中、21~40件目を表示
宮﨑あおいさん綺麗やった〜
ルック ◯
シナリオ ◯
アクター◯
デプス◎
ラスト◯
オススメ◯
もっかいみたいな。すごい話だ。湊かなえは天才か!
面白かったとしか言えない。
そして満島ひかりさんと、宮﨑あおいさんが綺麗な事、演技も上手いし言うことなし。
さすがの絶景
結末に痺れました
終盤までは物凄く陰鬱な映画でしたけど、最後の最後にやられました。
吉永小百合主演映画ですから、ある程度想像は付いていましたが、それでも泣けたなぁ~。
ある意味吉永小百合のパワープレイ的結末ですが、森山未來の怪演も相まって、グッと心掴まされてしまいました。
まあハッピーエンドではないですが、希望の持てるラストに感動させられましたよ。
正直途中までは名優紹介も兼ねたような会話劇的旅路に、やや中だるみ感を感じていたのですが、回想シーン等からこの旅の目的が少しづつ明るみになるに連れて惹き付けられ、最後は涙腺が緩んでしまいました。
また回想シーンの子供達の演技、歌声が素晴らしかったから、余計に感情移入させられるんですよね。
あの子供達の演技があってこそ、ラストの感動に繋がったのでしょう。
ただ少々気になったのは、やはり違和感の残る不倫劇でしょうか。
伝えたいことはまあ最終的には伝わりましたが、どうも見せ方がねぇ・・・。
仲村トオルが演じた警官のキャラも、いまいち掴み難く・・・。
この2人の顛末も、見せ方次第ではもっとグッとくる話だったと思うので、ここは勿体無いなと思ってしまいました。
しかし森山未來の演技は本当に素晴らしかったですね。
彼の熱演によって胸が苦しくなった、けど感動も半端じゃなかった!
まあちょっと綺麗過ぎる友情物語、贖罪の旅ではありましたが、なかなか見応えのある作品だったと思いましたよ。
さすがに回想シーンの吉永小百合先生の年齢設定には無理を感じましたが(笑)
そうかー
目を見張る映像美
映像の美しさが素晴らしい。木村さんもどこかで書かれていたとおり、最初に学校と湖越しに利尻富士をみたときは、目を見張った。ストーリーも引き込まれるものがある。特に満島ひかりさんの演技は素晴らしい。淡々と、満島さんが話すところは、最初にはる先生が出会うべきひとだとおもわせた。川島行夫(柴田恭兵)が亡くなるという衝撃的なシーンを、川井郁子が奏でるバイオリンが印象的なテーマ曲をバックに、観客へつきつけられる。しかし、先生、あの日、どこに行ってたんですかという満島さんの言葉は、核心を突くようで、次に繋がっていく。この流れを作る満島さんの演技に脱帽。信人(森山未來)の感情を爆発させる演技もすばらしい。あと皆さん、ほんとに歌が上手。 主題歌がすこし悲しげか。
小百合
文学的な脚本+美しい景色+バラエティに富んだ役者陣=こってりすぎ?
皆さんは「藪の中」という芥川龍之介の短編小説をご存知だろうか?私も大学の授業で少し扱った程度だが、ある事件に関する色々な人の証言が書かれていて、最終的にはイタコに乗り移った被害者の声まであるという中々趣向の凝らした作品である。
この映画のストーリーはまさしく現代版「藪の中」であり、分校の先生であった川島はる(吉永小百合)はかつての生徒であった鈴木信人(森山未來)に殺人の容疑がかかっていることを知り、かつての生徒に聞き込みをしていく内に、分校時代のある事件の真相が見えてくる。
脚本が文学的であり、舞台である北海道の美しい風景を撮影・木村大作が最高のスケールで撮影している。さらに、吉永小百合から森山未來までバラエティに富んだ実力派が名を揃えており、見所たっぷりである。しかし、それゆえに本編の時間だけでは処理しきれないため、何回も見るかどこかに焦点を当てて見ることをおすすめする。とは言ってもスタッフも大御所が多く、損はしない作品であろう。
自然と人を活写する確かな映像
設定や環境は良いんだが。
阪本節全開の映画で、全体的にはよかったのですが、今一つ乗れなかった。
阪本監督が好きなので、見に行きました。
いつものことだけれど、阪本監督はスターさんの扱いがうまい。
映画の最初に、しかも登場順で、役者さんの名前が出るのは阪本監督の作品らしい。
オールスターの映画でも、いい役は一部の人で、他の人は死んでしまうか、素人の子供のサッカーみたいに、ボールのところに集まるように進行していくものが多い。
でも阪本監督の映画では、ちゃんと一人一人見せ場が入っていて、死んでいる人はいないし、それでいてバラバラにならず、ちゃんとまとまっている。
本作もそんな感じの阪本節全開の映画でした。
ただ、残念ながら今回は、誰のところにいっていいのかわからなかった。
本来は吉永さんのところにいくべきなのだろうけど、正直、いつもいい人の吉永さんはあまり好きではなく、感情移入できなかった。
他の人も、いい役ではあるのだけれども、ちょっと入れない感じ。
もしかしたら、カメラの木村大作さんがポイントゲッターなのかもしれないけど、職人技的な感じで、派手にポイントを稼いでいる印象はなかった。
個人的にはいい映画だと思うし、感動したのだけれども、今一つ乗れなかった。
吉永さんのファンの人が見るのが、一番入りやすいと思う。
配役に救われてると思うよ
どうしようもないくらい 君を想う
たくさんの人がこの映画を見て感じている「不倫」に対する憎悪
世間一般の倫理の前に、必ずしも否定されてしまう
なぜだろう?
人が人を想う気持ちに変わりはないと僕は思う
だから先生は定年までも独りだし、これからもずっと独りで生きて
行くのだと思う
自分の犯した罪の罰を背負い、この人はずっと生きてきたのだ
叶わぬ想いを胸に秘めて生きている人はこの世界にはいっぱい居て
そんな想いのほうが尊くさえ思えてしまう自分はやはり捻くれて
いるのだろうか。
一時の感情や欲望に流されるだけの色恋話なら、僕も否定すると思う
でもここで描かれた先生の「それ」は違うと。
どうしようもないくらい人を好きになり、いとおしいと思うことは
誰にでも起こりえるのだ
さすがに20年前の先生は小百合さんで無くてよかったのではないか
とか
最後に「独りじゃない」って言っている5人の同級生。
だったら20年ほっとかずに、もっと大切に思い合い生活しろよ
とツッコミどころ満載でしたが、久々に泣きましたよ。号泣です。
これからは先生も含めてみんなで助け合い、生きていってほしい。
ふるさとがあり、仲間が居る6人がとても羨ましく思えたラストでした。
オレ生きてていいんだよね
全員主役級のスターが勢揃いの吉永さん映画!
現在と過去の時間軸をうまくつなげた、静かなサスペンスに仕上がってました。
話はたいそう面白いと思う。
吉永先生や、生徒たちがそれぞれにこうと思っていることが全て‘実はこうだった…’という話をうち明かしながら進行していきます。
100%分かり合いながら生き抜くことがなんと難しいことか…
それにしても、吉永小百合はじめ、出演者たちがなにげに豪華!!!
子役が大人になった配役なんて宮崎あおいはじめ主役級のスターばかり!!
子供たちの歌も激ウマでしたよ。
ラストは思わず涙がボロボロ…
しかし、久しぶりに‘純’日本映画っぽいもん見た。
地味に静かにくら〜く進みます、こんなストーリーだから仕方ないか…。
それにしても吉永さん、すごい綺麗だし、さすがです!
北の海に飛び込んじゃうなんて…ただ綺麗なだけじゃなくて役者魂も超一流な感じでした!
吉永小百合様への敬意が詰まった映画
全47件中、21~40件目を表示