「デヴィッド・フィンチャー監督によってダークでホラー映画に振りきったシリーズ第3弾」エイリアン3 Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
デヴィッド・フィンチャー監督によってダークでホラー映画に振りきったシリーズ第3弾
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デヴィッド・フィンチャー監督の長編劇映画デビュー作として有名なシリーズ3作め、作品の出来自体は1&2のレベルには届かずひたすらダークでサスペンスフル、ホラー映画のキャラクターの様にエイリアンを描き、やたら観客を脅かしにかかっている作りが特に違和感のある作品ではあるけど、まぁこれはこれで単体作品としては面白い
でも本作を観終わっても、なぜこの3作目を作ったのか意図がよくわからないのが正直なところ、人気にあやかって作られた続編ものということでしょうが、その域から出られないのが残念です
今回は牛(劇場公開版では犬)を媒介しエイリアンが誕生する設定と衝撃の映像が素晴らしいが、その誕生した4足歩行のエイリアンが人々を追いかけ回すシーンのCGが安っぽい映像なのが超残念なポイント
本作の舞台となるリプリーが不時着し救助される監獄惑星フィオリーナ161、そこで医師を務めるチャールズ・ダンスさん演じるクレメンズにリプリーからセックスを誘う謎の狂行があり意味不明
どうやって・いつリプリーはエイリアン クイーンを身ごもったのか?という疑問を抱えたまま終盤を迎え、リプリーが体内のエイリアンが生まれてくる前に自ら溶鉱炉に身を投じ自決する「ターミネーター2(1991)」と同じラストは衝撃の展開でした
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