ヘルプ 心がつなぐストーリー

ALLTIME BEST

劇場公開日:2012年3月31日

ヘルプ 心がつなぐストーリー

解説・あらすじ

1960年代の米ミシシッピを舞台に、白人女性と黒人家政婦たちの友情が旧態依然とした街を変革していく様子を描いたベストセラー小説の映画化。南部の上流階級に生まれた作家志望のスキーターは、当たり前のように黒人のメイドたちに囲まれて育ったが、大人になり白人社会に置かれたメイドたちの立場に疑問を抱きはじめる。真実を明らかにしようとメイドたちにインタビューを試みるスキーターだったが、誰もが口を閉ざすばかり。そんな中、ひとりのメイドがインタビューに応じたことから、社会全体を巻き込んだ大きな事態へと進展していく。主演はエマ・ストーンとビオラ・デイビス。監督は「ウィンターズ・ボーン」などにも出演している俳優のテイト・テイラー。第84回アカデミー賞でオクタビア・スペンサーが助演女優賞を受賞した。

2011年製作/146分/G/アメリカ
原題または英題:The Help
配給:ディズニー
劇場公開日:2012年3月31日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第84回 アカデミー賞(2012年)

受賞

助演女優賞 オクタビア・スペンサー

ノミネート

作品賞  
主演女優賞 ビオラ・デイビス
助演女優賞 ジェシカ・チャステイン

第69回 ゴールデングローブ賞(2012年)

受賞

最優秀助演女優賞 オクタビア・スペンサー

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演女優賞(ドラマ) ビオラ・デイビス
最優秀助演女優賞 ジェシカ・チャステイン
最優秀主題歌賞
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映画評論

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映画レビュー

2.0理解できない、ってここでも言うか、懲りないオレ

2012年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

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しんざん

4.0アメリカ南部の人種隔離政策を描くが重い所と笑える所も。

2025年6月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

主要登場人物のほとんどが女性で、舞台が1960年代のミシシッピなのに男性の私の心に充分に響く "お手伝いさん映画" 。2009年発売のベストセラー小説「The Help」が原作。
何人かの登場人物が一人称で語る数々のエピソードが書かれてる本らしい。
原作者の体験も一部元になっているらしく、時代を変えて脚色して描いたヒット小説を幼馴染みの映画監督に映画化権を格安であげた。

アメリカ南部の人種隔離政策を女性たちの労働面から描き、命懸けの "協力" を見せるが重圧で無くて分かりやすいキャラクターが出て、時にはコメディチックに見やすく作られている。
「白人女性が男性から差別されているが、女性はお手伝いさんを差別する事で、自分達への差別に気付いていない。」と言う町山智浩さんの意見は納得します。

第84回アカデミー賞では3部門でノミネート。
作品賞、ヴィオラ・デイヴィスの主演女優賞、ジェシカ・チャステインの助演女優賞、そしてもう1人のオクタヴィア・スペンサーが助演女優賞を受賞した。

この映画の原作者キャスリン・ストケット。
ニューヨークに住みながら雑誌出版の仕事に就き、その後9月11日の同時多発テロ後に執筆を開始。初の小説「The Help」は完成までに5年かかり、その後1000万部を売り上げニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに100週間以上掲載され、数か月でベストセラーランキングを駆け上がったらしい。
オーディオブック版でも700万部を売り上げ、ジェナ・ラミア、バーニ・ターピン、オクタヴィア・スペンサー、カサンドラ・キャンベルがナレーションを担当。オクタヴィア・スペンサーはストケットがミニーというキャラクターの元々のインスピレーションであり、映画化でもミニーを演じた。

この映画の監督。
キャスリン・ストケットの幼なじみで、同じミシシッピ州ジャクソン生まれのテイト・テイラーが脚本・監督を務めた。
この映画のハリウッドのプレミア上映時のスペシャル・ゲストは彼を育ててくれた元お手伝いさん。(すでにお婆ちゃん)
「僕を育ててくれた人で、この人の為に監督しました」とスピーチしたとか。

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ナイン・わんわん

4.0オスカー女優たちのバチバチの演技合戦

2023年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

同じ白人でも、差別というか、いじめのひどいヤツというのか、、そんなものがあったなんて驚きでした。ホワイトプアは、成り上がって金持ちと結婚したからって、普通に白人社会と付き合っていけるもんじゃないなんて。

『トムとジェリー』を見て育った世代の私にとって、黒人のメイドさんは、愛すべきキャラクターの一つのアイコンだったのですが、それが、南部の差別を象徴する職業というか、身分だったんですね。そして、彼女たちに育てられた白人の娘たちは、黒人に対して割とリベラルに接することが出来るという皮肉にも気づかされ、改めて根が深く、難しい問題なんだなと思い知りました。

そして、この映画に出演している女優たちの、バチバチの演技合戦のすごさったら、見応えありすぎて、静かな展開でも、表情一つ逃したくないと思って目が離せませんでした。オスカー級女優が、どれだけ揃っていることか。

いままで、知らなかったことが不思議なくらい。世の中には、まだまだ見たことのない、いい映画がたくさんあるんですね。

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うそつきカモメ

5.0無自覚な人たちへ

2023年11月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ