「こりゃ三年かかるわな」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
こりゃ三年かかるわな
公開から大分経っているのですが、それなりに観客がいた気がしました。
ヱヴァだけにリピーターも多いのでしょうね。
この新劇場版、「序」から「破」は二年でしたが今作の「Q」では三年使っていますね。
「この調子だと、いったいいつ完結するのだろうか…」なんて余計な心配をしてしまいます。
さてこの「Q」、まず冒頭の初号機強奪シーンからして凄かった。 この時点で「あぁ…こりゃ三年かかるわな」と思いました、それぐらいのクオリティでしたよ。
あと、ヴンダー(ブンダー?)をみてナディアを思い出したのは自分だけじゃないですよね?
そして今回BLサービスが大杉、シンジ何回顔を赤らめた事かww 今作は今迄のエンタメ路線から離れ、良くも悪くも本来のヱヴァに戻った感じでしたね。
なんと言うか、カヲル君が絡むと物語がややこしくなる傾向がある気がします。
でも、このぐるぐると考えてしまうのも、ヱヴァの醍醐味でもあると思うんですよね。
何だかんだと実に面白かったです。なのですが、「破」の時みた予告と全然違ってたような気が…。
ともあれ、今作が「転」にあたる三作目で良かったですね。 色々ちりばめていた布石が、次作で全て見えて来るのだと思います。
と言うか信じています。
とは言え、製作当初言っていた「新劇場版は大団円のエンターテイメント作品」になるのかは正直あやしい雲行きになってきた感じですよね。
この壮大に広げた物語、どう纏めていくのか最終章がとても楽しみです。
でもここまできたら、流石に2015年(劇中の西暦)公開には間に合わないでしょうね。また首を長くして待ちたいと思います。
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