「"NO MORE" いなかったニ匹目のドジョウ」ボーン・レガシー アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
"NO MORE" いなかったニ匹目のドジョウ
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1人で勝手に「ジェレミー・レナー強化月間」の第五回は「ボーン・レガシー」です。あのジェイソン・ボーン・シリーズのあからさまにニ匹目のドジョウを狙った本作なのですが、ドジョウはいなかったようです。ただ映画館で観て面白くなかったという記憶があったのですが、久しぶりに観直すとそこまで酷くはないかなとも思えます。マニラでのチェイスシーンとかけっこう好きかも。
本作のジェレミー・レナーは国家に創られた屈強なスパイの位置付けなのですが、特に演技が上手いなって事を感じる事もなく、なんというか普通でした。アクションの流れ、例えばマルタの家でのシーンは好きなのですが、演技としてみると普通ですね。
レイチェル・ワイズが相変わらず美人です。当時42歳という年齢で博士役に説得力が出てます。博士があまり若かったりするといかにも作り物っぽくなるんで、あまり好きではないんですよね。エドワート・ノートンはいったいなんだったんでしょうか?本作では回想シーン以外ではアーロンに会ってもない!冒頭のアラスカでのオスカー・アイザックのシーンも長い割に大きく物語に絡んでくる訳でもなく、ちょっと不思議でした。
というわけで色々と雑で評価が低いのも納得できる本作。最後のNo.3とか強い強いと言われてたのに追っかけ方が雑なら、やられ方も雑でしたしね。有名シリーズのスピンオフにして有名な俳優使ってる割にあまりパッとしなかったのも納得なできばえでした。
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