「筋肉リブート」コナン・ザ・バーバリアン 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
筋肉リブート
アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作「コナン・ザ・グレート」をリブート。
大まかなあらすじは変わらないが、オリジナルでは両親を殺され村を焼かれ、奴隷から復讐の旅に出るというものだったのに対し、リブート版では戦場で母が自らの命と引き換えに産み、父を殺した蛮族に復讐するというストーリーになっている。
現代リブートだけあって、オリジナルのヒロイック・ファンタジーからバリバリのアクションに。
格段にテンポアップし、バイオレンス描写もハード。コナンは幼少時から蛮族の首を狩る。
シュワちゃんからバトンタッチしたコナン役のジェーソン・モモアは、可愛らしい名前とは裏腹に(笑)、筋肉ムキムキの彫りの濃いイケメン。
現代的だなぁ〜。
チープな特撮から最新VFX仕様になり、砂の蛮族は、「ハムナプトラ」か最新技術のハリーハウゼンか。
アクションの迫力もこれで良し。
…だけど、何だかただ忙しく展開し、特に残るものを感じられず。
もう少しヒロイック・ファンタジー風味とエロ要素も欲しかった。
コメントする