ホビット 竜に奪われた王国のレビュー・感想・評価
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楽しい~!
すごい映像。
ドラゴンに奪われた国を取り戻すためのビルボ(マーティン・フリーマン)、ガンダルフ(イアン・マッケラン)、トーリン(リチャード・アーミテージ)たちの旅を描く第2章。
3部作とわかっているときの2作目はどうしてもつなぎの色合いが濃くなる。
ストーリー的にはもうどうしようもないので、映像的な楽しむという方向になる。
その意味では、相当見やすい映画になっている。
「ロード・オブ・リング」のときからそうだが、ピーター・ジャクソンの中つ国への思い入れは並大抵のものではないので、画面に盛り込まれる情報量が半端ではない。おなかいっぱいになる。
本作は、ドワーフたちの旅に、これまで以上に焦点を絞っているのでストーリーを追う苦労は軽減されている。
川を下りながらのオークとの死闘シーンは白眉である。
ドワーフたちに痛めつけられたドラゴンが、町へ飛び去るところで本作は終わる。
否が応でも3作目への期待が高まる。
開巻早々、チラッと映るのがピーター・ジャクソンその人ではなかったかと思うのだが。
楽しいなあ
テンポ良く進むストーリー展開で見飽きないでラスト迄スムーズに
正直、この手の作品は賛否が大きく分かれる作品なのだろうと思った。
原作がヒットした作品は原作重視のファンがいる。
そして映画を観て、映画を気に入った人にとっては、鑑賞した作品の出来栄えが素晴らしければ問題は多くはないものだ。
しかし、そこへシリーズ化すると、シリーズ作品としての繋がりや、それぞれの作品としての完成度の良し悪しや、好みの問題が出て来るので、作品に対する評価は千差万別になって来るので、ハッキリ言ってしまえば、この作品は自己の嗜好、感性にピタリとハマるか否かで、作品に対する評価が変化するのではないだろうか?と私は思うのだけれども、
みんなは、この映画をどう感じているのだろうか?
私の場合は、年齢的な問題なのか?はたまた嗜好の問題なのか定かではないが、この手のシリーズ物は、前作を観てから、1年2年と経過すると前作を大方失念しているし、元よりSF作品や、SFファンタジーなどは実写の映像で制作された作品には何となくリアリティーが実感出来ないので、シラケテしまうタイプの人間なので、結果次回作公開時迄に前作を記憶にしっかりと留めて置く事が出来ないのだ。
私は世代的には「スターウォーズ」大好き世代なのだが、それすら好きにはなれない。
しかし、本作はどうした事か、2時間以上のこの長編である作品を良く飽きもせずに、何故か楽しく観られた珍しい作品だった。
だが一言だけ苦言を呈するなら、どうしても必ずラブストーリーの要素を無理矢理押し込めると言う点が何だかアドベンチャー作品としての全体のテンポやカラーを失速させてしまう様で、道が逸れる感じがして馴染めないのだが、他の人は気にならずに観る事が出来たのだろうか?
そして今回は、この映画をシリーズとして考え無くても単体の映画として観てもそんなに理解不能な作品では無い点も良い点だったと思うのだが、どうなのだろうか?
予想はしていたがこのラストはちょっと頂けない!
前篇後編と続けて上映される場合はこれでも問題はないだろうけれど、次回作完成迄に時間が有る場合は、この切り方は不親切な気がするが、この方が次回作への期待値が上昇するのだろうか?
なんだかんだと文句ばかり記載してしまったけれども、本当は結構この作品楽しめたので好きなのだけれど、普段はこの手の作品に惚れ込まないたちだからこそ、逆に楽しむ事が出来たのかも知れない。だが「ロード・オブザ・リング」や「ホビット」の前作を観ている人達にはやはり見逃して欲しく無い作品だよね!!?
単体で見るとわかりづらい
アクション!!!!
ホビット
わーい!
面白かったです。
LOTRシリーズはあまり好きではない私が、
作品世界にどっぷりと浸かり、時間を忘れて
見入ってしまい、気が付いたら上映終了してました。
こういう体験ができる映画って、なかなかありませんね。
劇場でみてよかったあと、素直に思いました。
1作目「思いがけない~」はまさに序章にすぎなく、
2,3作目にこの物語の面白さがすべて凝縮されていると思います。
(3作目未公開ですが、期待込めて断言します)
ただ残念なのは、戦闘シーンや登場人物の激しい動きなどが、
目が追いつかないように感じてしまうことです。
これはHFR(ハイフレームレート)やIMAXで解消してるのかな?
もう一度劇場行ってみたいと思います。
シリーズ好きな人も、未見の人も、
必ず1作目を観たうえで鑑賞くださいませ。
早く続きが見たあああああい\(^o^)/
いいね
最終章へアクセル全開! 究極のアドベンチャー体験!!
いやいや、いやいやいや、
こんなに短い160分間ってあるだろうか?
ブッ飛ばしている。フルスロットルでブッ飛ばしている。
隅から隅までムチャクチャ楽しかった!
これが、これこそが『アドベンチャー超大作』だ!!
* * *
今回は前作よりアクション大増量。
そして新たな舞台、新たなキャラクターも満載だ。
エルフの中でも特に冷たく不穏なエルフ王スランドゥイル。
若さ故か、前3部作と異なり烈しさを感じさせるレゴラス。
凛とした強さと優しさで魅せる近衛隊長タウリエル。
アゾグの後釜として登場する醜悪なオーク・ボルグ。
一見粗野だが意外なバックグラウンドを持つ謎の船頭バルド。
主役だってもちろん頑張ってますよ。
ビルボは前作以上に頼りがいがあるし、ドワーフ達
(特にご意見番バーリン)の信頼も深まってきた。
逆に心配なのは旅のリーダー・トーリン。
今回の彼は王国の再建に躍起になりすぎていて、
冷徹な面や軽率な行動ばかりが印象に残る。
次作では自分の決断を大いに後悔する瞬間が
訪れるのでは……。王様、これから大丈夫かい?
そして忘れちゃいけない、暴竜スマウグの登場!
スマウグは単なる怪物と違い、人並みに知恵が回り、
相手の弱みにつけこむ術も知っている。
その上、絶望的なくらいにデカいし堅いし強い。
おまけにナパーム弾みたいな炎まで吐くんだから
どうやって退治しろっつうのよってレベル。
* * *
クライマックス、スマウグVS旅の一同の大バトル。
上へ下へと必死に逃げ惑いながらチームプレーで
一矢報いる展開に燃える燃える!
さらに、物語中盤のタルに入っての激流下り--
これはもう間違いなく、ここ1年で最も凄いアクションシーン!
アイデアとユーモア満載で描かれるエルフ/オーク/ドワーフの
大乱戦に加え、3Dでザッパザッパ飛び散る水飛沫の迫力!
待ってましたのレゴラス&タウリエルの弓捌きは
これでもかというくらいに流麗でカッコいいし、
仲間の為に漢気を発揮する熱い男キーリや、
太っちょボンブールのまさかの大活躍(笑)など、
大アクションの中でもしっかりとキャラを語る点も流石!
他にもクモ嫌いなら悶絶必至のバトルシーンやら
ガンダルフVS◯◯◯◯やら湖の町での密室格闘やら
アクションシーンの満漢全席だ。
* * *
ただ、あまりに見せ場が満載過ぎて、こっちの
体力と集中力が最後まで持たなかったのが残念(笑)。
3時間以上のエクステンデットエディションにして
インターミッション挟んだらちょうど良かったかも。
(それくらい長くてもこの出来なら喜んで観る)
また、ストーリーがテンポ良く進み、アクションシーンも
大幅増加している分、各キャラの心理描写は前作より薄めに
なってしまっている感もある。
* * *
それでも感情豊かな映画だ。
指輪への渇望と恐怖がない交ぜになっているビルボ、
ドワーフとエルフの確執、富に目が眩んだ人々の選択、
募るトーリンへの不信感……この映画には
『愉快なアドベンチャー』というだけではない深みがある。
それに、タウリエルとキーリの種族を越えた関係や、一同が
遂に“我が家”へ辿り着いた瞬間には思わず涙ぐんでしまった。
このキャラ達にいつの間にか感情移入してしまっているのだ。
* * *
「えー、ここで終わり!?」と悲鳴を上げたくなる今回の幕切れ。
三部作だから覚悟はしていたけど、まさに蛇の生殺し(笑)。
終わるのがこんなに残念な映画なんてなかなか無いよ。
あらゆる邪悪が目覚め始めた第2章。
スマウグとの戦いはこれからが佳境だし、
アーケン石が単なる財宝以上の価値がある事が分かり、
前作で登場したネクロマンサーの正体も明かされ、
いよいよ物語は中つ国全体を巻き込むスケールを匂わせてきた。
この調子なら、3作目では『二つの塔』『王の帰還』のような
大規模な戦闘シーンも観られそうだ。
トーリンも心配だし、ビルボと指輪の今後も心配……。
こんな状態で1年待ちだなんて……
もう来週あたりで3作目やってくださいよッ!!
<2014.03.01/07鑑賞>
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余談:
鑑賞環境について。
鑑賞可能な方なら、今回はHFR3D版を僕は推します。
前作のHFR3D版は『なんだかテレビっぽくてファンタジー感
が大幅に薄れてしまう』と個人的には大いに不満だったのだが、
今回のHFR3D版はそれがなぜかあまり気にならなかった。
何か調整がかかっているのかなあ。それとも劇場によって
見え方が違うのかしら。
そこが気にならなかった分、激しいアクションや暗いシーン
では、滑らかで明るいHFR3Dの方が有利であるのにも気付く。
たいていの劇場では通常の3Dは画が暗く色褪せてしまうので、
この色鮮やかな世界観を味わうにはHFR3Dが良いかと。
IMAX HFR3Dが観られる方なんて、ホントにうらやましい。
あと、東海地方だけかもしれないが、どの劇場でも、
3D字幕版はHFR3D版でしかやっていない様子。
字幕派の僕なのだが、2回目は3D吹替版で鑑賞。
吹替えもグッドでしたよ。
秀作。
前シリーズと比較されがちな作品だが、今回の作品も新シリーズとして非常に楽しめる作品に仕上がっていました。
タイトルがどうしても前作のインパクトに欠けてしまっている点に加え、それにまた3部作かという飽きにも近い関心度が興行成績に結びついているのでしょう。
前3部作で腑に落ちなかった【灰色のガンダルフ】の賢者としての才能よりも魔法の力が存分に発揮されている点が高評価。
前3部作の第1作でのエルフとドワーフの確執が今作で見事に描かれている。
CGは勿論、映像も美しかった点も高評価。アクションばかりだと低評価されている節もありますが、これがこのシリーズの真骨頂なのですよね。前3部作のエルフ族の俊敏さが滑稽なシーンもあったが、今回の作品はよりCGの完成度が上がっていたので違和感を感じるシーンも極端に減っていた。
全ては3部作の3作品目に繋げる為の映画だったのかもしれないですが、個人的には大満足でした。
ハリウッド節炸裂。
スマウグの荒らし場
待ってました、「ホビット」第2章!
当初は去年の12月公開だったのが今年の2月に延期、邦題も改変され、アレレ?と思ったが、前作が日本では今一つの成績だったので、仕切り直しという事で。
一体何処から語ったらいいのか。見所が盛り沢山!
まずは、スローテンポだった前作より遥かにテンポアップ。開幕早々、オークの猛追と巨熊の襲撃に、掴みはばっちり!
不気味な闇の森、巨大クモの魔の手…。
一難去ってまた一難。エルフに捕まるも、ビルボの機転で脱出…と思ったら、もう一難。オーク襲撃!
この件は本作の序盤〜中盤の見せ場。
再登場のレゴラスの華麗なアクションは勿論、新キャラであるエルフの女戦士、タウリエルの凛々しさに早くも惚れ惚れ。
樽に乗っての川下り、ドワーフ、エルフ、オークが入り乱れるバトルに興奮必至!
一行ははなれ山間近のさびれた港町に到着。
武器を調達する傍ら、予言を信じ、竜と因縁を持つ船頭バルドは、次作へも繋がりそう。
ある目的の為別行動を取っていたガンダルフは、あの邪悪な目とその持ち主を目撃!
ビルボも少しずつ指輪に依存し始め、「ロード〜」とのリンクも色濃くなりつつある。
ついにはなれ山に辿り着き、ビルボはアーケン石を探す任を託され、一人奥に入るが、スマウグが目を覚ます…!
今回ゴラムは居ないが、スマウグが居る!
その姿、存在感、一行の目的を見透かした語り口…これだけでも一年以上待った甲斐有り!
スマウグとのバトルは、本作最大のハイライト!
圧倒的なスケール、世界観、迫力、映像…ただの次作への橋渡しではない、映画の醍醐味と興奮に満ちた、一大冒険活劇!
ドラマも深みを増した。
ビルボは前作と比べ物にならないほど勇ましく成長。要所要所で活躍を見せる。
トーリンは奪還に執着する。
レゴラスとタウリエル、そしてキーリの匂わせる三角関係。(何故キーリだけドワーフの中で唯一イケメンなのかこれで判明(笑))
レゴラスと後の旅の仲間ギムリとの“初対面”にニヤリ。
160分、ピーター・ジャクソンはまたしても見る者を退屈させない。
今回、何処で終わるのかなと思っていたら、あんな所で!
これで後一年待てだなんて、ピーター・ジャクソンさん、そんな殺生な〜!!
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