グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独

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グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独

解説

1982年に50歳で世を去ったカナダの天才ピアニスト、グレン・グールドのドキュメンタリー。真夏でも手袋とマフラーを手放さず、ハミングしながらピアノを演奏するなどエキセントリックな言動で注目を集めたグールド。これまで未公開だった映像や写真、プライベート・レコーディング、日記の抜粋、かつての恋人や友人たちへのインタビューなどを通し、グールドの人間としての側面に焦点を当てる。

2009年製作/108分/カナダ
原題または英題:Genius Within: The Inner Life of Glenn Gould
配給:アップリンク
劇場公開日:2011年10月29日

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(C)Jock Carroll

映画レビュー

4.0孤高のグレングールドに親しみが湧く

2021年8月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

今は無き渋谷UPLINKで鑑賞。

私の中のグレングールドのビジュアルイメージが、再録のゴルドベルグ変奏曲当時のものしかなかったので、若い頃の彼のハンサムさにビックリした。
そして変人のイメージ。
独りでいることを好む、とかマイペースだったんだろうなというのはイメージ通りみたいだけど、人付き合いができないわけではないんだな。
人付き合いに慣れてはいないから不器用みたいだけど。

クリエイティブさを貪欲に追い求め、納得のいくまでとことん表現を追求する。それってプロフェッショナルとしての望ましい姿だ。けして変人だからというわけではない。
彼の中での表現したいイメージにこだわるあまり、人にも厳しく、回りを顧みない行動ばかりだったんだろう。
やはり独創性で評価される人は、あえて空気読まない(読めなくても可)能力が必要だと思う。周りの支援がたとえ暖かいものであっても、邪魔になるときもある。

孤高なイメージのグレングールドだが、親しみを持って身近に感じられてよかった。

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sannemusa

4.5やっぱりすき♡

2014年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

20年前4人目の子どもの出産祝いに何が欲しい?と二人の人に聞かれて、バッハのCDと答えたら、2枚の違うグレンのバッハをもらった。ずっとそのCDばかりしばらく聴いていた。それを一緒に聴いていた当時2歳過ぎの3人目がピアノを今でも習っているのは不思議な縁だ。<クラシック曲のグレン・アレンジ>そんな言葉が見終わった時にふと口をついて出て来た。そしてやっぱり好き♡と思った。魅力的だ。バーンシュタインが俗物に見える。二人は仲が良かったのかも。芸術家の孤独は自分を守るための手段なのかも。そして自分がないと芸術としては成り立たないのかも。カナダの音楽学校の同級生の女性が音楽家としての彼をとても良く理解していて、素敵な人だった。

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はげまる

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