「伝説は真実に満ちた教訓」メリダとおそろしの森 tさんの映画レビュー(感想・評価)
伝説は真実に満ちた教訓
メリダとおそろしの森
伝説は真実に満ちた教訓
昨今、下らない自己啓発本に踊らされ、自意識と金欲の過剰な大馬鹿野郎が増えており、こいつらは宗教、伝説、神話と言ったものを馬鹿にしている。
がしかし実際には、宗教、伝説、神話を本当に信じている人など、昔から殆どいない。これらはかつて、単なる教訓であったに過ぎない。つまり、宗教、伝説、神話は、昔の自己啓発本のようなものであったのだ。
現在の自己啓発本を読むと、結局のところ、昔からある宗教、伝説、神話から得られる教訓を部分的に切り抜いて羅列しているだけだ(特許まで取得する図々しい輩まで存在する)。
当然、そんな自己啓発本には文脈が存在しない。どんな人がその本を書いているかなど全く気にせず、何故その本を書いたかなど全く気にせず、何故その教訓を得たかなど全く気にせず、ただ羅列してある言葉を丸暗記し、読者は悦に浸り、特に何も実践することなく、3日後には忘れている。
教訓は、分かり易ければ良いというものではない。何故なら、本当の意味を理解し、心に残らなければ意味がないからである。だから昔の人は、教訓に文脈を与え、宗教、伝説、神話として伝えることで、人々の心に残るようにした。
宗教、伝説、神話は決して馬鹿にしてはならない。
・・・・・・・・・・え?この映画の評価?
4ぐらいかな
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