モンスターズ・ユニバーシティのレビュー・感想・評価
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マイクの努力する姿に感動
ディズニープラスで久々に鑑賞。
モンスターズインクの前日譚で、マイクとサリーの学生生活が繰り広げられます。
ピクサー作品では珍しい学園ストーリーであり、全体的にテンポよく進んでいく爽快感があって気持ちよかったです。特に、怖がらせ大会はまるでマイク達と一緒にアトラクションを体験しているかのような楽しさがありました。
この話では、マイクとサリーの出会いと苦労も描かれており、エリートコンビになるまでこんな大変な経験をしてきたことを知って驚きました。マイクは、怖くないという理由で周りから笑い者にされたにも関わらず、前向きに勉強に取り組んだだけでなく、落ちこぼれチーム「ウーズマカッパ」を支えるリーダーのような役割として行動する姿を見て、応援したくなるぐらい感動しました。
また、ランドールがサリーをライバル視するきっかけの出来事も描かれるので、このシーンを見るとモンスターズインクでなるほどと納得するようにもなりました。
この作品を見て、自分の思い通りの人生にならなくても、少しでもよい方向に行くように努力することの大切さを実感することが出来ました。
外伝・前日譚としてはそこそこ良い出来
正直メッセージ性や感動要素はほとんどありませんが、アメリカの学園ものエンターテイメントとしてはそこそこ良い出来だと思いました。序盤少しウザいサリーが等身大というか、まぁああいう学生いるよね、みたいな。
『モンスターズ・インク』の前日譚
怖さを競うモンスターの世界のスポ根。
マイクとサリーのコンビ結成秘話。
建造物や背景のリアルさは実写並み。
マイクの幼い頃が可愛かった。
クライマックス、目がギョロっとして怖い人形みたいなディテールの人間達が登場。
テンポも良く、脚本も良く、キャラクターも良くて色鮮やかで滑らかな映像で素晴らしい作品。
前作よりは面白かった
地上波で見たのかな……。
日本語吹き替えしか見てません。
前作よりは面白いなぁとは思いました。
……思いましたが、海外レビューだと軒並み低評価ですし、そもそも前作が何処が高評価なのかわからないので(技術的な面以外)、まあまあ楽しめるのでは?といった印象。
無理して見るほどではないですね。
無難にまとめたなぁ、という印象です
自分の才能を信じて疑わない青年が、初めてと言っていい挫折を味わう。
そんな残酷なテーマをさらりと扱っているのですが、お話は暗くならず、それでも周囲の優しさみたいなのは十分に伝わってくるから、本気で取り組んでいるのがよくわかります。
日本語吹き替え版で鑑賞したのですが、田中裕二さん。石塚英彦さんの続投も嬉しい限り。
前作が好きな人にはオススメです。
シンプルで見やすい
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モンスターズ・インクの前の、サリーとマイクの大学時代の話。
才能がないと学長に言われて学校をクビになった二人。
でも人を怖がらせることが出来れば復学できるチャンスを得る。
チーム戦をするとのことで寄せ集めチームで二匹は行動を共にする。
最初は個々に自己主張があってバラバラだったが次第に友情が芽生える。
そして決勝戦、大将のマイクが勝って優勝するも、それはサリーのズルだった。
怖さ測定器の設定を緩めていたのだった。それで衝突する二人。
サリーは学長に告白し、クビが確定する。
マイクは意地になり人間世界に飛び出して怖がらせようとするも失敗。
そして警察に追われるが、サリーもそこへ行き一緒に逃げる。
しかし学長が最悪の事態を考慮して人間界とのドアの電源を切る。
マイクらはもう自力で人間を怖がらせ、そのパワーで戻るしかなくなった。
そして成功、脱出。大学はクビになるが学長にはそれなりに認められる。
こうして共に社会に出て、モンスターズ・インクにつながる。
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シンプルな話で理解しやすく、おもしろかった。
前作の内容なんてほぼ覚えていないが、それでも十分楽しめる。
でも人間を怖がらせたらそのパワーでモンスター界に戻れる理屈って何?
まあそのへんは映画やし、ご都合主義でもええのかもね(場)
マイクとサリーのコンビ誕生のお話。 怖くないけど怖いもの知らず、マ...
マイクとサリーのコンビ誕生のお話。
怖くないけど怖いもの知らず、マイクの諦めずに努力する姿に元気が出る。
サリーは昔から心優しいですね。
モンスターズ・インクよりこっちの方が好きだなぁ。
前作に比べると表情などのCG技術が格段の進歩を遂げている
微妙な表情をきちんと表現できるようになったのは、素晴らしい進歩だと感じました。
前作とは格段の差。
人間の気持ちを示す表情は、きっとどこの国でも共通であり、たとえ言葉がなくても表情によってちゃんと伝わるのだということを再発見させられた点は大きかったです。
さて、ストーリーは、「人間は素質が大切です。もちろん努力も大切だけどそれでは勝てない。結局のところは持って生まれたもののほうが大きいわけよ」というスタンスでして、これって、お子さま映画として、どうよ、、、というのが唯一の感想。
あれだけ努力に努力を重ねても、結局「素質の人」の助手になるのが精一杯だったわけですから。
なお、吹き替えの皆さんはとても上手でした。
2番煎じ感は否めない
んー、何だか抑揚のない話だったな、という印象。
ヴィジュアル的には抜群なんだが、盛り上がりに欠ける話。
マイクが怖くないということを、もっと周りが口にした方が、
その後の高揚感にも繋がるのだが、
(OKチームの他のメンバーも同様に貶してもいい)
マイク、サリー、学長の内輪ネタで終わってる時点で、
這い上がり感が無い。
終盤の「這い上がり方」の方を掘り下げた方が、
よっぽど面白いのではないか、と感じてしまった。
みんな相当前作好きなんだね。
「待ってましたぁ!」感が強くて、なんだかなあって感じ。
やっぱり、田中と石塚は変えちゃダメでしょ。
吹き替えの声優で着目したいのが、柳原可奈子。
序盤の先生役で登場するのだが、もうプロの域。安定。
芸人やるよりこっちのが向いてる。
あと「RΩR」の参謀役の声優が気になる。
まさかやっつん(エレキコミック)なのか?
テーマやメッセージ性は素晴らしい、だけど…
ピクサー発の大人気アニメ『モンスターズ・インク』のプリクエル。なんと12年ぶりの新作。
名門校『モンスターズ・ユニバーシティ』を舞台に、新入生であるマイクとサリーが巻き起こす騒動と、彼らが如何にして友情を育んでいったのかを描く。
前作から引き続き、ランドール役としてスティーヴ・ブシェミが声優として参加。
新キャラクターのハードスクラブル学長を演じたのは『ナショナル・トレジャー2』『レッド』の、オスカー、エミー賞、トニー賞の三冠王を達成、さらに世界三大映画祭全てで受賞経験のあるレジェンド中のレジェンド、デイム・ヘレン・ミレン,DBE。
初見。吹き替え版での視聴。
『モンスターズ・インク』の続編、かつ前日譚の物語だが、前作を観ていなくても十分楽しめる作品になっている。
どんなに努力をしても叶うことのない夢がある。
というシビアな現実を提示しつつ、それを踏まえた上でどう行動するべきなのか、を問うテーマ性は素晴らしい。
努力を怠る天才サリーと、努力と情熱を持ちながら才能を持ち合わせていないマイク。
彼らが反発し合いながら友情を築いていく様子は感動的。
特にモンスターズ・インクに忍び込み、スター達を眺めながらトレーディング・カードの説明文を声を合わせて暗読する場面は非常に良かった。
個性を磨けば必ず輝くことができるという前向きなメッセージと、個性の尊重を主張する道徳性は大変良いと思う。
ただ、この作品はアメリカの大学の文化であるフラタニティを大きく扱っているので、それに馴染みのない私は話にのめり込めなかった。
シナリオはわかりやすいのだが、面白さに欠けるところがある様に感じた。御都合主義的というか、単調というか。
クラブの仲間達も魅力に欠ける。それぞれの描写がおざなりすぎると思う。
話の肝である怖がらせ大会も、いまいち盛り上がらない。競技の内容が適当すぎないですかね…
決勝戦の展開は好きなのだが、競技者が弄ることができるところに調整レバーつけたらいかんでしょ。
あと、学長をいい人として描こうとしてるのか悪い人に描こうとしているのかが中途半端。
学長のエゴであの2人を学部から追放して、扉を封鎖して命の危機に晒し、結局退学させるけど、なんとなくいい人っぽく締めるという、非常にキャラクターがブレブレで魅力がない。
本作には明確なヴィランが居なかったというところもお話が退屈だった要因の一つだと思う。
決して悪い映画ではない。が、面白いかと言われると、うーん…と唸ってしまう様な作品でした。
どっちから観ても楽しめる
モンスターズインクもユニバーシティも大好きッ
モンスターズインクの方を先に観ていてそっちで出てきたキャラクターとの今の関係性や小さい色々な発見を見つけながら観る事が出来て凄く面白かったけどユニバーシティからのモンスターズインクもまた違う面白さがあるかも!!
サリーとマイクは最高コンビだね!!
マイクも充分怖いよ^ ^ーーー!!!!!!!
悪いやつはいないと思わせてくれる映画
ディズニー作品は沢山観たと言うわけではないので、偏見かもしれないが、毎度誇張された悪が出てくるイメージでした、ですがこの作品にはそう言った悪役が出てきません。すべてのキャラクターに愛着が持て、作品を見終わった後も嫌な感じが残らず、すべてのキャラクターのグッズが欲しくなると思います。
また、前作では、単なる追いかけっこがメインでしたが、今作ではモンスターの個性を生かした見所も沢山ありとても楽しめました
Dは大嫌いだがピクサーの魅力の前では屈せざるをえない。
キー悔しいー!
前作が傑作だったのは覚えているが、細かいことは忘れていたもののほぼ問題なし。主役二人は安定の演技だが、さらにブシェミにヘレン・ミレン様とは悶絶死ぬわ。
ストーリーのブリッジ部分の見せ方とか本当にうまいなあ。
パーティでのあれはやっぱりパロディなのか?
努力だけではどうにもならないディズニー映画があるとは
総合:70点 ( ストーリー:75点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
前作のことはどんな内容だったかほぼほぼ忘れて鑑賞。
前回は子供を驚かす話だったと思うが、今回は時間を巻き戻して学生時代のこと。寮生活の描写があったり学生会があったり大学がいかにも本当のアメリカの大学生活という感じで面白かった。そして学長の一存で不当な扱いを受けて、それをはねのけるために正攻法の努力だけでは駄目なことに気が付き競技会で頑張りながら成長していく姿は、いかにもこの手の作品にありきたりだけどやはり悪くない。
だがこの作品はそれだけではなかった。めでたしめでたしで終わったかと思いきや、その後の意外な展開には驚いたと同時に気に入った。人生って目標に向かって一生懸命努力するだけではどうにもならないことってあるよなと、ほろ苦さの中でもくじけず生きるマイクの姿が印象に残った。それでも最低線から再出発する二人は、会社でもやっぱり持ち前の性格で努力し続けたんだろうと応援したくなる。
だがこの作品、学長の存在が気に入らない。そしてその学長の扱いが結末で中途半端なままになっているのも気に入らない。そこで少し減点。
子供向けのフリをしたオールドファッションのスポ根ドラマ
サリーとマイクのプリクェルということは承知していましたが、まさかこんなストレートな学園スポ根ドラマをブチ込んでくるとは!『カーズ2』を『007は二度死ぬ』オマージュでパンパンのスパイアクションにしてのけたピクサーですからこれくらいは当然ですかね。
怖がらせ屋になることを夢見て努力の末モンスターズユニバーシティに入学してくるマイクと、伝説の怖がらせ屋を父に持つサラブレッドのサリーはさながら『リングにかけろ』の竜児と剣崎。名誉挽回の為に参加することにした校内怖がらせ大会で組むチームが劣等生の集まりで・・・っというのも『リンかけ』、この序盤から畳みかける昭和のジャンプ臭がスゴイ。昭和の話なのでサリー達がライバル達に浴びせられる洗礼が当然アレなのがライバルチームの女子リーダーの名前で解るという仕掛けもアラフィフ泣かせ。
もう終わり?っていうところからもう一度捻るストーリーの巧みさ、実は12年前ほとんど同時期に全米で封切りされていたくだらない某シリーズを実に巧妙にコケにしているシャレのキツさも痛快。こちらの期待を軽々と超えた傑作でした。
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