劇場公開日 1992年8月22日

「是が在るからこそのフィンチャー」エイリアン3 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5是が在るからこそのフィンチャー

2020年5月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

リドリー・スコットの世界観に戻ったような、ダークな雰囲気にデヴィッド・フィンチャーらしさが垣間見れると思いきや、所々のエイリアン描写がCG?特殊効果?ジョボ過ぎる映像を見せてくれる。

前二作に敵わないどころか上回る何かは微塵も感じられずに、エイリアンと一緒で奈落の底に一直線な下回り方が目立つ、新人フィンチャーには分厚い壁が。

何が凄いって、この後に「セブン」を撮ってしまう偉業を成し遂げるフィンチャーに拍手。

撮らざるべからずな本作ではあるが、この作品があるからこその「ファイト・クラブ」かな??

万年 東一